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【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲

数ある楽器の中でも「楽器の王様」と呼ばれ、その起源はなんとギリシャ神話に登場する楽器「パン・パイプ」と言われるほどの古い歴史を持つパイプオルガン。

教会やコンサートホールに、大きな存在感を放ちながら現在も佇んでいます。

パイプオルガンの音色が持つ響きはとても神聖かつ荘厳で、手で弾く鍵盤と足で弾く鍵盤があり、さまざまな音色を組み合わせることでオーケストラのような迫力のあるサウンドを生み出せます。

今回はそんなパイプオルガンが主役の、クラシック音楽の名曲たちを一挙ご紹介します!

【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲(1〜10)

オルガン交響曲第5番Charles-Marie Widor

オルガン交響曲と聞くと、オルガンとほかの楽器が共演するようなイメージがあるかもしれませんが、オルガンだけで交響曲のような響きを生み出す曲のことを指します。

確かに手も足も使って、いろいろなパートの旋律が聴こえてきそうな曲です。

この曲を作ったシャルル=マリー・ヴィドールは先祖がオルガン職人で、なるべくしてオルガニストになったような方。

この交響曲5番の最終章はヨーロッパでは婚礼の際の音楽としても愛されています。

オルガン交響曲第8番 Finale – Tempo giustoChristoph Maria Moosmann

クリストフ・マリア・ムースマンは21世紀の現代で活躍しているドイツのオルガニスト、作曲家。

彼の演奏はロンドン、パリ、ニューヨークなどで最も高い評価を受けています。

この曲は、全6曲からなる『交響曲作品8』の最終曲で、主題が何度も繰り返されながら展開していくため、耳になじみやすい1曲となっています。

和声やリズムの進行に現代曲らしさを感じながらも、古典楽器であるパイプオルガンの美しい響きを生かしており、かっこよくも荘厳な曲に仕上がっています。

前奏曲とフーガ ハ短調 Op. 37 No. 1: FugueFelix Mendelssohn

ドイツ、ロマン派の大作曲家であるメンデルスゾーン。

彼の生涯は38年という短いものでしたが、幼少期から楽才を発揮した天才だったこともあって数多くの作品が残されています。

作曲家としてだけではなく、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活躍していました。

彼はJ.S.バッハの『マタイ受難曲』を上演することによって、それまで忘れ去られていたバッハを再発見させたというのは有名な話です。

そのバッハへの尊敬が見られるような古典的な厳格な形式の中に、ロマン派ならではの優雅さが見受けられる1曲です。

バッハの名による前奏曲とフーガFranz Liszt

Franz Liszt, Prélude et Fugue sur B.A.C.H. – Jean-Baptiste Dupont, orgue
バッハの名による前奏曲とフーガFranz Liszt

パイプオルガンの王者的存在感を放つ1曲。

荘厳な響きと神聖な雰囲気が印象的です。

フランツ・リストが1855年から1856年にかけて作曲したこの楽曲は、バッハへの敬意を込めて「BACH」の音を主題に用いています。

低音から高音まで幅広い音域を駆使し、重厚な和音やアルペジオなど、技巧的な演奏が要求されます。

オルガン版とピアノ版があり、どちらも聴きごたえ十分。

教会やコンサートホールで響き渡る圧倒的な音の波に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

クラシック音楽の魅力を存分に味わえる1曲です。

教区のためのミサ曲François Couperin

Messe a l’usage ordinaire des paroisses (Mass for the Parishes)
教区のためのミサ曲François Couperin

17世紀のフランスの作曲家。

音楽家一族の頂点に立つ人物で、「大クープラン」と呼ばれています。

彼はその生涯の中でヴェルサイユの音楽家として、フランス様式とイタリア様式の融合を試みた室内合奏曲や小規模な宗教曲、典型的なロココ様式の鍵盤音楽で傑作を残しています。

『教区のためのミサ曲』は、彼が1685年から1723年までオルガン奏者を務めたサン・ジェルヴェ聖堂のために書かれました。

17世紀フランスのオルガン・ミサ曲の代表曲として知られており、多彩で微妙な音色が印象的な1曲です。