内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲
詩を朗読するアート形態の一種であるポエトリーリーディング。
目で見てもあまりピンとこない……ということでリサーチしました!
ポエトリーリーディングの曲は、あげられることの多い不可思議/wonderboyさんの名曲『Pellicule』のように詩の朗読に重点を置いたものが多いようです。
歌というよりは「語り」のような曲にも感じられます。
ラップはリズムと韻が重視される技術面のかっこよさやフィーリングが気持ちよく、ポエトリーリーディングは共感できる日常などをテーマに、より言葉が染みこんでくる気がします。
内なる心の叫びに近いのかもしれませんね。
あなたが共感できる1曲が見つかることを願って、そんな魅惑のポエトリーリーディングの名曲を紹介していきます!
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内なる心の叫びが響く!魅惑のポエトリーリーディングの名曲
世界には愛しかない欅坂46

従来のアイドルとは一線を画したメッセージ性の強い楽曲と統率されたダンスパフォーマンスで人気を博し、2020年より櫻坂46に改名して活動しているアイドルグループ・欅坂46の2作目のシングル曲。
テレビドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の主題歌として起用された楽曲で、ポエトリーリーディングを織り交ぜたAメロとキャッチーなサビのコントラストがインパクトを生み出していますよね。
疾走感のある曲調に乗せたポエトリーリーディングは、あっという間に過ぎていく時間の中で現実に流されていく若者の心情を感じるのではないでしょうか。
アイドルグループの2作目のシングル曲とは思えない、攻めた姿勢の方向性がかっこいい楽曲です。
人生という名の列車馬場俊英

中学生までは野球少年だったことから、野球関係の曲が多いことで知られるシンガーソングライター・馬場俊英さんの楽曲。
爽快感のある曲調に乗せたポップなメロディーと、人生で経験したことや見てきたものを時系列でつづった歌詞は、タイトルどおり人生を列車での旅にリンクさせていることが鮮明にイメージできますよね。
メロディーの中に入ってくるポエトリーリーディングが絶妙にメロディーを崩し、決して一定のリズムでは進まない人生を感じさせるナンバーです。
生きていたんだよなあいみょん

独自の目線で切り取られる言葉と、どこか懐かしい空気感の楽曲で幅広い層のリスナーから支持を集めているシンガーソングライター・あいみょんさんのメジャー1stシングル曲。
時代を感じる無機質な情景描写とSNS社会の闇、そして無力な自分を表現した心の叫びは、聴き手と世界観を共有するのに十分なイメージを作り出していますよね。
ポエトリーリーディングとメロディーを組み合わせるアレンジはどんなアーティストにとっても実験的な側面がありますが、それをメジャーデビュー曲で表現するあたりに底知れない才能を感じずにはいられませんよね。
J-POPシーンにあいみょんさんの存在を鮮烈に刻みつけた、ポエトリーリーディングの名曲です。
機械油ずっと真夜中でいいのに。

「ずとまよ」の愛称で知られ、フロントマンのACAねさんを中心に流動的なメンバーで活動する音楽ユニット・ずっと真夜中でいいのにの楽曲。
スラップを入れた特徴的なベースラインと三味線のアレンジに乗せたAメロのポエトリーリーディングが、ずとまよらしいサビでの爽快感にあふれたキャッチーなメロディーとのコントラストを作り出しています。
コミカルな歌詞と曲調がマッチした、シングル曲とは違ったずとまよの新しい魅力を発見できるナンバーです。
ぐるぐる野狐禅

シンガーソングライター・竹原ピストルさんが所属していたことでも知られ、2009年に解散してしまった2人組フォークバンド・野狐禅の6作目のシングル曲。
テレビドラマ『19borders』の主題歌に起用された楽曲で、哀愁がただようピアノの伴奏に乗せた竹原ピストルさんのエモーショナルな歌声が心に響きますよね。
切なく美しいメロディー、叙情的な歌詞、たたみかけるようなポエトリーリーディングのフレーズが楽曲に絶妙な緊張感を生み出し、繊細でありながらパワフルな空気感を作っています。
ポエトリーリーディングだからこそのメッセージ性を感じられるナンバーです。
夜鷹きのこ帝国

きのこ帝国が2013年にリリースしたアルバム『eureka』よりポエトリーリーディングを用いた『夜鷹』をピックアップ。
浮遊感漂うメロディーのなかに、普段のキュートな歌声とは違うボーカル佐藤千亜妃さんの低めの声が響き渡り、壮大な宇宙に飲み込まれていくような幻想的な世界が広がっています。
言葉のひとつひとつがはっきりと伝わってくるポエトリーリーディングだからこそ、文学的な歌詞をより深く味わえる作品となっています。