心に響く、昭和の泣ける名曲
昭和の泣ける曲といえば時代を越えるような名曲も思い浮かべますよね。
この記事では昭和歌謡、ニューミュージック、フォークソングなどなど、昭和の泣ける名曲を集めました。
落ち着いたテンポの曲が多く、歌詞にじっくりと耳を傾けられるのも昭和の歌の魅力ではないでしょうか。
ジャンルや歌手の方によって特色は違うものの、じんわりと染み入るものを感じます。
定番の名曲やお別れの歌はもちろん、一味違う泣ける曲にも注目していきます。
それでは昭和の泣ける名曲を聴いていきましょう。
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心に響く、昭和の泣ける名曲(21〜30)
あゝモンテンルパの世は更けて渡辺はま子

1952年に発売されたこの曲、実は第二次世界大戦と大きな関わりがある1曲なのです。
タイトルにある「モンテンルパ」とはフィリピンの地名で、当時そこには元日本軍の兵士たちが戦犯として収容されていたのだそう。
それを知った歌手の渡辺はま子さんと兵士たちの間で交流が始まり、ある日モンテンルパに居る兵士から手紙で歌詞と楽譜が送られてきたそうで、それを音源化したのがこの曲です。
歌詞の中には日本に居る家族を思う気持ちや、日本に帰るまでなんとしても生き延びるという兵士たちの決意がつづられており、当時のどうしようもない現実を思うと涙が出てしまいますね。
ちなみにモンテンルパに収容されていた元日本軍の兵士たちはこの曲が発売された翌年に解放され、日本に帰国できたという記録が残っています。
浅草キッドビートたけし

1980年代初頭の漫才ブームでその実力と存在感を示し、現在では映画監督や俳優としてもその才能を発揮しているシンガー・ビートたけしさんの楽曲。
漫才コンビ・ツービートを結成する前の相方との記憶を描いた楽曲で、芸人としての顔の裏側にある切ないエピソードが胸に刺さりますよね。
大きな夢と現実の厳しさが伝わってくる歌詞とハスキーな歌声とのコントラストは、いつの時代にも夢を追いかけている方々から共感を集めるのではないでしょうか。
今もなおさまざまな分野で活躍するビートたけしさんの素顔に迫れる気がする、昭和という時代ならではの名曲です。
心に響く、昭和の泣ける名曲(31〜40)
ヨイトマケの唄美輪明宏

俳優、演出家、タレント、声優、コメンテーター、ナレーターなど数多くのフィールドで活躍し、その華やかなルックスから独特な存在感を示しているシンガーソングライター・美輪明宏さんの4作目のシングル曲。
旧芸名である丸山明宏名義でリリースされた楽曲で、パワフルな中に哀愁を感じさせるアレンジが強烈なインパクトとなっていますよね。
「ヨイトマケ」とはその昔、建設の現場において使われていた掛け声で、その由来を知ってから聴くとまた違ったイメージを持たれるのではないでしょうか。
美輪明宏さんの鬼気迫る歌声と表現力だからこそ成立する、1960年代に大ヒットを記録したナンバーです。
つぐないテレサ・テン

生前はもちろん逝去後も「アジアの歌姫」として広く知られている台湾出身のシンガー、テレサ・テンさんの14作目のシングル曲。
1984年に日本有線大賞および全日本有線放送大賞という東西有線大賞においてグランプリを獲得した楽曲で、自身初となる2冠を達成したことから代表曲として知られています。
そのキュートでありながら妖艶な歌声は、歌詞の切なさと相まって心を震わせるものがありますよね。
昭和から現在にいたるまで数多くのアーティストによってカバーが発表されている、これからも歌い継がれていくであろうナンバーです。
時の流れに身をまかせテレサ・テン

深い愛を歌い上げた名曲の中でも、胸を打つ楽曲です。
時の経過とともに成長する愛の情景を巧みに描いており、極上のメロディと卓越した表現力でテレサ・テンさんの真骨頂を感じられます。
大切な人への無条件の愛と、そこから生まれる自己犠牲が美しく表現されており、聴く人の心を優しく包み込みます。
本作は1986年2月に発売され、アルバム『時の流れに身をまかせ』にも収録されています。
第19回日本有線大賞で3年連続グランプリという快挙を達成し、第28回日本レコード大賞でも金賞を受賞しました。
今も多くのアーティストからカバーされ、幅広い世代から愛される1曲です。
大切な人のことを思う時や、穏やかな気持ちで過ごしたい時におすすめの1曲です。
愛する人との思い出に浸りながら、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
駅竹内まりや

世界的にリバイバルブームとなっているシティポップというジャンルにおいて象徴的とも言える女性シンガーソングライター・竹内まりやさんの16作目のシングル曲。
伝説的なアイドル歌手・中森明菜さんに提供した楽曲のセルフカバーで、『AFTER YEARS』との両A面シングルとしてリリースされました。
哀愁を帯びたメロディーに乗せた切ない歌詞は、吹っ切れたはずの失恋がどこかに引っかかっている複雑な心情をイメージさせますよね。
映画『グッバイ・ママ』の主題歌としても起用された、竹内まりやさんの代表曲です。
春雷ふきのとう

昭和の春の訪れを感じさせる名曲。
突然の雷とともに舞い散る白い花に、別れた人を重ね合わせる切ない心情が染み入ります。
命の尊さを訴える歌詞に、ふきのとうの柔らかな歌声が寄り添い、聴く人の心を優しく包み込みます。
1979年5月にリリースされた本作は、メンバーの母への思いから生まれた楽曲。
アルバム『人生・春・横断』にも収録され、多くの人々の心に寄り添ってきました。
春の夜、桜並木を歩きながら聴けば、あなたの中に眠る大切な思い出が静かによみがえってくるかもしれません。