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「歌い出しが高音!」カンタン発声のコツ!

「歌い出しが高音!」カンタン発声のコツ!
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「歌い出しが高音!」カンタン発声のコツ!

歌い出しの一発目の高音が出しづらい……とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

今回は一発目の高音が出しづらい原因とその対処法をご紹介します。

第一声目が高音の場合

曲の最初の音や、間奏あけた一発目の音が高音の場合などに使える、高音発声のコツ!

今回は、誰でも簡単にできる、その対処法をお伝えします。

フレーズの真ん中くらいにある高音と、フレーズの最初にある高音では、どちらが出しやすいと感じますか?

恐らく、殆どの人は前者と答えると思います。

それはなぜか?

それは、あらかじめ、高音を出す準備ができるからです。

フレーズの真ん中にある高音は、声を出しながら高音に向かっていくことができるので、助走をしっかりつけられます。

そして、エネルギーがピークに達したところで、高音に向かってジャンプできる。

だから楽に声が出る。

でも、フレーズの最初に高音がある場合は、助走がつけられない。

だから高く飛ぶことが難しい。

では、どうやったら楽に高く飛べるのかというと、息を吸うタイミングにコツがあるのです!

ブレスのタイミングを変える

ズバリ!

いきなり高い音を出したい場合は、「ブレスのタイミングを、今よりも少し早めに設定する」です。

そして、ブレスをして声を出すまでの間で息を止めておく時間を作る。

息を止めておく時間といっても、一瞬です。

だいたい2秒くらいをイメージしてください(あまり長く止めていると苦しくなりますからね!

)。

その2秒が、エネルギーを溜められる、助走の変わりの役割をしてくれます。

例えばあなたは、20秒間、息を止めているとしましょう。

かなりしんどいですよね。

その後、息を吐きだしてください。

その吐き出した息の勢いは、どうですか?

「ぷはー!!」と、かなり強い勢いになると思います。

つまり、エネルギーが溜められていたので、一気に放出できるわけです。

曲の場合には、20秒間も止めることはできないので、2秒程度に設定して歌ってみると、高音の出しやすさに驚かれると思います!

ぜひ、実践してみてくださいね。

キーワードは、ブレスのタイミングを早めに設定する」です。

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