小学生向けの算数クイズ
小学生の算数、と言っても学年が上がるごとに難しくなり、最後は大人でもちょっとややこしく感じるような問題、登場しますよね。
しかしそれで「算数なんて嫌いだ」と思ってしまうのはもったいない。
ということでこの記事、算数があまり得意じゃないお子さんにもオススメなものをそろえています。
学校で習う計算式の問題とはちょっと違う、頭をひねって解いていくクイズ形式のものばかりなので、楽しく挑戦できるはずです。
もしかしたら苦手意識もなくなるかも。
頭の体操の一貫として、親子でチャレンジしてみるのもありですよ。
小学生向けの算数クイズ(11〜20)
発想力が試されるパズル!

このクイズは、頭のひらめきが試されるパズルです。
一見なんのマークかわからない謎のマークが3×3の9マスのうちの8マスに描かれています。
右下の1マスだけが空欄になっていて、そこにはどんなマークが入るかを答える問題。
ハートマークや丸や三角を組み合わせたもの、ローマ字のMのようなものなどさまざまでパッと見ただけでは法則がわかりませんが……。
じっくりと見ているとあることに気付くはず!
ヒントは、それぞれの図形やMを組み合わせたものと見ないこと、マスが全部で9つあることです。
中学入試では基本事項のありがちな図形問題

算数の授業でも頻繁に登場する正統派の図形問題。
縦の長さが10cmの長方形の中に扇形が2つ重なっており、2つの扇形以外の面積をア、2つの扇形が重なっている部分をイとし、アとイは同じ面積とのこと。
扇形の面積の求め方、長方形の面積の求め方を知っていれば、あとはどう計算式を組み立てていくかが正解への鍵ですね。
図形問題は面積を求める公式だけでなく、考え方が試されますのでとにかく数をこなすのがポイントでしょう!
面積の総和

2つの正三角形と1つの正方形の面積の合計を求める問題です!
算数が苦手な小学生は、図形が複数になるとそれだけで「わからない」と思ってしまいますよね。
けれど少しだけ苦手意識を落ち着けて、わかる部分の長さを考えていきましょう。
この問題でまず注目するべき点は、正三角形と正方形の組み合わせなので、すべての辺の長さは同じだということですね。
補助線なども活用して、まずは正三角形の高さと底辺の半分の長さを考えていきましょう!
無人島のリンゴ

無人島に漂着した3人がリンゴを隠したり分け合ったりするというシチュエーションの問題です。
文章が長くて、一回では理解できない人も多いと思います。
こういう複雑な問題のときは、問題のイメージ図を紙に書いておいたりすると効率的ですよ!
7つの部屋

小学校1年生から3年生を対象とした算数オリンピックの問題です。
AからGの7つの部屋に28人の子供がランダムで入室、与えられた5つの条件をもとに、どの部屋に一番多くの子供がいて、その部屋には何人いるのかを答える問題です。
一見すると大人でも考え込んでしまうような問題ですよね……。
しかし、条件を一つずつ確認して計算していけば答えは導き出されます。
計算自体はシンプルですが、考え方や条件から計算式を作り出す思考力が試されます。