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内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲

詩を朗読するアート形態の一種であるポエトリーリーディング。

目で見てもあまりピンとこない……ということでリサーチしました!

ポエトリーリーディングの曲は、あげられることの多い不可思議/wonderboyさんの名曲『Pellicule』のように詩の朗読に重点を置いたものが多いようです。

歌というよりは「語り」のような曲にも感じられます。

ラップはリズムと韻が重視される技術面のかっこよさやフィーリングが気持ちよく、ポエトリーリーディングは共感できる日常などをテーマに、より言葉が染みこんでくる気がします。

内なる心の叫びに近いのかもしれませんね。

あなたが共感できる1曲が見つかることを願って、そんな魅惑のポエトリーリーディングの名曲を紹介していきます!

内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲(1〜10)

3020SuiseiNoboAs

現代よりはるか先の未来に向けたメッセージをつづった歌詞が印象的な、ロックバンド・SuiseiNoboAzの楽曲。

5thアルバム『3020』のタイトルトラックになっている楽曲で、楽曲構成の中で目まぐるしく顔色を変えるギターサウンド、楽曲のビートを加速させていくキャッチーなベースライン、ボーカルの空気感と呼応したタイトなドラムなど、完成度の高いロックサウンドがかっこいいナンバーですよね。

パワフルな歌声で紡がれるポエトリーリーディングは魂の叫びのような情熱を帯び、楽曲の世界観を完成させています。

3020年に生きる人たちがどんなインパクトを受けるのか楽しみな楽曲です。

独白RADWIMPS

映画音楽として発表した『前前前世』や『愛にできることはまだあるかい』などの大ヒットにより幅広い層のリスナーにその存在感を知らしめたロックバンド・RADWIMPSの楽曲。

通算14作目のシングル『シュプレヒコール』に収録された楽曲で、リフレインするピアノに乗せたポエトリーリーディングは、誰かに語りかけているような距離感を感じますよね。

楽曲が進行するにつれ絶妙なタイミングと必要最低限で奏でられるバンドサウンドが楽曲を徐々に盛り上げていく、ポエトリーリーディングのメッセージ性をより色濃く感じさせるアレンジが秀逸なナンバーです。

balloon泉まくら

泉まくら 『balloon』 (Official Music Video)
balloon泉まくら

「さみしくて 流されやすくて そしてちょっぴりエッチで ラップをしちゃう普通の女の子」をキャッチーコピーに活動する福岡県在住のヒップホップMC・泉まくらさんの楽曲。

2012年に発表されたデビューアルバム『卒業と、それまでのうとうと』に収録されている楽曲で、ポエトリーリーディングとメロディーの境目が分からなくなるほど自然に流れていく独特の浮遊感がクセになるナンバーです。

目の前の現実と心の中の影とのギャップで身動きが取れなくなっている描写は、多くの方が共感するのではないでしょうか。

誰もが持っている焦燥感を揺さぶる、思わず聴き入ってしまう楽曲です。

内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲(11〜20)

Japanese Boy□□□(クチロロ)

□□□(クチロロ)/Japanese Boy 【MV】
Japanese Boy□□□(クチロロ)

三浦康嗣さんを中心としてフレキシブルに活動している音楽グループ、□□□(クチロロ)。

タレントのいとうせいこうさんもメンバーの1人、ということでも知られています。

『Japanese Boy』は2017年にリリースされたミニアルバム『LOVE』に収録。

レトロな雰囲気を持ったバンドサウンドに、恋愛気分が高まる歌詞が印象的。

リラックスして聴けるポエトリーリーディングです。

癒やされたい気分のときにぜひとも。

世界には愛しかない欅坂46

従来のアイドルとは一線を画したメッセージ性の強い楽曲と統率されたダンスパフォーマンスで人気を博し、2020年より櫻坂46に改名して活動しているアイドルグループ・欅坂46の2作目のシングル曲。

テレビドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の主題歌として起用された楽曲で、ポエトリーリーディングを織り交ぜたAメロとキャッチーなサビのコントラストがインパクトを生み出していますよね。

疾走感のある曲調に乗せたポエトリーリーディングは、あっという間に過ぎていく時間の中で現実に流されていく若者の心情を感じるのではないでしょうか。

アイドルグループの2作目のシングル曲とは思えない、攻めた姿勢の方向性がかっこいい楽曲です。

人生という名の列車馬場俊英

馬場俊英 LIVE – 人生という名の列車 (Official Lyric Video)
人生という名の列車馬場俊英

中学生までは野球少年だったことから、野球関係の曲が多いことで知られるシンガーソングライター・馬場俊英さんの楽曲。

爽快感のある曲調に乗せたポップなメロディーと、人生で経験したことや見てきたものを時系列でつづった歌詞は、タイトルどおり人生を列車での旅にリンクさせていることが鮮明にイメージできますよね。

メロディーの中に入ってくるポエトリーリーディングが絶妙にメロディーを崩し、決して一定のリズムでは進まない人生を感じさせるナンバーです。

35才のリアル狐火

35才のリアル / 狐火 Track by PENTAXX.B.F
35才のリアル狐火

タイトル通りのリアルさに、身がつまされます。

福島県出身のシンガーソングライター狐火さんによる楽曲で、2018年にリリースされたアルバムに収録。

ヒップホップなトラックに乗せられているのは切実な思い。

自身の置かれている現状、自虐めいた感情などがぎゅうぎゅうに詰め込まれている作品です。

毎日仕事で忙しい社会人の方なら、刺さる部分が多いと思います。

「自分もまだ間に合うかもしれない」「やりたいことをやろう」そんなことを考えてしまうポエトリーリーディングです。