【セツナ系】あまりにも泣ける!切ないJ-POPの名曲
セツナ系のJ-POP。
切ない歌詞や曲調にキュッと胸が締めつけられますよね。
青山テルマさんの『そばにいるね』を筆頭に、主に2000年代後半~2010年代中頃までに流行していたR&Bのようなラブソングが特徴的でした。
「着うた」世代の方は、きっと懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
SNSの一般的な浸透によってそのスタイルも形を変え、今ではリリックビデオも一つの定番となり、いろいろな角度で共感できるポイントが増えてきているように感じます。
ここでは、当時流行していた懐かしい名曲や現代のセツナソングを厳選して紹介していきますね!
声にならない気持ちを代弁してくれたり、寄りそってくれる曲、感情移入が止まらなさすぎる曲がたくさんです。
心に響く切ない名曲を新しく見つけるリストとしても活用してもらえたら嬉しいです。
【セツナ系】あまりにも泣ける!切ないJ-POPの名曲(1〜10)
あいたいNEW!RADWIMPS

2021年3月にリリースされた楽曲で、東日本大震災から10年という節目に込められた思いを歌っています。
アルバム『2+0+2+1+3+1+1 = 10 years 10 songs』のラストに収められた本作は、10年間歌い続けてきたRADWIMPSだからこそ表現できた、会いたいという純粋な感情がつづられています。
会えなくなってしまった大切な人への思いが、静かで情緒的なメロディに乗せて心に染み入るバラードです。
震災でこの世を去ってしまった人への祈りだけでなく、コロナ禍での隔たりや喪失感とも重なり、誰もが抱える「会えない切なさ」を代弁してくれます。
大切な人に会えない寂しさを感じているときに、そっと寄り添ってくれる1曲です。
天国NEW!Mrs. GREEN APPLE

映画『#真相をお話しします』の主題歌として2025年5月に公開されたこの楽曲。
神聖さを感じる静かな始まりから一転、予測不能な展開を見せる構成が印象的です。
人間の持つ光と影、美しさと醜さを等しく見つめるような歌詞は、Mrs. GREEN APPLEの新たな表現の深みを感じさせます。
劇中でしか聴けないという異例のプロモーションもSNSで大きな話題となりました。
いつもの明るさとは異なる、重層的で胸を締めつけるようなメロディが、あなたの心に深く響くはずです。
ツキミソウNEW!Novelbright

かつて愛した人を忘れられず、過ぎ去った日々を思うあまり、今もその面影を追い続けてしまう、そんな切ない心情を描いた本作。
ボーカルを務める竹中雄大さんの繊細なハイトーンボイスが、別れを受け入れられない主人公の痛みを優しく包み込みます。
ピアノやストリングスを軸にした壮大なサウンドも聴きどころです。
失恋の痛みに寄り添ってほしいとき、新しい恋に踏み出せないときに聴いてみてほしい1曲です。
若者のすべてsuis from ヨルシカ

夏の終わりの物悲しい空気感と、ふとよみがえる思い出。
そんな切ない情景を見事に描き出すのが、ヨルシカのボーカル・suisさんです。
彼女が歌うフジファブリックの名曲カバーは、YouTubeショートでも感動的な動画と共に使われ、多くの人の心を揺さぶっていますね。
過ぎ去った季節ともう戻らない時間への郷愁が、suisさんの透明感あふれる歌声によって、心の奥にしまっていた記憶を呼び覚ますようです。
この楽曲は、2007年に公開されたフジファブリックの作品を、音楽プロデューサー亀田誠治さんが手がけたもので、Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』の主題歌にもなっています。
夏の終わりに昔を思い出したい時や、大切な人との別れを経験した時に聴けば、その心に優しく寄り添ってくれるのではないでしょうか。
ランデヴーシャイトープ

SNSでのバイラルヒットをきっかけに注目を集めるロックバンド、シャイトープ。
そんな彼らが2023年4月にリリースした代表曲は、失恋を経験した男性の痛切な気持ちを歌っています。
深く愛した人との別れを受け入れられず、ありえない再会を求めてしまう姿や、日常から恋人の面影が消えていく寂しさが、ボーカルの佐々木 想さんによる秀逸な言葉選びで表現されていて、共感のあまり涙してしまうかも……。
本作は2023年11月に累計再生1億回を突破したことでも知られ、アルバム『オードブル』にも収録されています。
切ない感情をあおり立てるようでいて、どこか心地よいメロディに心を預けてみてはいかがでしょうか。
涙マルシィ

夏のまぶしい日差しとは裏腹に、胸を締めつける失恋の情景を描いたラヴ・バラード。
等身大の言葉で共感を呼ぶロックバンドのマルシィが2025年8月に公開した作品です。
過去形で語られる恋の思い出と、届くことのない思いをつづった歌詞が、聴く人の心を揺さぶります。
体に残る感覚としての記憶の痛みや、開かれることのなかった未来といった巧みな比喩表現が、主人公の切実な感情を映し出し涙を誘うでしょう。
本作は、2025年11月に発売される3rdオリジナルアルバムに収録予定で、同アルバムには映画『青春ゲシュタルト崩壊』主題歌の『青空』なども収められます。
忘れられない恋の記憶に浸りたい夜に、静かに耳を傾けたくなるナンバーです。
願いfeat.YU-A(Foxxi misQ)童子-T

ヒップホップグループZINGIのメンバーとして活躍し、ソロ活動後はラップ+シンガーというスタイルを作り上げた童子-Tさん。
『願い』はソロデビュー前のYU-Aさんをフィーチャリングに迎えて「着うた」110万ダウンロードを突破したヒットナンバーです。
懐かしいですね。
聴いた瞬間に鮮明に浮かび上がるような感傷的で切ないメロディーが魅力的。
具体的なストーリーに沿ったリリックは恋をしている人はもちろん、境遇が重なる人にとってより響くものがあると思います。
すなおでいられなかった後悔や幸せだった思い出がよみがえってきては「戻りたい……」と泣けてくるのではないでしょうか!?
セツナ系の中でも際立って切なさがあふれる名曲です。





