魅惑の変拍子。奇数拍子や複雑なリズムを持つ不思議な音楽
突然ですが、皆さんは「変拍子」という音楽用語をご存じでしょうか。
音楽の授業で4拍子などの概念は学んだことがあるという方はいらっしゃるとは思いますが、一般的な4拍子や3拍子とは違い5拍子や7拍子など変則的な拍子が使われていたり、一つの楽曲にいくつかの違う拍子が含まれていたりすることも含めて「変拍子」と呼ばれるのですね。
何となくマニアックなイメージもあるかもしれませんが、実は皆さんが耳にしているポップスやアニソンなどに変拍子が採用されている場合もあるのですよ。
こちらの記事では、そんな不思議な魅力のある変拍子が使われている楽曲をジャンルを問わずまとめてご紹介。
ぜひ、曲を聴きながらカウントしてみてくださいね!
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魅惑の変拍子。奇数拍子や複雑なリズムを持つ不思議な音楽(11〜20)
Wonder Woman Main ThemeHans Zimmer

DCエクステンデッド・ユニバースの象徴的な楽曲として、アマゾンの戦士の力強さと気高さを音楽で見事に表現したインストゥルメンタルです。
ティナ・グオさんのエレクトリックチェロによる印象的なリフと重厚な打楽器が織り成すサウンドは、7拍子という変則的なリズムを採用することで独特の推進力と緊張感を生み出しています。
2016年公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初登場し、その後『ワンダーウーマン』や『ワンダーウーマン 1984』でも使用され、キャラクターの一貫性を保つ重要な役割を果たしました。
本作は従来のヒーロー音楽の常識を破る試みであり、奇数拍子ならではの先の読めないビートが観客の心を掴んで離しません。
アクション映画がお好きな方や、変拍子の躍動感を体感したい方にはたまらない一曲でしょう。
The Man Who Sailed Around His SoulXTC

7拍子という複雑なリズムと哲学的な歌詞が融合した、XTCの代表的な変拍子楽曲です。
アンディ・パートリッジさんが描く自己探求の物語は、魂を航海する男の内面的な旅路を通して人間の空虚さや過ちに向き合うテーマを表現しており、深い自己反省と洞察に満ちています。
1986年にアルバム『Skylarking』に収録された本作は、当初のアコースティック・フォーク調からトッド・ラングレンのプロデュースによってビッグバンド風のジャズナンバーへと劇的に変貌、7拍子の浮遊感ある不安定さから4拍子の安定した解放感へと展開する構成が印象的です。
イギリスの音楽番組『The Tube』では『プリズナーNo.6』オマージュのプロモーションビデオも制作されました。
スパイ映画のサウンドトラックのような神秘的な雰囲気を持つ本作は、変拍子に興味のある音楽ファンや複雑なリズムの魅力を体感したい方にオススメです。
美しい鰭スピッツ

流れに逆らう強さと美しさを歌った楽曲は、7拍子の変拍子を巧みに織り込んだスピッツらしい透明感あふれる名曲です。
Aメロ部分で採用された7拍子はさりげない形で盛り込まれていますが、スピッツの高度なバンドアンサンブル能力ならではのものですし、聴き手を前へ引っ張る独特な浮遊感と緊張感を演出しています。
2023年4月に公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の主題歌として話題を集めた本作は、通算46枚目のシングルでありオリコン週間ランキング1位を獲得しました。
逆境に立ち向かう勇気や自分らしさを貫く大切さをテーマにした歌詞は、人生の転機を迎えている方や新しい挑戦を始める方におすすめの楽曲ですよ!
灰色のサーガChouCho

魔女をテーマにした幻想的な世界観を歌った透明感あふれるバラードナンバーで、ChouChoさんが作詞作曲を手掛けた意欲作です。
異国情緒漂うシタールやマンドリンを効果的に配した編曲に加え、基本となる6/8拍子にイントロやBメロでは5/8拍子を巧みに織り交ぜることで、ミステリアスで不安定な浮遊感を演出しているのが印象的ですね。
2020年10月にリリースされたシングル楽曲で、テレビアニメ『魔女の旅々』のエンディングテーマとして起用されています。
拍子の変化が生み出す予測不能なリズム展開は、まさに魔法のような不思議さを感じさせるため、ファンタジー作品が好きな方や変拍子の魅力を体感してみたい方におすすめです。
DevotionREST ASHORE

ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするマスロック・バンドの代表的な楽曲のひとつで、暗闇の中で光を求める心情や自己犠牲的な愛情をテーマとしたエモーショナルな作品です。
イントロから7拍子系の不規則なリズムで始まり、ヴァースでは4拍子に戻って歌詞を明瞭に届け、サビで再び4拍子のキャッチーなグルーヴを聴かせるという巧みな構成となっています。
2020年12月にアルバム『Psychogore』からの先行シングルとしてリリースされ、エリカ・バッツさんの情熱的なボーカルとテクニカルなギターワークが際立つ仕上がりです。
変拍子の緊張感と解放感を巧みに使い分けた楽曲で、マスロックやエモに興味のある方にぜひ聴いてもらいたい一曲ですね。
Solsbury HillPeter Gabriel

プログレッシブ・ロックの名手であるピーター・ガブリエルさんが、ジェネシス脱退後に放った初のソロ・シングルは、7/4拍子という変則的なリズムを採用した異色作です。
自身の精神的な体験をもとに書かれた楽曲で、新たな人生への旅立ちと解放感をテーマにしており、不安と期待が入り混じった心境を7拍子の独特な推進力で見事に表現しています。
1977年3月にリリースされ、イギリスで最高13位のヒットを記録した本作は、映画『バニラ・スカイ』や『ファインディング・ドリー』の予告編でも使用されました。
変拍子に興味がある方や、人生の転機を迎えている方にぜひ聴いてほしい名曲です。
魅惑の変拍子。奇数拍子や複雑なリズムを持つ不思議な音楽(21〜30)
Etricot

奇跡の変拍子バンドとして、世界的に注目されているガールズバンドtricotの4作目のシングル『E』。
もう、拍子を数えるのをあきらめてしまうぐらい、それぞれバンドメンバーがしっかりと曲を覚えて合わせているのがすごいと思います。
そこからサビの部分の4分の4拍子を聴いているとなぜかホッとしますね。
刺激的なサウンドを求める方にオススメの1曲です。