虫を歌った童謡・民謡・わらべうた
虫が主題の子供向けの楽曲を集めました。
と、言っても、みなさんの嫌いなゴ○ブリなどではなく、ちょうちょやてんとう虫、みつばちに、赤とんぼなど、愛される方の虫なのでご安心ください。
最近できた子供向けの童謡や、民謡、わらべうたなど、昔ながらのあそびうたなどさまざまです。
男の子はとくに虫好きの子が多いと思うので、教えてあげると喜ぶかもしれません。
かわいい虫のうたは幼児にも人気ですので、ぜひ覚えたいですね。
虫を歌った童謡・民謡・わらべうた(21〜40)
あおむしでたよ

作者不詳の手遊び歌です。
お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、赤ちゃんの青虫を5本の指のうちの一本で表現し、最後はちょうちょになって終わるというものです。
薬指だけを出すのが比較的難しく、同種のお遊戯の中では年長向きのものといえるでしょう。
はちはちごめんだ

わらべ歌です。
“はちさん、自分はまだ子供だから刺さないでくれ”というような意味の歌詞です。
歌い終わったら蜂役が指でほかの子供を刺すまねをし、刺された者が次の蜂になります。
「かごめかごめ」のように輪になって遊ぶ場合が多いようです。
ひらひらちょうちょ

数ある“ちょうちょう”を題材にした童謡のひとつです。
「ひらひらちょうちょうさん」「なのはなちょうちょう」「ちょうちょうさん」「まほうのちょうちょうさん」など、タイトルも似ているため、お探しの際には注意が必要です。
小鳩くるみは1950~60年代にかけて絶大な人気を誇った童謡歌手で、子役でもありました。
みつばちぶんぶん

作詞は児童文学作家で童謡詩人の小林純一、作曲は細谷一郎です。
1949年から64年までNHKラジオ第1放送で放送されていた幼児向けの歌番組「うたのおばさん」のために作られました。
小林による同名の絵本もあります。
故郷の空

スコットランド民謡のメロディに「鉄道唱歌」などで有名な大和田建樹の詞を乗せた唱歌です。
1888年に、大和田と奥好義が編集した唱歌集「明治唱歌 第一集」中の1篇として発表されました。
“鈴虫”の描写があります。
違う歌詞がついたものが多数存在しており、中でもドリフターズの「誰かさんと誰かさん」が有名です。
おわりに
さまざまな虫の歌をご紹介しました。
虫の鳴き声や羽音、名前をうまく使った歌など、楽しい歌ばかりでしたね。
ご存じの歌もあれば、はじめて聴いた曲もあったかもしれません。
虫が好きなお子さんがいる方はぜひ、親子で聴いてみてくださいね。