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【洋楽】ジャズギターの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

それほどジャズという音楽ジャンルに詳しくない方であれば、何となくピアノやサックスにトランペットなどの管楽器をイメージする人は多いのではないでしょうか。

ジャズの歴史において、ギターの立ち位置はリズムを担当する楽器であり、メインで活躍するものではなかったのですね。

ジャンゴ・ラインハルトさんやチャーリー・クリスチャンさんといった、戦前の偉大なギタリストたちの出現によってそのイメージは少しずつ変化し、50年代以降はウェス・モンゴメリーさんなどの天才がシーンを塗り替えていったのです。

今回はそんな洋楽ジャズギターの歴史に残る名盤をピックアップ、時代を問わず素晴らしいアルバムたちをご紹介します!

【洋楽】ジャズギターの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜10)

Tal

Isn’t It RomanticTal Farlow

すばらしいドライブ感を持つタル・ファーロウさん。

彼は1956年に発売されたアルバムがこちら。

彼の名前を冠したアルバムですが、これぞ彼、といった内容になっています。

動画の曲はミディアムテンポのよく知られているジャズのスタンダード・ソングですが、ゆっくりのテンポでの独特の語り口、そして倍のテンポになった時の彼ならではの速弾きも楽しめます。

ピアノとベース、ギターというドラムレスの構成ですが、タルさんのギターカッティングがドラムのブラシのような効果をかもし出しています。

Splitlife

When Will The Blues Leave?Gilad Hekselman

現代のジャズギタリストの中の重要人物の一人といえばこちらのギラッド・ヘクセルマンさんの名前があがるのではないでしょうか。

彼はイスラエル出身で、大学生の時に奨学金を受けてニューヨークに渡りました。

2006年にリリースされた彼の初のリーダーアルバムがこちらです。

ベースのジョー・マーティンさん、ドラムのアリ・ホニックさんというすばらしいメンバーとのコンテンポラリーな世界が堪能できます。

オリジナルからスタンダードソングまで幅広い選曲です。

The Genius Of The Electric Guitar

Flying HomeCharlie Christian

モダン・ジャズ・ギターの開祖といわれているチャーリー・クリスチャンさん。

彼以前はジャズ・ギターはリズムやコードを打ち出す楽器としての使い方が主でした。

こちらのアルバムは1939年から41年にかけてのベニー・グッドマン楽団での演奏を集めたものです。

この時代後、彼のスタイルはよりビバップなものになっていきます。

1941年にリリースされた『ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン』と聴き比べてみるとより面白く鑑賞できますよ。

【洋楽】ジャズギターの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)

Standards

C’est si bonBiréli Lagrène

フランスを代表するギタリストが、ビレリ・ラグレンヌさん。

彼は5歳の時からギターを即興で弾くことを覚え始め、14歳の時にはファーストアルバムをリリースしたんです。

そんな彼は、音楽史に名を残すギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトさんの演奏方法を参考にしていて、彼の再来ともいわれているんですよ。

そんな彼のアルバムの中でも、とくにオススメしたいのは、『Standards』。

このアルバムには、ジャンゴさんの曲のアレンジも収録されています。

Extrapolation

ExtrapolationJohn McLaughlin

1969年にイギリスのギタリスト、ジョン・マクラフリンさんによって発表されたアルバムがこちらです。

ジャズ・ロックの名盤といわれるこちらのアルバム、当時からするとかなり新しかったのではないでしょうか。

ジャズだけでなくクラシック、インド音楽など、いろいろなジャンルに精通していた彼の音楽は、フリージャズ、ロック、ファンクなどいろいろな要素を含んでいてどんなジャンルの人にも魅力的に映るのではないでしょうか。

Idle Moments

Idle MomentsGrant Green

Idle Moments (Rudy Van Gelder Edition / Remastered 1999)
Idle MomentsGrant Green

1980年代から流行したジャズファンクやレアグルーブで人気が再燃したギタリストといえばグラント・グリーンさんでしょう。

彼の代表的なアルバムがこちらです。

こちらのアルバムは、ギタリストのアルバムでよくみられる編成ながら、メンバーがファンキー一色とはいいがたい、テナーサックスはジョー・ヘンダーソンさん、ビブラフォンはボビー・ハッチャーソン、ピアノのデューク・ピアソンさんなどの影響もあってか、ちょっと陰のある、そして思索的なサウンドに仕上がっています。

Metal Fatigue

Metal FatigueAllan Holdsworth

アラン・ホールズワースさんは、ギタリストの中でも、かなり特殊な演奏スタイルを採用していた人物です。

彼はもともと、サックス奏者を志していたそうです。

しかし、子供の頃サックスを買う余裕のなかったアラン・ホールズワースさんは、ギターを購入しました。

しかし、当初の夢を諦められず、サックスのような演奏を意識してギターを扱うように。

その結果、唯一無二の演奏スタイルが完成したそうです。

そんな彼がリリースしたアルバムの中でも、高く評価されているのが、1985年の『Metal Fatigue』。

こちらは、80年代で最高のアルバムの一つとまで、いわれているんですよ。

ぜひ、彼の唯一無二の演奏スタイルが生み出したメロディーを聴いてみてください。