岡野貞一の人気曲ランキング【2025】
「ふるさと」「春が来た」「おぼろ月夜」など、日本人の心に寄り添う名曲を生み出した作曲家・岡野貞一さん。
貧しい環境で育ちながらも、音楽への情熱を胸に秘め、東京音楽学校で研鑽を積まれました。
四季折々の風景や郷愁の念を優しく描いたシンプルなメロディーは、今なお多くの人々の心を癒し続けています。
読者の皆様から寄せられた声をもとに、心に響く珠玉の作品をご紹介します。
岡野貞一の人気曲ランキング【2025】
春の小川岡野貞一16位

100年以上も前の1912年に小学生用の文部省唱歌として発表された曲がこちら。
日本に根付き、幅広い年齢層に長い年月愛されている曲です。
現在の渋谷区代々木にあるこの川のモデルとされている川のあとには『春の小川』の歌碑が建てられていますので、興味のある方は見に行かれてはいかがでしょうか。
すがすがしく懐かしいこの曲をリコーダーで演奏すれば、とてもさわやかな気分になれそうです。
輪唱で吹くのにも適している曲です。
朧月夜岡野貞一17位

日本で長く愛され続けている「朧月夜」(おぼろづきよ)もフルートの練習にぴったりです。
音の響きをしっかりと意識しながら、強弱の練習をしてみましょう。
フルートのメジャーなソロ曲よりも、フルートの音の良さがしっかりと出せる楽曲なのでていねいに仕上げてみてください。
水師営の会見岡野貞一18位

軍人同士の真摯な和解を歌い上げた名曲は、明治43年に尋常小學讀本唱歌第五學年用に収録された岡野貞一さんの作品です。
士気と武勇を称え合いながら「昨日の敵は今日の友」という深い人間愛を描く楽曲で、敵将への敬意と友情のメッセージは今なお心に響きます。
アルバム『哀しみの軍歌』にボニージャックスが収録し、アルバム『三浦洸一コレクション ~軍歌名曲集』でも取り上げられた本作は、戦跡の弾丸跡や崩れた民家といった生々しい情景描写とともに、和解と平和への願いを力強く歌い上げています。
戦争の歴史と平和の尊さを次世代に伝えたい方、そして日本の唱歌・軍歌の心に触れたい方へ、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。