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【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲

数ある楽器の中でも「楽器の王様」と呼ばれ、その起源はなんとギリシャ神話に登場する楽器「パン・パイプ」と言われるほどの古い歴史を持つパイプオルガン。

教会やコンサートホールに、大きな存在感を放ちながら現在も佇んでいます。

パイプオルガンの音色が持つ響きはとても神聖かつ荘厳で、手で弾く鍵盤と足で弾く鍵盤があり、さまざまな音色を組み合わせることでオーケストラのような迫力のあるサウンドを生み出せます。

今回はそんなパイプオルガンが主役の、クラシック音楽の名曲たちを一挙ご紹介します!

【クラシック】極上の音色、パイプオルガンの名曲&人気曲(31〜40)

Toccata [Songs of Praise theme]Stephen Cleobury

イギリスのオルガニスト兼音楽監督であったスティーブンクレオベリーさん。

37年間、世界で最も有名な合唱団の1つであるケンブリッジのキングスカレッジの合唱団の音楽監督を務め、その功績は世界中でたたえられています。

曲名にもなっている「トッカータ」とは、速いパッセージや細かな音形の変化などを伴った即興的で技巧的な鍵盤楽曲のことです。

バッハの時代からある伝統的な形式ですが、その伝統にとらわれず、まるでポップスを聴いているかのような耳なじみの良い1曲となっています。

Batalla ImperialJuan Cabanilles

17世紀のスペインのオルガニスト、作曲家であり、バレンシア聖マリア大聖堂で活躍していました。

多くの人がカバニーリェスをスペイン・バロックの偉大な作曲家と考え、時には「スペインのバッハ」と呼ばれることもあります。

カバニーリェスの作品の多くは、当時としてはヴィルトゥオーソ的、つまり超絶技巧的で先進的でした。

この『帝国の戦い』という曲も戦の激しさや勇ましさが表現されており、パイプオルガンの曲としては音数の多い正にヴィルトゥオーソ的な作品であることがわかります。

おわりに

聴いているだけでなんだか厳粛な気分にさせられるパイプオルガン。

やはり「名オルガニスト」としても知られていたJ.S.バッハの作品が多く見受けられますが、他の作曲家の作品からも魅力をたっぷり感じられたのではないでしょうか。

パイプオルガンは、ぜひ実際の空間の響きとともに聴いていただきたい楽器。

機会があれば、生演奏を聴きに足を運んでみてくださいね。