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【難易度低め】易しく弾けるメンデルスゾーンのピアノ曲。おすすめのピアノ曲

ドイツのロマン派の作曲家であり、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活躍したフェリックス・メンデルスゾーン。

ヴァイオリン協奏曲やピアノ独奏曲など数々の名作を生みだしながら、ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽の復興やライプツィヒ音楽院の設立などの活動も精力的に行い、19世紀の音楽界に多大な影響を与えた人物でもあります。

本記事では、そんな偉大な作曲家メンデルスゾーンの作品の中から、比較的難易度の低いピアノ作品を厳選して紹介します。

コツコツと練習すれば必ず弾けるようになるのでぜひ最後までご覧ください!

【難易度低め】易しく弾けるメンデルスゾーンのピアノ曲。おすすめのピアノ曲(21〜30)

無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲 春の歌Felix Mendelssohn

Felix Mendelssohn – Song without words, Op. 62 No. 6 “Spring Song” [Complete] (Piano Solo)
無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲 春の歌Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ曲といえば『無言歌集』が最も有名ですが、全48曲の中でも特に知名度の高い『春の歌』の美しいメロディは多くの人が耳にしたことがあるはずです。

タイトル通り、春の訪れを告げる優しい日差しや小鳥のさえずりが聞こえてきそうな心地良い雰囲気も持つ楽曲ですし、ぜひピアノで弾いてみたいですよね。

難易度としては中級の下程度の技術を要求されるレベルではありますが、それほど長い曲ではないですし、まずはゆっくり練習して繊細なメロディラインや右手と左手が交差するような弾き方自体に慣れるように心がけてください。

特徴的なアルペジオによる装飾音は意識しすぎると変に強調されてしまいますから、なるべく自然に優しく弾いてみてくださいね。

「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15Felix Mendelssohn

Mendelssohn ‘The last rose of summer’ 夏の名残の薔薇による幻想曲 pf:Kuniko Hiraga
「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15Felix Mendelssohn

『夏の名残のばら』はアイルランドの詩人、トーマス・ムーアが1805年に書いた詩で、1813年には同国の民謡を旋律としてつけて出版された作品です。

日本では『庭の千草』という唱歌として広く紹介されていますが、クラシック音楽の分野への引用も多く行われており、中でも有名なのがメンデルスゾーンの『「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15』なのですね。

原曲のメロディを取り入れながらも、メンデルスゾーンのセンスでもってピアノ曲として見事に昇華しております。

冒頭は主題のメロディが優しく奏でられますが、中間部で突然感情がかき乱されるような、プレスト・アジタートで始まる性急な展開へと突入するさまが実にドラマチックですね。

ふとした時に主題のメロディが歌われたり、ラストで消え入るように終わる幻想的な雰囲気も素晴らしいです。

とはいえ実際に弾くとなると中級者以上の技術が求められますし、中級レベルに差し掛かった程度では正直厳しいでしょう。

右手と左手とで交互に16分音符を連打するプレスト・アジタートは、それぞれの役割をしっかり意識しながら単に音符をなぞるだけに終始しないように注意してみてください。

楽曲全体的に緩急をつけて、原曲の詩で語られるイメージも常に念頭に置くことで表現力も増しますよ。

【難易度低め】易しく弾けるメンデルスゾーンのピアノ曲。おすすめのピアノ曲(31〜40)

7つの性格的小品 Op.7 第1番 やさしく感情をこめてFelix Mendelssohn

1827年から1829年にかけて作曲されたという『7つの性格的小品』は、メンデルスゾーンの作品の中でもバッハからの影響が強く見られるピアノ曲集として知られています。

複数の異なる旋律を調和を保ちながら同時に鳴らす、いわゆる「対位法」と呼ばれる技法を駆使した作風で、右手で旋律を弾いて左手は和音で伴奏を弾くといったタイプの楽曲しか弾いたことがないという方は戸惑われるかもしれませんが、初級者ピアニストとしてこちらの『7つの性格的小品』に挑戦することでレベルアップを図れることは間違いないでしょう。

今回は全7曲のうち、比較的難易度の低いと思われる第1曲『やさしく感情をこめて』を取り上げています。

バッハ的な優雅さと物悲しさを帯びたメロディがとても美しく、しっかり弾きこなせれば古典派の醍醐味をほんの少しでも味わえるかもしれません。

先述したように、右手と左手とが独立した動きで展開していくため、初心者の方は片手だけで練習していくことも大切です。

派手さがない分、淡々と弾きすぎて地味になりすぎないように抑揚をつけてあげることにも注意してくださいね。

おわりに

癒やされるやさしい曲調が多いフェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品の中から、比較的難易度が低くチャレンジしやすい作品をご紹介しました。

特に「言葉のない歌曲」として広く知られている無言歌は、メロディーが心地よく耳に届くため、親しみやすい作品です。

他の曲も和声が複雑で音数が多い箇所や難しい箇所ももちろんあるのですが、コツコツと練習すればピアノ初心者や中級者でも弾けるようになれます!

落ち着きや品を感じさせるドイツの作曲家メンデルスゾーンのピアノ作品を楽しんでみてくださいね!