人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】
その起源は1970年代と、わずか40年ほどの歴史であるにもかかわらず、現在の音楽チャートを賑わすのはもっぱらヒップホップです。
今回はこれまでの歴史を通して人気のラッパーをランキング順にご紹介します。
年代によって色がことなるのがおもしろいですよ。
人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】(21〜30)
Paid In FullEric B. & Rakim26位

韻の踏み方というのも、ヒップホップを聴くうえで注目するポイントですよね。
そこで韻の踏み方における革命を起こした曲を紹介しましょう。
それが『Paid In Full』です。
こちらは、ヒップホップデュオ、エリックB&ラキムのデビューシングル。
そのリリックは、一つのフレーズ内で韻を踏む「内部韻」を駆使したものです。
現在は日本のヒップホップでもよく使われている手法ですが、そのルーツはこの曲にあるというわけです。
What’s Luv?Fat Joe feat. Ashanti27位

メロディアスなトラックアプローチとスマートなリリックが味わい深い内容として洗練されたアーバンなサウンドを放っているファットジョーとアシャンティによるヒップホップの名曲です。
夏にもおすすめできるオシャレで透明感のあるメロディーが魅力的となっています。
They Reminisce Over YouPete Rock & CL Smooth28位

ニューヨークを代表するヒップホップ・デュオ、ピート・ロック&CL・スムース。
ゴールデン・エイジ・ラップにあたるデュオなのですが、ジャズ・ラップも得意としており、王道のラップからメロディアスなラップまでなんでもこなしてしまいます。
そんな彼らの作品のなかで、名曲として名高いのが、こちらの『They Reminisce Over You』。
ジャズの雰囲気を含んだトラックと、ゆったりとしていながらもしっかりと韻を踏むスタイルの安定感はバツグンです。
Lighters UpLil’ Kim29位
フィメールラップの礎を築いた偉大なラッパー、リル・キムさん。
いくつものヒットとシーンに与えた影響から、別名「ヒップホップの女王」と言われているラッパーで、その名に恥じない高いスキルを持っています。
そんな彼女の名曲のなかでも、特に夏と相性の良い作品が、こちらの『Lighters Up』です。
キューバンアフロやボレロをイメージさせるラテン・チックなトラックと、シンプルながらも魅力がつまっている彼女のラップが印象的な作品です。
Still Not a Player feat. JoeBig Pun30位

90年代後半に大きな衝撃を与えたイーストコーストヒップホップの金字塔的な楽曲の魅力は、ラテン系アーティストの先駆者ビッグ・パンさんが生み出した官能的な世界観にあります。
優れたリリック技術と圧倒的なフロウ、そしてR&Bシンガーのジョーさんを迎えて生まれたサウンドは多くのリスナーを魅了しました。
1998年3月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『Capital Punishment』からの第2弾シングルとして発表。
全米ビルボードHot 100で24位を記録し、ソロのラテン系ヒップホップアーティストとして、史上初のプラチナ認定という快挙を成し遂げました。
本作は深夜のドライブシーンで聴きたい一曲です。
官能的なR&Bのフレーズと巧みなラップが織りなす極上のグルーヴは、夜の街並みと完璧にマッチします。
心地よいメロディと共に、あなたの心を揺さぶることでしょう。