【1月の歌】子供に親しんでほしい童謡や手遊び歌
1月の歌と聞いて、どのような曲が思い浮かびますか?
保育の現場や学校でよく歌われているものから、日本で長く親しまれている名曲までさまざまな楽曲がありますね。
今回は1月に子供と親しみたい童謡や手遊び歌を紹介します。
どのような曲に親しんできたのかは個人差があるので、ぜひ家族や友達と話してみてくださいね。
はじめて耳にする楽曲もあるかもしれません。
次世代を生きる子供たちに伝えていきたい、世代を越えて楽しめる歌ばかりですよ。
【1月の歌】子供に親しんでほしい童謡や手遊び歌(1〜10)
1月にぴったりの童謡集。
まずは1月に聴きたい厳選の10曲を紹介していきます!
お正月や、雪遊びをするときなどにぴったりの歌ばかりです。
ぜひ親子で歌いながら、新しい1年の始まりを楽しくお祝いしてくださいね!
雪のこぼうず作詞:村山寿子/作曲:不詳

キングレコードから発売されている『ゆったり どうよう60』にも収録されている雪関連の歌。
もともとは外国の曲で、さまざまな歌詞がつけられて歌われています。
歌詞の内容は「雪のこぼうず」が空からやって来て、池に落ちて、水になって消えていったとするもの。
妖精なのかはたまた概念的な存在なのか、「雪のこぼうずって何なんだろうね?」とみんなで話をしながら歌うのも楽しそうですね。
1番、2番、3番とポーズを変えて歌えるのもオススメポイントです。
お正月作詞:東くめ/作曲:滝廉太郎

「あと何回眠るとお正月になるのかなあ」とワクワク感満載の歌詞で有名なこの曲。
作詞は童話作家の東くめさん、作曲は日本が誇る大作曲家、滝廉太郎さんです。
日本の伝統的なお正月遊びにも触れられているので、馴染みのない子供たちと一緒に歌ってどのような遊びか学んでみてはいかがでしょうか。
お正月を楽しみに待つ歌詞、ゆったりと親しみやすいメロディーは年末になると聴きたい曲ですね。
元気いっぱいに歌って楽しいお正月を迎えましょう。
北風小僧の寒太郎作詞:井出隆夫/作曲:福田和禾子

テレビドラマ『木枯し紋次郎』をヒントにして、子供向けの演歌をというコンセプトで作られたのがこちらの曲だそうです。
1974年にみんなのうたで発表された曲で、当時は堺正章さんが、1982年には北島三郎さんが歌ったリメイク版が発表されました。
ほっぺたが赤くて色白の寒太郎のかわいいアニメーションにいやされた人たちも多かったのではないでしょうか。
小学校の音楽の教科書にも何度か掲載され、幅広い世代に愛されている冬の曲といえます。
こぎつね作詞:勝承夫/作曲:ドイツ民謡

ドイツ民謡をもとにしたこの楽曲は、子供たちの心をつかむ魅力にあふれています。
かわいらしい小ぎつねが、自然の中でおしゃれを楽しむ様子が描かれており、聞いているだけで心が温かくなりますね。
1947年に文部省の教科書に収録されて以来、多くの子供たちに親しまれてきました。
歌詞は日本の四季や文化が感じられる、すてきな曲になっています。
家族で歌ったり、保育園や幼稚園で歌うのもいいですね。
子供たちに自然の美しさや、おしゃれを楽しむ心を伝えたい時にオススメです。
十二支のうた

子・丑・寅・卯……と十二支を順番に歌っていきます。
正確には「子」は「ね」なのですが、「ねえ」とリズムに乗って歌うのがコツです。
メロディがあるので子供たちもすぐに歌詞を覚えてしまうかも。
途中にパンパンと手拍子やクラップを入れて歌っても楽しめるので、お正月みんなが集まった時にワイワイ歌っても楽しい曲かもしれませんね。
子供たちと十二支に親しむ機会を作りたいときにぴったりな楽曲です。
雪のペンキ屋さん作詞:則武昭彦/作曲:安藤孝

雪が降り世界を白く染めてゆく、そのことを白いペンキで塗ったかのようだと比喩で伝えています。
雪が降ってくることを伝える擬態語、繰り返し出てくる白というキーワード、何といっても優しいメロディーは覚えて口ずさみたくなりますよ。
ぜひ大人の方にも聴いてもらいたい雪の1曲です。
簡単な振りつけをつけて踊ってもいいですね。
普通に歌っても楽しい曲なのですが、「雪のペンキ屋さんってどういうことなんだろうね?」と想像をふくらませるのもオススメですよ。
大寒小寒(おおさむこさむ)わらべうた

この歌は日本の冬の寒さを表現した、伝統的なわらべうたです。
シンプルで親しみやすいメロディーが特徴的で、子供たちが遊びながら歌うことも多く、季節の移ろいを感じ取るのにぴったりですね。
地域によって歌詞に若干の違いが見られますが、どれも冬の厳しさを伝える内容になっています。
寒い日に家族で歌ってみるのはいかがでしょうか?
体を寄せ合って歌えば、きっと心も温まりますよ。
冬の風物詩として長年親しまれてきた曲なので、世代を超えて楽しめる1曲です。