遊びや制作に何か驚きや発見を取り入れたい……そのように考えている先生はいませんか?
オススメなのが太陽の光やライトの光を活かした保育。
私たちが普段何気なく接している光も、制作に活かしたり戸外活動に取り入れたりすることで、子供たちと新しい発見ができるはず。
今回は制作のアイデアや子供たちが光を感じられるアイテムを紹介します。
感受性豊かな子供たちにとって光は自然の素材です。
子供たちからどんな感想が出てくるか楽しみですね。
また、子供たちの作った物は作品として扱うため、文中では「制作」で表記を統一しています。
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【保育】光を活かした保育のアイデア(1〜10)
光る紙コップシアター

天気が悪い日は朝から外が暗くて、気分も上がりませんよね。
そんな時には、子ども達の気分をパッと明るくさせる紙コップシアターを作ってみませんか?
紙コップシアターは壁や天井などに絵を映して遊ぶ、プロジェクターの様な制作アイデアです。
必要なものは紙コップ、ラップ、輪ゴム、そして懐中電灯などの光るものです。
まず、紙コップの底をくり抜いて、筒の状態にしておきます。
次にラップに好きなイラストを描きましょう。
映し出した時にとてもキレイなので、カラフルに仕上げるのがオススメ。
イラストが仕上がったら輪ゴムで紙コップの底にラップを固定します。
ライトで壁に向けて投影すれば、まるで映画館の様な雰囲気が楽しめますよ!
卵パックで作る光のアート

卵パックとペン、トレーシングペーパーを使って幻想的な制作をしてみましょう。
まず、卵パックを半分に切り、ペンで模様をお絵描きします。
次に厚紙とトレーシングペーパーを貼り合わせて台紙を作り、卵パックと合わせます。
台紙のほうから懐中電灯などで光を当てると、ステンドグラスや万華鏡のような神秘的な色と光が浮かび上がります。
卵パックは卵殻が触れるのでアレルギーが発症する可能性は低いですが、卵アレルギーを持っている子供がいる場合はパックを触ったことがあるか保護者に確認を取ってくださいね。
ペットボトルのスノードーム

ペットボトルを使った、スノードームの制作アイデアです。
水に光が反射すると、キラキラと宝石のようでキレイですよね。
ボトルの中に水と一緒にビーズやビー玉を閉じ込めたオリジナルのスノードームは美しく、まだ小さな子供たちにも魅力的です。
用意するものはペットボトル、保冷剤、水、カラーペン、ビーズやラメなどの飾りです。
保冷剤の中にあるジェルを少し水に溶かすことで、水にとろみがつきます。
そうすると中に入れたビーズなどがゆっくり動くので、より本格的なスノードームに仕上がりますよ!
ぜひ作ってみてくださいね。
【4歳~】光の箱を作ってみよう

光がきれいに映る不思議な箱を作ってみませんか。
まず、銀色の折り紙を短冊に切ります。
そして、輪っか状に切った牛乳パックの片面にトレーシングペーパーを貼り合わせ、底にします。
その底に銀色の折り紙を丸めて並べていきましょう。
丸める際は銀色の面を内側にします。
箱いっぱいに敷き詰めたら、上に何種類かのカラーセロファンを貼って完成です!
戸外で光の見え方を観察できるステキなアイテムです。
ぜひ作ったあとは外に出てみんなで遊んでみましょう。
クレヨンで作るステンドグラス

クレヨンとクッキングシートを使ってステンドグラス風の制作をしてみませんか?
クレヨンはあらかじめカッターで削っておき、色別に小さな容器に入れておきましょう。
次に、子供たちにクレヨンをクッキングシートに撒いてもらいます。
ある程度色が重なるようにすると仕上がりがキレイです。
そして、クッキングシートをもう1枚上から重ね、低音のアイロンを押し当てます。
子供が近づかない場所でおこなってくださいね。
クレヨンが溶けたら、用意しておいた黒画用紙の切り抜きに貼り合わせて完成です!
【2歳~】影遊び

日差しが強い日でも外で楽しめるのが影遊びです。
光が当たるところに必ず現れる影。
大人達にとっては当たり前の現象ですが、子ども達にとってはまだまだ不思議に感じられるかもしれません。
影ができる向きや、近づいたり、離れたりすることで影の大きさやくっきり具合が変わるところを観察してみましょう。
子ども達にとって、何か新しい発見があるかもしれませんよ!
ただし、暑い日には熱中症にくれぐれも気をつけながら遊んでくださいね。
お散歩に!エフェクトシート
いつもの風景がまるで別世界に!
シートを通すことによる変化を楽しめるエフェクトシートです。
100均などで手に入るプラ板を2枚用意し、1枚の上にラメやホログラムなどのキラキラした素材をのせます。
ふちに接着剤を付けてもう1枚を重ねて固定しまわりにマスキングテープを貼れば、シートの完成です!
見慣れた園庭や公園の風景も、きらめくシートをかざせばまったくの別世界に!
夢中になって太陽にかざしてしまったり、足元がおぼつかなくなってしまわないよう、持ち運ぶ際はしっかり見守ってあげましょう。






