虫を歌った童謡・民謡・わらべうた
虫が主題の子供向けの楽曲を集めました。
と、言っても、みなさんの嫌いなゴ○ブリなどではなく、ちょうちょやてんとう虫、みつばちに、赤とんぼなど、愛される方の虫なのでご安心ください。
最近できた子供向けの童謡や、民謡、わらべうたなど、昔ながらのあそびうたなどさまざまです。
男の子はとくに虫好きの子が多いと思うので、教えてあげると喜ぶかもしれません。
かわいい虫のうたは幼児にも人気ですので、ぜひ覚えたいですね。
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虫を歌った童謡・民謡・わらべうた(21〜30)
故郷の空

スコットランド民謡のメロディに「鉄道唱歌」などで有名な大和田建樹の詞を乗せた唱歌です。
1888年に、大和田と奥好義が編集した唱歌集「明治唱歌 第一集」中の1篇として発表されました。
“鈴虫”の描写があります。
違う歌詞がついたものが多数存在しており、中でもドリフターズの「誰かさんと誰かさん」が有名です。
ダンゴムシコロコロ作詞作曲/新沢としひこ

小さな生き物のかわいらしい姿と動きを優しく表現した手遊び歌が、新沢としひこさんによって誕生しました。
自然の中でよく見かける小さな生き物との交流を、温かみのある歌詞とメロディで描いており、子供たちの好奇心を刺激する魅力的な作品になっています。
NHK『おかあさんといっしょ』の2024年12月の放送で取り上げられた本作は、生き物の愛らしい様子を手遊びで表現しながら楽しめる工夫が施されています。
幼稚園や保育園で活用できるほか、親子でふれあいながら自然への興味を育むツールとしても役立つでしょう。
心和む歌詞と親しみやすい曲調で、お散歩やお外遊びの楽しい思い出作りにもピッタリな1曲です。
てんとうむし作詞:清水あき/作曲:小林つや江

清水あきさんと小林つや江さんが贈る、小さな赤い昆虫を愛らしく歌った童謡です。
明るく軽快なメロディに乗せて、赤い体と黒い斑点が印象的なかわいらしい姿を優しく描写しています。
本作は、アルバム『こどものうた200』や『自然をうたおう!』そして1981年発行の『みんなのうた86曲』に収録されており、多くの子供たちに親しまれてきました。
のどかな春の日差しの中、お散歩をしながら自然と口ずさみたくなる親しみやすい曲調です。
保育園や幼稚園での音楽活動はもちろん、子供たちとご家族で春の自然を楽しむひとときにピッタリな1曲です。
みつばちのマーチ

作曲者不詳の曲に、童謡作者で児童文学作家のおうちやすゆきが詞をつけたものです。
ピアノやエレクトーンの初級の練習曲として有名です。
同じ曲が「子犬のマーチ」というタイトルで、違う歌詞で歌われることもあります。
「生きもののうた」より「序詞」「紋白蝶のうた」「鯛のうた」「毛虫のうた」「ばったのうた」

作家室生犀星の唯一の子供向け詩集「動物詩集」に、寺嶋陸也が曲をつけて児童合唱作品に仕上げたものです。
詩集は序文、〈序詩〉に続きさまざまな動物の歌72篇が収められていますが、組曲は〈序詩〉を第1曲として、8曲がおおむね春夏秋冬の順に構成されています。
音源は前半部分にあたり、この後「とんぼ」「いなご」「あひる」「雪」のうたへと続きます。
各曲は1~3分の小品で、昆虫の特徴を模したモチーフ、声部の掛け合いなどの仕掛けが楽しい一方、静ひつな表現が求められる部分もあります。
いもむしごろごろ

わらべ歌です。
歌いながら子供と一緒に左右にごろごろ転がる、赤ちゃんをひざの上に抱えてゆすったり抱き上げたりする、中腰になった子供たちが前の子につかまって行進するなど遊び方にはいろいろなバージョンがあるようです。
また、矢野顕子が歌ったものが、アルバム「東京は夜の七時」に収録されています。
みなしごハッチ

1970年のテレビアニメ「昆虫物語 みなしごハッチ」の主題歌です。
スズメバチに襲われ母と離ればなれになってしまった主人公ミツバチのハッチが、母を探して苦難の旅をするストーリーが説明され、強い印象を残しているアニメソングです。
歌っている島崎由理は、この時中学一年生でした。





