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【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲

数ある楽器の中でも「楽器の王様」と呼ばれ、その起源はなんとギリシャ神話に登場する楽器「パン・パイプ」と言われるほどの古い歴史を持つパイプオルガン。

教会やコンサートホールに、大きな存在感を放ちながら現在も佇んでいます。

パイプオルガンの音色が持つ響きはとても神聖かつ荘厳で、手で弾く鍵盤と足で弾く鍵盤があり、さまざまな音色を組み合わせることでオーケストラのような迫力のあるサウンドを生み出せます。

今回はそんなパイプオルガンが主役の、クラシック音楽の名曲たちを一挙ご紹介します!

【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲(31〜40)

Symphony No. 3 in C Minor, Op. 78, R. 176 “Organ”: IIc. MaestosoCamille Saint-Saëns

Saint-Saëns: Symphony No. 3 in C Minor, Op. 78, R.176 – “Organ Symphony” – 1b. Poco adagio
Symphony No. 3 in C Minor, Op. 78, R. 176 "Organ": IIc. MaestosoCamille Saint-Saëns

19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの作曲家、ピアニスト、オルガニスト。

モーツァルトと並び称される神童タイプで、2歳でピアノを弾き、3歳で作曲をしたと言われています。

少年のころからさまざまな分野に興味を持ち、詩、天文学、数学、絵画などにおいては一流のレベルだったと言われています。

この曲は、グレゴリオ聖歌『ディエス・イレ=怒りの日』が全曲を統一する循環主題として使われています。

パイプオルガンとフルオーケストラがおりなす、壮大な音響が味わえる人気の作品です。

12 Pieces, Op. 59: VI. Fugue in D MajorMax Reger

マックス・レーガーはとりわけオルガン曲で名声を得た、20世紀に活躍したドイツの音楽家。

レーガーは過度の喫煙や飲酒をたしなむ豪快な人となりで、数々の逸話や笑い話が残っている。

また、約2メートルの身長と100キロをこえる体重から「ドイツ最大の音楽家」とも呼ばれている。

このフーガは、バッハのような複雑な対位法にベートーヴェンやブラームスに見られる古典派の形式と、リストやワーグナーのような拡張された和声が組み合わさって構成されており、厚みと深みのある1曲です。

おわりに

聴いているだけでなんだか厳粛な気分にさせられるパイプオルガン。

やはり「名オルガニスト」としても知られていたJ.S.バッハの作品が多く見受けられますが、他の作曲家の作品からも魅力をたっぷり感じられたのではないでしょうか。

パイプオルガンは、ぜひ実際の空間の響きとともに聴いていただきたい楽器。

機会があれば、生演奏を聴きに足を運んでみてくださいね。