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内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲

詩を朗読するアート形態の一種であるポエトリーリーディング。

目で見てもあまりピンとこない……ということでリサーチしました!

ポエトリーリーディングの曲は、あげられることの多い不可思議/wonderboyさんの名曲『Pellicule』のように詩の朗読に重点を置いたものが多いようです。

歌というよりは「語り」のような曲にも感じられます。

ラップはリズムと韻が重視される技術面のかっこよさやフィーリングが気持ちよく、ポエトリーリーディングは共感できる日常などをテーマに、より言葉が染みこんでくる気がします。

内なる心の叫びに近いのかもしれませんね。

あなたが共感できる1曲が見つかることを願って、そんな魅惑のポエトリーリーディングの名曲を紹介していきます!

内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲

3020SuiseiNoboAs

現代よりはるか先の未来に向けたメッセージをつづった歌詞が印象的な、ロックバンド・SuiseiNoboAzの楽曲。

5thアルバム『3020』のタイトルトラックになっている楽曲で、楽曲構成の中で目まぐるしく顔色を変えるギターサウンド、楽曲のビートを加速させていくキャッチーなベースライン、ボーカルの空気感と呼応したタイトなドラムなど、完成度の高いロックサウンドがかっこいいナンバーですよね。

パワフルな歌声で紡がれるポエトリーリーディングは魂の叫びのような情熱を帯び、楽曲の世界観を完成させています。

3020年に生きる人たちがどんなインパクトを受けるのか楽しみな楽曲です。

HOLY DAYマヒトゥ・ザ・ピーポー

マヒトゥ・ザ・ピーポー / HOLY DAY(Official Music Video)
HOLY DAYマヒトゥ・ザ・ピーポー

2007年に大阪で結成された4人組ロックバンド・GEZANのボーカルとしても活動するマヒトゥ・ザ・ピーポーさんの楽曲。

3作目のソロアルバム『不完全なけもの』に収録された楽曲で、三拍子のリズムに乗せた徐々に盛り上がっていくバンドサウンド、ささやくようでありながらパワフルさを感じるポエトリーリーディング、美しくキャッチーなメロディーなど、あらゆる要素が絶妙に混ざったアレンジが秀逸ですよね。

後半のポエトリーリーディングが楽曲の世界観を象徴しており、メロディーでは表現できない叫びが心に突き刺さるナンバーです。

balloon泉まくら

泉まくら 『balloon』 (Official Music Video)
balloon泉まくら

「さみしくて 流されやすくて そしてちょっぴりエッチで ラップをしちゃう普通の女の子」をキャッチーコピーに活動する福岡県在住のヒップホップMC・泉まくらさんの楽曲。

2012年に発表されたデビューアルバム『卒業と、それまでのうとうと』に収録されている楽曲で、ポエトリーリーディングとメロディーの境目が分からなくなるほど自然に流れていく独特の浮遊感がクセになるナンバーです。

目の前の現実と心の中の影とのギャップで身動きが取れなくなっている描写は、多くの方が共感するのではないでしょうか。

誰もが持っている焦燥感を揺さぶる、思わず聴き入ってしまう楽曲です。

Japanese Boy□□□(クチロロ)

□□□(クチロロ)/Japanese Boy 【MV】
Japanese Boy□□□(クチロロ)

三浦康嗣さんを中心としてフレキシブルに活動している音楽グループ、□□□(クチロロ)。

タレントのいとうせいこうさんもメンバーの1人、ということでも知られています。

『Japanese Boy』は2017年にリリースされたミニアルバム『LOVE』に収録。

レトロな雰囲気を持ったバンドサウンドに、恋愛気分が高まる歌詞が印象的。

リラックスして聴けるポエトリーリーディングです。

癒やされたい気分のときにぜひとも。

独白RADWIMPS

映画音楽として発表した『前前前世』や『愛にできることはまだあるかい』などの大ヒットにより幅広い層のリスナーにその存在感を知らしめたロックバンド・RADWIMPSの楽曲。

通算14作目のシングル『シュプレヒコール』に収録された楽曲で、リフレインするピアノに乗せたポエトリーリーディングは、誰かに語りかけているような距離感を感じますよね。

楽曲が進行するにつれ絶妙なタイミングと必要最低限で奏でられるバンドサウンドが楽曲を徐々に盛り上げていく、ポエトリーリーディングのメッセージ性をより色濃く感じさせるアレンジが秀逸なナンバーです。

35才のリアル狐火

35才のリアル / 狐火 Track by PENTAXX.B.F
35才のリアル狐火

タイトル通りのリアルさに、身がつまされます。

福島県出身のシンガーソングライター狐火さんによる楽曲で、2018年にリリースされたアルバムに収録。

ヒップホップなトラックに乗せられているのは切実な思い。

自身の置かれている現状、自虐めいた感情などがぎゅうぎゅうに詰め込まれている作品です。

毎日仕事で忙しい社会人の方なら、刺さる部分が多いと思います。

「自分もまだ間に合うかもしれない」「やりたいことをやろう」そんなことを考えてしまうポエトリーリーディングです。