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【イギリス・マンチェスター在住ギタリストの実践講座】ペンタトニックスケールの第一ポジションとフレーズ紹介

【イギリス・マンチェスター在住ギタリストの実践講座】ペンタトニックスケールの第一ポジションとフレーズ紹介
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【イギリス・マンチェスター在住ギタリストの実践講座】ペンタトニックスケールの第一ポジションとフレーズ紹介

ギタリストの皆さま、ペンタトニックスケールってご存じでしょうか?

今回は、ペンタトニックスケールの第一ポジションの解説とその第一ポジションで使えるスライドフレーズについて、動画と合わせて紹介していきます!

ペンタトニックスケールとは?

ペンタとはギリシャ語で数字の5を表し、トニックとは英語で「音」という意味です。

なので「ペンタトニック・スケール」って言葉を日本語でそのまま訳すと「5つの音からでき上がった音階」という意味です。

ペンタトニックスケール 第一ポジションを解説

僕のYouTube動画では、このペンタトニックスケール「第一ポジション」の解説とそのポジションで弾けるフレーズを紹介しています!

https://www.youtube.com/watch?v=i7J2iCaeCpQ

こちらは実際に動画で弾いているAmペンタトニックのTAB譜です。

Amペンタトニック。第一ポジションフレーズについて

今回のフレーズはハンマリングとスライドを連続で使ったレガートに近いシーケンス・フレーズになっています。

以下フレーズ部分を抜き出した動画とTABの音付き動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=YfbiOxaxQNk

以下フレーズのTAB譜です。

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スライドの動きやハンマリングに慣れていないと最初はとても難しいフレーズだと思います。

メトロノームやドラムマシンをはじめはゆっくりに設定して、正確な位置で弾けるまでコツコツと繰り返し練習するのが良いでしょう。

実際にフレーズを使う時の注意点

シーケンス系のフレーズは基本的に同じパターンが繰り返されます。

インパクトが強い分聴き手側にはすごく印象に残る強いフレーズです。

しかし同時にセッションなどで同じフレーズ多用しすぎると、聴き手側は「また同じフレーズを使っている」と覚えられ飽きられてしまいます。

実際に使う時のポイントとしては「ここぞ!」という時や、曲またはセッションの展開で盛り上がる終盤部分で使うことをおすすめします!

スライドに注意!

6弦、2弦、1弦の指のポジションは同じところです。

(Am:5フレットと8フレット)

しかし5弦、4弦、3弦の指のポジションはパターンが異なります。

(Am:5フレットと7フレット)

連続でスライドして駆け上がっていくフレーズなので、音を外すとフレーズとして成立しなかったりかっこ悪く聴こえてしまいます。

なるべく正確に音を外さずスライドを行ききできるように意識してください。

最後に

ペンタトニックに限らず、主にスケールのポジションは1つ覚えることで、他のルート音からはじめても形が変わらずにそのまま他のキーで応用できます。

今回はAmのキーで解説しましたが、始まる音(ルート音)を変更すれば、違うキーでこのマイナーペンタトニックやスライドフレーズを弾くことができます。

5つの音からでき上がっているスケールでも、可能性は無限大なのでどんどん使ってみてください!

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