【保育】数字で遊んで覚える!保育に活かしたいアイデア
保育のなかに学びや教育も取り入れたい先生もいますよね。
また、就学に向けて簡単な数字は覚えておいたほうがよいかもしれません。
ただ、幼稚園や保育園の子供たちにとって大切なのは遊び。
どのように数字を保育に取り入れようか悩む先生も多いでしょう。
そこで今回は遊びながら数字を覚えられる数字遊びのアイデアを紹介します。
遊びが楽しければ子供たちは自然とさまざまな物事を吸収していきますよね。
ぜひ数字遊びを取り入れて、楽しく数字を覚えましょう。
もくじ
【保育】数字で遊んで覚える!保育に活かしたいアイデア
数字つりゲーム

魚釣り遊びに数字を取り入れてみましょう。
数字を書いた丸シールなどを貼り付けた魚を作り、「1の魚はどこかな〜?」と声を掛けながら釣ってもらいます。
みんなで数唱しながら順番に釣ったり、数字の形を教えながら釣ってみてください。
同じ数字を複数用意して、その数字の魚だけ探して釣ってもらっても良いですね。
なかなか釣る魚が分からない時は、色など他の特徴で釣る魚を教えてあげましょう。
魚釣りは子供が大好きな遊びなので、楽しく数字を覚えられるでしょう。
すうじのうた作詞:夢虹二/作曲:小谷肇

NHKの幼児番組『おかあさんといっしょ』でも歌われている『すうじのうた』です。
数字の形から連想される、生きものやおもちゃなどが歌詞になっています。
例えば数字の2なら「あひる」、3なら「耳」といった感じですね。
どれも子供の身近にあるものが取り上げられているので覚えやすく、歌いながら楽しく数字に触れられますよ。
えんぴつを持てる年齢の子なら、歌いながら数字を書いてみるのも良いのではないでしょうか。
この歌では、1〜10までの数字が出てきます。
くらべっこ

数のくらべっこをしてみましょう!
複数あるもの……、例えばペットボトルキャップや洗濯バサミ、靴下、クリップを用意します。
「せーの」の合図でそれらを自分のお皿に取り、取れたら手で隠して、どちらが多く取れたか確認してみましょう。
どうしてそう思うのかを聞いてみたり、最後は玉入れのように一つずつ数えてみても良いですね。
見た目で多い少ないが分かりので子どもにも理解しやすく、数を一緒に数えることで数字の大きさの理解にもつながりますよ。
【手遊び歌】5つのメロンパン

メロンパンを使って楽しく数を数えられる手遊び歌です。
右手で数字を作り、左手でメロンパンを買いに来る人を表現します。
人が来るたびに右の手の指を折っていき「あと4つ」「あと3つ」と、数字を減らしていきましょう。
この歌で遊べば、1〜5の数字に触れられますし、5より4の数字が小さいという数字の大小、メロンパンが減ることで量の多少も感じられますよ。
小学生で習う引き算の練習にもなるので、ぜひ楽しく歌って遊んでみてくださいね。
【手遊び歌】いっぴきおばけ

子供たちが大好きなおばけの遊び歌を紹介します。
こちらは歌詞が繰り返されるたびにおばけが1匹ずつ増えていき、手、足、頭と揺らす場所も増えていきます。
おばけが5匹になったらおどかしに来るというのも、ドキドキ感があって子供が喜んでくれそうですね。
こちらはハロウィンにも使える歌なので、歌いながらおばけに仮装した子供が1人ずつ増えていくダンスなども楽しそうです。
体を動かして楽しみながら、1〜5の数字を覚えてみてください。
卵パックころころ

こちらは、数字の形を覚えられる遊びですね。
教材は、卵のパックを使って作ります。
まず卵のパックの仕切りごとに1〜10の数字を書いた画用紙を貼り付けます。
数字ごとに色を変えると、これから数字を覚える子にフォローがしやすくなりますよ。
紙を丸めて小さめのボールを作り、テープで止めたらパックに入れます。
ビー玉で代用してもOK。
卵のパックが開かないようテープで貼り付けたら完成です。
まずは数字に慣れるためにもいくつか作って、子供たちには自由に遊んでもらいましょう。