かぐや姫の物語の歌。主題歌・挿入歌
ジブリの監督といえば宮崎駿が有名ですが、それと同じぐらい評価されているのが高畑勲。
そんな彼によって作られ2013年に公開されたのが映画「かぐや姫の物語」です。
タイトルからも分かる通り、昔話「竹取物語」を題材に制作されました。
独特な絵のタッチからあふれ出るように伝わってくる感情。
高畑勲の演出力のすごさに圧倒されますよ。
今回は「かぐや姫の物語」の主題歌、挿入歌をご紹介させていただきます。
観て、聴いて、楽しんで!とにかく素晴らしい作品ですので、特に知らない、観たことないという方、ぜひ触れてみてください。
かぐや姫の物語の歌。主題歌・挿入歌(21〜30)
琴の調べ久石譲
日本の伝統楽器、琴。
そんな琴の音色を存分に楽しめるのがこちらの1曲。
琴だけで構成されたシンプルなサウンドは、キャッチーながらも和を感じるメロディと相まって耳に残ります。
音のダイナミクスや、たたみかける音階も必聴ポイント。
ぜひ、この機会に琴の音色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
新しい発見があるかも……?
生きる喜び久石譲
劇中、かぐや姫は草木や花、動物たちと切磋琢磨しながら生きていくことが生きる喜びだと感じています。
そんな彼女の気持ちがひしひしと伝わってくるのが、こちら。
とにかく幸せそうなポップサウンドは、聴いていて思わずこちらも笑顔になってしまうはず。
幸せ度を倍増させている、弾むようなリズムと、かわいらしく鳴り響く笛は必聴!
生命(いのち)久石譲
目には見ることのできない生命。
そんな生命のすばらしさがぎゅっとつまったこちら。
鼓動を刻んでいるような弾むテンポは、聴いていて踊り出したくなりませんか?
次々と喜びを運んできてくれるような陽気なメロディは、生きていること自体が素晴らしいことだ、と教えてくれます。
何かに悩んだときに、きっと新しい発見ができるオススメ曲です。
生命(いのち)の庭久石譲
劇中、かぐや姫は精神を保つために、自分の育った山を再現した庭を都につくります。
自分が育った山では、草木、花、動物たち、全ての生命が共存をしていました。
その共存こそが生きる喜びだと考えているかぐや姫は、この曲のように穏やかな気持ちだったのかもしれません。
そんな生命があふれている庭のサウンドは、全てを包み込んでしまう包容力と力強さでいっぱい。
聴けば聴くほど、奥深い1曲です。
真心久石譲
真心と聞いたら、どんなものを思像しますか?
きっと、やわらかな雰囲気をもつものではないでしょうか。
そんな心の温かくなるような、やわらかい空気が感じられるこちら。
オルガンの包み込んでくれるような音色と、高音のエレピが相性抜群です。
スローテンポのゆったり感も、聴いていてとても安心します。
この曲を聴いたら、きっと大切な人に真心をこめたくなること間違いなし。
秋の実り久石譲
秋といえば、実りの秋!
そんな豊かな秋をテーマにしているのがこちら「秋の実り」。
自然の恵みに感謝するようなスローテンポのストリングスがとってもやわらか。
途中から壮大な雰囲気になるので、どこまでも広がる実り豊かな自然を感じられます。
いろいろな音域のストリングスが重なっているので、楽器のアンサンブルも要チェックです!
絶望久石譲
かぐや姫は、劇中で悪口を言われ絶望します。
人間がどうしようもなく汚いものに染まっている気がしてしまうのです。
そんな激動シーンにぴったりなこちら。
アタック強めのピアノが、インパクト大。
不協和音のような音が、より絶望的な雰囲気をかもしだしています。
テンポ自体はスローなのですが、ゆったりとした気持ちには全くなれません……。