【ミッション:インポッシブル】シリーズの人気曲・挿入歌
トム・クルーズさんの大ヒット主演映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、内容の面白さもさることながら音楽のカッコ良さでも広く知られています。
作品のベースとなったテレビ・ドラマ『スパイ大作戦』において、ラロ・シフリンさんが手掛けた4分の5拍子という変拍子が印象的なテーマ曲のフレーズは、映画未見の方でも何となく耳にしたことがある、というくらいに超有名ですよね。
今回は、そんな『ミッション:インポッシブル』の各シリーズで使われた楽曲をピックアップ。
映画スコアはもちろん、エンド・ロールで流れる楽曲や印象的な場面で使われた挿入歌なども選んでいますから、映画を見た方でも新しい発見があるかもしれません!
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【ミッション:インポッシブル】シリーズの人気曲・挿入歌(11〜20)
Finale and Curtain CallJoe Kraemer

映画の終わりには絶対感動的な曲が外せないと思うのです。
この曲はまさにその役目がぴったり合う曲です。
映画の終わりって、この曲のような「ああ、終わってしまった……」という一抹の寂しさがありますよね。
とくにミッションインポッシブルが派手な音楽が多かっただけに、こういう映画のすべてを表すような曲は外せないのでしょう。
The PlotLalo Schifrin

『ミッション:インポッシブル』シリーズがもともとはテレビドラマ『スパイ大作戦』をリメイクしたもの、という事情を知らない方であれば、あの有名なメイン・テーマ曲の本来の作曲者であるラロ・シフリンさんのことは知らないかもしれませんね。
アルゼンチン出身の作曲家であり、ジャズピアニストでもあるラロ・シフリンさんはジャズ・シーンや映画音楽の分野でさまざまな名曲を手掛けた方で、テレビドラマ『スパイ大作戦』では先述したメイン・テーマ曲も含めた音楽を担当しました。
そんなシフリンさんの『スパイ大作戦』におけるスコアはいくつかの楽曲が『ミッション:インポッシブル』シリーズでも使われており、こちらの『The Plot』もその1つです。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』本編において複数の場面で使われており、60年代らしいスタイリッシュなブラス・セクションを交えたビッグバンド風のサウンドが最高にクール!
公式のサウンドトラックには含まれていないのですが、この曲にインスパイアされたスコアが数曲あることにも言及しておきましょう。
Mission: Impossible ThemeMIYAVI

2011年の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が公開された当時に、テーマ曲のアレンジ・バージョンを担当した布袋寅泰さんに続いて、ミュージシャンにとっては栄誉あるミッションを授かったのが「サムライギタリスト」ことMIYAVIさんです。
2015年にシリーズ5作目の『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』が公開された際に、日本における公式テーマ曲としてMIYAVIさんがアレンジを担当したのです。
デジタル配信のみだったのですが、要望が大きく後にCD化が実現しています。
MIYAVIさんらしいパーカッシブなギターとスリリングなストリングスとが混ざり合い、個性を爆発させた独自の世界を生み出していますね。
The ExchangeLorne Balfe

なんだかこの映画の派手なシーンを表しているような、すごくスケールの大きい曲です。
こういう音楽は絶対にアクション映画で出てくるんですが、この曲は印象的なテーマを取り入れていますよね。
そこがますますかっこいいと思いませんか?
途中、低音がうねるようなところもかっこいいです。
こんなかっこいい曲、どうやって作るのか、興味深いですよね!
DreamsThe Cranberries

全体的にさわやかなサウンドながら、通常のロックやポップスとは違う味わいのメロディ・ラインと独特の歌い回しが印象的なこちらの楽曲、1990年代の洋楽に詳しい方であれば、アイルランドが生んだ大物バンドのクランベリーズによる1993年の大ヒット曲ということはすぐに分かるでしょう。
実は『ミッション:インポッシブル』第一作目において、劇中の挿入歌として起用された楽曲でもあるのですね。
本編のラスト、主人公のイーサンと凄腕ハッカーのルーサーが乾杯するシーンにてバーからかすかに聴こえてくるBGMとして使われています。
サウンドトラックにも収録されていますが、あまり目立つ音量では流れていなかったこともあって、どこで使われていたのかなと気になっていた方も多いかもしれませんね。
余談ですが、こちらの楽曲はあの香港映画『恋する惑星』でフェイ・ウォンさんがカバーした主題歌『夢中人』としても起用されています。
Consequences of LoveDeath In Vegas

2018年公開のシリーズ6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』において、主人公のイーサンと作中の重要人物ウォーカーがクラブで人探しをしている最中に流れていた曲、と言えば本編をご覧になった方であればピンとくるはず。
パリのナイトクラブという設定ですから、やはりオシャレでクール、かつあやしさも漂わせた楽曲が流れていてほしいところですよね。
そんな場面にぴったりなこちらの楽曲は、イギリスが生んだ異才デス・イン・ヴェガスが2016年に発表した『Consequences Of Love』です。
ミニマルに展開していく、独特のサイケデリアを漂わせたエレクトロ・サウンドがたまりません。
最近映画を見て気になっていた、という方はこの曲が収録されているサウンドトラックはもちろん、デス・イン・ヴェガスのアルバム『Transmission』もぜひチェックしましょう。
【ミッション:インポッシブル】シリーズの人気曲・挿入歌(21〜30)
The PlanJoe Kraemer

Joe Kraemer作曲のThe Planという曲です。
「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」の劇中で使用された一曲です。
全体的にゆっくり展開していく楽曲となっていますが、テーマソングの混ぜ込み方が、とてもさりげなくてお上手です。
こういったミステリアスでスリリングな雰囲気の曲は、スパイ映画には必須な一曲なのではないでしょうか?





