読書中にぴったりのBGM。集中できる静かな音楽
読書するときに、あなたは音楽を聴きますか?
アップテンポな曲や歌詞のある曲だ気になってしまう方も多いと思いますが、読書にぴったりのBGMならどうでしょうか。
この記事では、読書中にオススメのBGMをいろいろと紹介しています。
どの曲も落ち着いた雰囲気の曲で、読書の邪魔どころか、読書への集中力を高めてくれる音楽ばかりです。
静かな読書も良いけれど、たまには違う雰囲気も試したいという方はぜひ聴いてみてくださいね。
音楽によって、オシャレなカフェ、青空の下で読書している気分になりますよ!
読書中にぴったりのBGM。集中できる静かな音楽(1〜10)
群青Ayase

漫画『ブルーピリオド』にインスパイアされ、YOASOBIが制作した壮大な応援ソング。
好きなことに夢中になるからこそ感じる苦しみや葛藤、それでも自分の信じる道を進む情熱が、疾走感のあるサウンドに乗せて力強く描かれています。
2020年9月に公開されたこの楽曲は、ブルボン「アルフォートミニチョコレート」のCMソングのほか、第94回選抜高校野球大会の入場行進曲にも採用されました。
本作の持つ、背中を押してくれるようなエネルギーをピアノで表現するためには、Bメロからサビへの高揚感を大切にすることがポイント。
壮大なコーラスパートは、ペダルを効果的に使って豊かな響きを生み出すと、聴く人の心をさらに揺さぶるはずですよ。
ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」NEW!Ludwig van Beethoven

ピアノとヴァイオリンが火花を散らすように渡り合う、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの情熱的な一曲。
本作は、ベートーヴェンの作風が「英雄的」と呼ばれる中期へ移行する時期の作品ということもあり、聴く者の魂を激しく揺さぶるエネルギーに満ちているのが特徴です。
その圧倒的なドラマ性は文豪トルストイにインスピレーションを与え、同名の小説を生んだことでも知られています。
1805年に楽譜が刊行されて以来、アルバム『Beethoven Violin Concerto & Violin Sonata No. 9 ‘Kreutzer’』など数多くの録音が存在します。
集中力を極限まで高めたい時や、創造的な作業への起爆剤が欲しい時に、これほどふさわしい楽曲はないのではないでしょうか。
主よ、人の望みの喜びよNEW!J.S.Bach

「音楽の父」として知られるヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
バッハが1723年に作曲した教会カンタータ『Herz und Mund und Tat und Leben』の終曲を飾るコラールは、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この楽曲の温かくも荘厳な響きは、心からの安らぎと揺るぎない希望を感じさせますよね。
本作は結婚式などの祝祭で演奏される定番として愛され、ピアニストのマイラ・ヘスによる編曲版も広く親しまれています。
その静かで上品なハーモニーは、思考を妨げることなく、むしろ集中力をそっと高めてくれるでしょう。
勉強やデスクワークのお供に、心をクリアにしてくれるBGMとしてぜひ聴いてみてくださいね。
いのちの名前「千と千尋の神隠し」より久石譲

透き通るようなピアノの音色と、どこか懐かしい旋律に心を奪われた方も多いはず!
スタジオジブリの名作映画『千と千尋の神隠し』のテーマソングは、失われた記憶や自分の本当の姿を探し求める、切なくも温かい物語を彷彿とさせますよね。
大切な何かを思い出し、自分の居場所を見つけるようなメッセージが、静かな感動とともに伝わってきます。
この楽曲は、2001年7月に木村弓さんの歌うシングルとして世に出て、映画の感動をより深いものにしました。
本作はもともとサウンドトラック収録のインスト曲が原型です。
静かで幻想的な調べは、作業や勉強に集中したい時にぴったり。
穏やかな音の波に身を委ねれば、心が落ち着き、思考がクリアになるのではないでしょうか。
海の見える街 「魔女の宅急便」より久石譲

海辺の美しい街が目の前に広がるような、希望にあふれたメロディが印象的な久石譲さんの楽曲です。
新しい一歩を踏み出す瞬間の、期待と少しの不安が織りなす心情が、軽やかなピアノの音色で見事に描かれていますよね。
この楽曲は1989年7月公開の映画『魔女の宅急便』で、主人公が新しい街の上空を飛ぶ感動的なシーンを彩り、同年に発売された名盤『魔女の宅急便 サントラ音楽集』に収められています。
本作のどこか懐かしくも開放的な雰囲気は、作業や勉強で行き詰まった気持ちをリフレッシュさせてくれるはず。
穏やかで前向きな旋律に包まれながら、集中した豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
時には昔の話を 「紅の豚」より加藤登紀子

過ぎ去った青春の日々を懐かしむ、温かくもどこか切ない世界観が心に染みる、加藤登紀子さんが自ら作詞作曲を手がけた作品です。
見えない未来を探しながら、友と熱く語り合った情景が目に浮かぶようで、自らの思い出と重なる方も多いのではないでしょうか?
本作は1987年2月発売のアルバム『MY STORY/時には昔の話を』に収録された楽曲で、1992年公開の映画『紅の豚』のエンディングテーマとしても知られています。
映画で使われたピアノの音色が印象的なアレンジは、物語の余韻にしっとりと浸らせてくれます。
穏やかなメロディなので、作業に集中したい時のBGMとして聴いてみるのもオススメですよ!
旅の途中で「ファイナルファンタジーⅦ ピアノコレクション」植松伸夫

壮大な冒険の途上で訪れる、穏やかな街の情景が目に浮かぶ、ゲーム『FINAL FANTASY VII』からの一曲。
作曲者である植松伸夫さんが監修し、2004年5月に発売された名盤『Piano Collections FINAL FANTASY VII』に収録されています。
原曲が持つ安らぎに満ちた世界観が、ピアノソロになることで一層際立ち、どこか郷愁を誘うような繊細な響きで心に染み渡ります。
本作は、作業や勉強に没頭したい時に流すBGMとして最適!
穏やかで抒情的な旋律が、思考を邪魔することなく心を静めてくれるはずです。
物語の登場人物たちが感じたであろう束の間の平穏に包まれながら、充実した時間を過ごしてみませんか。