人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】
その起源は1970年代と、わずか40年ほどの歴史であるにもかかわらず、現在の音楽チャートを賑わすのはもっぱらヒップホップです。
今回はこれまでの歴史を通して人気のラッパーをランキング順にご紹介します。
年代によって色がことなるのがおもしろいですよ。
人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】(1〜10)
N.Y. State of MindNas6位

ヒップホップベスト100にも選出されているのが、『N.Y. State of Mind』です。
こちらは、ナスさんが1992年にリリースした1曲。
自身のスキルを誇るような内容に仕上がっています。
しかし、ただストレートにではなく、ニューヨークの現状を例に出しながら、物語形式で歌われています。
比ゆ表現が多いので、想像力が書きたてられるのも魅力ですね。
それから、この曲のリリックは、現在の日本のヒップホップによく引用されていることも付け加えておきます。
C.R.E.A.M.Wu Tang Clan7位

現在も第一線で活躍しているヒップホップグループ、ウータンクラン。
90年代は、彼らが登場した時代でもあります。
彼らが90年代にリリースした名曲といえば、『C.R.E.A.M』です。
2000年代以降も、多くのアーティストがこの曲をカバーしていますよね。
メッセージ性の強い歌詞が受け入れられず、リリース当時は、あまり売り上げは伸びませんでした。
しかし、じょじょにヒップホップファンの間で口コミが広まり、今では誰もが知るクラシックになりました。
California Love feat. Dr. Dre2Pac8位

西海岸を象徴する楽曲といえば、2パックさんの本作をイメージする方も多いのではないでしょうか?
1995年にリリースされた本作は、非常に高い評価を世界的に受けました。
カリフォルニアの自由で楽観的な雰囲気を反映した歌詞と、強烈なシンセサウンド、力強いリズムが特徴的です。
2022年のスーパーボウルLVIのハーフタイムショーでは、Dr. DreさんとSnoop Doggさんによって披露されました。
夏のドライブやビーチ、バーベキューのBGMとして最適な一曲です。
西海岸のヒップホップを掘り下げたい方は、ぜひチェックしてみてください。
In Da Club50 Cent9位

2022年のスーパーボールで会場をわかせたことも記憶に新しい50セントさん。
彼のキャリアの語るうえで欠かせないのが『In Da Club』です。
こちらは2003年のデビューアルバムに収録された1曲で、自身のキャリアがこれから積み重ねられていくことを歌っています。
そしてリリックの通り、この曲はグラミー賞にノミネートされ、歴史的ヒットを記録しました。
ちなみに、リリックはスラングや映画ネタが含まれているので、調べてから聴くと理解しやすいです。
ScenarioA Tribe Called Quest10位

1988年に結成され、その後10年間にわたって活躍したヒップホップグループ、ア・トライブ・コールド・クエスト。
ジャズのテイストを含んだスタイルは、当初こそ「踊れないヒップホップ」として酷評されてきましたが、知名度が広がるごとにディープでノリの良いジャズ調のヒップホップを得意とするグループとして市民権を得ました。
こちらの『Scenario』はそんな彼らの名曲。
オールドスクールの熱いバイブスが感じられる名曲なので、ぜひチェックしてみてください。