【保育】数字で遊んで覚える!保育に活かしたいアイデア
保育のなかに学びや教育も取り入れたい先生もいますよね。
また、就学に向けて簡単な数字は覚えておいたほうがよいかもしれません。
ただ、幼稚園や保育園の子供たちにとって大切なのは遊び。
どのように数字を保育に取り入れようか悩む先生も多いでしょう。
そこで今回は遊びながら数字を覚えられる数字遊びのアイデアを紹介します。
遊びが楽しければ子供たちは自然とさまざまな物事を吸収していきますよね。
ぜひ数字遊びを取り入れて、楽しく数字を覚えましょう。
【保育】数字で遊んで覚える!保育に活かしたいアイデア(1〜10)
かずあそび

どんぐりを使って、数字を数えてみましょう。
まずはじゃんけんして、勝った人、あいこの場合はどんぐりを1つずつ自分のお皿に乗せていきます。
全てのどんぐりがなくなったら、1つずつ一緒にどんぐりを数えていきましょう。
お互いにどんぐりをタテに並べて数えると、数の多少や同量といった概念が伝わりやすいですよ。
また、5や10を一つのまとまりとして数えるのも、単位という概念に触れられる機会になります。
遊びながら、いろいろな数え方を試してみてくださいね。
お箸つかみゲーム

4〜5歳児さん向けに、数字を楽しく覚えられるゲーム「おはしつかみゲーム」を紹介します。
こちらは制限時間内に、小さなボールをいくつおはしで運べるかを競います。
最後にボールを数えるので数字に触れる機会になりますし、勝ちたいと思ったら、相手がどのくらいボールを運んでいるのか気になりますよね。
その時に自分と相手のボールの量を見比べたり、あとどのくらい運べば勝てるかなど、数の多い、少ないを感じるきっかけになる楽しいゲームです。
すうじならべかえゲーム

トランプを使って数字の並べ替えゲームをしてみましょう。
数字の一番小さいトランプを左、大きい数字のトランプが右になるように並べ変える遊びです。
トランプはさまざまな種類がありますが、動物や人気キャラクターなど、子供が喜ぶ絵柄のトランプを使うのがオススメです。
数字に合う数の絵柄が描かれているものだとより良いですね。
例えば、3の数字に3匹のうさぎが描かれたトランプなどです。
このゲームは、最初は2,3枚からはじめ、慣れたら枚数を増やしていきましょう。
【保育】数字で遊んで覚える!保育に活かしたいアイデア(11〜20)
【手遊び歌】大きくなったらなんになる

指で数字を作って遊ぶ、手遊び歌です。
この歌は、指の形によって「お医者さん」「床屋さん」などいろいろな職業になれるので、子供たちも楽しみながら数字を覚えられますよ。
数字に合わせた職業はアレンジ可能なので、子供たちと一緒に考えてみるのも楽しそうですね。
この歌で1〜5の数字を指で作れたら、年齢を聞かれた時にも役立ちそう。
指で数字が作れるようになったら、数字の多少の概念や数唱を指を使って教えてあげましょう。
数字/数量合わせ

トランプとブロックを使った、数量合わせの遊びです。
ブロックは大きすぎない、つなげて遊べるものを用意してくださいね。
形は同じか、似ている形のものが良いでしょう。
ブロックとトランプが用意できたら、トランプの数字と同じ数のブロックをつなげていきます。
数字が大きいとブロックも高くなる、大きくなるということを知ってもらえる遊びです。
1〜10のトランプを用意して横に並べ、ブロックもつなげて同じように並べれば、数字の大小や量の違いを感じてもらえるでしょう。
すうじビンゴ

名前の通り、数字とビンゴゲームを組み合わせた遊び「すうじビンゴ」。
まずカレンダーや時計など、身近にある数字が書かれたグッズを参考に、ペットボトルキャップを使って数字のコマを作ります。
さらに3×3のビンゴ用紙を製作し、枠の中に好きな数字を記入。
数字コマを袋に入れて、くじ引きのように取り出し、ビンゴ用紙を埋めていく、というのが遊びの流れです。
工作、ゲームを通じて数字に親しんでいくアイデアです。
「探す」「作る」「書く」など、さまざまな体験要素が組み合わさっているのがポイント!
指スマ

「指スマ」は、子供のころ、誰もが一度は遊んだことのあるゲームではないでしょうか。
道具を使わず、2人いれば遊べるので、手軽に楽しめるのが良いですよね。
体の前で手を合わせ、ぎゅっと握ってこぶしを作ります。
じゃんけんして順番を決めたら、人数×2を最大値として、数字を1人1回ずつ言いながら、親指を上げましょう。
親指をまったく上げなくてもOKです。
言った数字と上がっている親指の数が合ったら、片手を下げます。
一番に両手を下げられた人の勝ちです。
4,5歳児さんにオススメしたい、自然に数字を覚えられ、また自分で数えたくなる遊びです。