もちつきを歌った邦楽の名曲
お正月や十五夜というとお餅を連想する方もいらっしゃると思います。
お正月は多くの家庭で鏡餅を飾ったりお餅を食べたりする機会が多いでしょうし、お月見の時期には、月でうさぎがお餅つきをしているなんてことも言われますよね!
そこでこの記事では、お餅にまつわる曲を一挙に紹介していきます!
お餅のことを歌った曲や餅つきをテーマにした手遊び歌、さらには古くから地域に根付いているお餅について歌われた民謡まで幅広く紹介していきますので、この機会にぜひ聴いてみてくださいね。
もちつきを歌った邦楽の名曲(21〜30)
福原の餅つき歌民謡

栃木県大田原市で歌われている、伝統的なもちつき歌です。
歌のリズムに合わせてもちをついていきます。
大田原市の指定無形民俗文化財に登録されています。
近場に住んでいる方なら、なじみ深い曲なのではないでしょうか。
豊島餅搗唄民謡

豊島餅搗唄は東京都豊島区の民謡です。
昭和35年頃に、民謡歌手の小沢千月さんが奥さんのおばあさんから伝え聞いた唄に歌詞をつけ次第に広まっていった、民謡としては非常に新しい作品です。
埼玉県大宮方面の『練節』が変化して伝わったとも言われています。
当時の豊島区では田んぼがなかったため、水戸や尾張、越後のもち米を使っていたとの内容も歌詞に含まれています。
民謡が生活に根付いたものであったことがよくわかりますね。
もちつきを歌った邦楽の名曲(31〜40)
十五夜さんのもちつきわらべうた

十五夜といえば中秋の名月ですが、お月見団子のほうが好きな方多いのではないすか(笑)?
この『十五夜さんの餅つき』はお餅をつくさまを、軽快に楽しく歌っているわらべうたです。
歌詞は餅をつく音にオノマトペ的な擬音が使われているので、手あそびにもってこいのわらべうたなんです。
少しなれたら速度を早めて歌って難易度をあげると、もっと楽しくなると思います。
十五夜に限らずお正月のお餅を食べる時期には聴いてみてくださいね。
上落合餅つき唄民謡

新宿区の無形民俗文化財にも認定された、上落合地区に伝わる餅つき唄です。
上落合地区でお正月用や保存用のお餅を作る際に歌われていましたが、その後は保存会によって月見岡八幡神社での毎月の餅つきの際に歌われています。
1年を無事に終えられることへの感謝の思いを中心として、地域の繁栄が続いていくことへの願い、長生きに向けての希望が表現されています。
ゆったりとした曲調で、歌詞は5番まであり、お餅のつきはじめとともに歌をはじめると、歌い終わることにはお餅がつきあがっているという仕組みです。
会津餅つき唄民謡

福島県福島市の公会堂で歌われたバージョンの、会津餅つき唄です。
いつまでももちつもたれつ暮らして、離れることのないようにということで、夫婦にもちをつかせるという風習から生まれた曲です。
民謡歌手、鈴木正夫が歌ってCD化されています。
おわりに
お餅にまつわる曲を一挙に紹介しました。
お餅つきをテーマにした手遊び歌や、古くから地域に根付いている民謡など、さまざまな曲がありましたね。
とくに手遊び歌は小さなお子さんと一緒に歌って遊ぶと楽しんでくれると思うので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね!