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日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲

「テクノポップ」という音楽ジャンルについて、何となくのイメージはあっても実際にどういった成り立ちだったのか、その定義などを知っている人はかなり音楽に詳しい方でしょう。

実はあのドイツが生んだ伝説的な電子音楽グループ、クラフトワークを紹介するために日本で生まれた造語であって、1970年代後半から1980年代前半にかけてYMOを中心として音楽ジャンルとしてもブームとなった経緯があるのですね。

今回の記事では、そんな日本発とも言えるテクノポップ全盛期に生まれた名曲を集めてみました。

同時代における海外のシンセポップやエレクトロポップの名曲も含めたラインアップとなっておりますので、ぜひご覧ください!

日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲(11〜20)

Quiet LifeJapan

美麗なルックスかつアートへの造詣も深いメンバーがそろったバンドとして、デビュー当初は圧倒的に日本で人気を誇ったイギリスの伝説的なグループ、ジャパン。

初期のグラム的な音楽性から脱却を図り、シンセ・サウンドへと接近した1979年の傑作アルバム『QUIET LIFE』の表題曲を紹介します。

カリスマティックなフロントマンであるデヴィッド・シルヴィアンさんの深みある歌声、独特のグルーブを生み出すミック・カーンさんのフレットレス・ベース、シルヴィアンさんの実弟であるスティーヴ・ジャンセンさんの抜群のリズム感から生まれるビート、リチャード・バルビエリさんの浮遊するシンセとロブ・ディーンさんの的確なギター、全編に漂うデカダンスな雰囲気……といったポップながらもアート志向の強いサウンドは、ヨーロピアン・テイスト全開のテクノポップ、アートポップの名曲であり、まさにジャパンにしか出せない音として評価は高まる一方ですね。

メンバーの美しさが堪能できるMVと合わせて、ぜひ鑑賞して頂きたいです!

CarsGary Numan

まるで機械のように無機質なビート、ループするシンセのフレーズ、シンプルな歌詞を淡々と歌うボーカル……ポスト・パンクやニューウェーブの波が押し寄せた1979年にソロ・デビューを果たし、特異な個性で一躍トップスターへと上り詰めたイギリス出身のゲイリー・ニューマンさん。

同年リリースされたソロ・デビュー曲『Cars』は全英チャート1位、全米でも3位を記録するなどのヒットを記録したシンセポップ~テクノポップの名曲です。

冒頭で述べたような特徴を持つ、テクノポップというジャンルにおけるある種のパブリックなイメージそのものといったような楽曲であり、当時は大きな衝撃を持って迎え入れられたそうです。

2020年代の今改めて聴くと、レトロな雰囲気も漂いますが独特のクールネスやシニカルさがいかにもイギリスらしくてカッコいいですね。

抑揚がないのにポップ、というのがポイントです。

ゲイリーさんのこういった音楽性を味わいたい方は、初期の作品をぜひ聴いてみることをオススメします!

Sticky Musicサンディー&ザ・サンセッツ

サンディー&サンセッツは、海外でも高い人気を誇る80年代の日本が生んだシンセポップ・バンドです。

アメリカ人と日本人の血を引くシンガーであり、ソロ・アーティストとしての活動でも知られるサンディーさんが在籍、70年代から活動している久保田麻琴と夕焼け楽団を母体とするバンドであり、当時の最先端をいく音楽性とサンディーさんの伸びやかで表現力豊かなボーカルはまさに世界基準のクオリティを誇っていました。

1984年にリリースされた『Sticky Music』は、細野晴臣さんが作曲と編曲を手がけたシングル曲で、オーストラリアでヒットを飛ばしたことで日本より海外での知名度が高い名曲です。

ファンキーなベース・ラインが耳に残るニューウェーブ的なサウンドを軸として、上品なサンディーさんの歌声、都会的で洗練されたメロディは現代で聴いても全く古さを感じさせませんね。

テクノポップの文脈からは外れているかもしれませんが、こういった音楽が80年代に生まれていたことを踏まえつつ楽しんでみてくださいね。

Sweet DreamsEurythmics

Eurythmics, Annie Lennox, Dave Stewart – Sweet Dreams (Are Made Of This) (Official Video)
Sweet DreamsEurythmics

テクノポップ~シンセポップの大ヒット曲であり、後続のアーティストたちが好んでカバーしていることでもおなじみの大名曲!

1980年代を代表するイギリスの音楽ユニット、ユーリズミックスが1983年にリリースした楽曲『Sweet Dreams (Are Made of This)』です。

全英のみならず全米でもチャート1位を獲得し、彼女たちの名前を日本も含めた世界中に知らしめるきっかけとなった曲でもありますね。

この楽曲のおもしろいところは、無機質なドラムスと時代を感じさせるシンセサイザーの音色を軸とするサウンドの中で、異彩を放つアニー・レノックスさんによる伸びやかでソウルフルな歌声でしょう。

テクノポップやシンセポップはシンセのフレーズでキャッチーさを演出して、ボーカルは淡々としているパターンも多いのですが、アニーさんの歌声こそがこの楽曲の最大の魅力となっているのは、実際に曲を聴いてみれば誰もが理解できることでしょう。

ライディーンYellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra – “Rydeen“ (Official Music Video)
ライディーンYellow Magic Orchestra

日本のテクノポップを世界に知らしめた伝説的なグループ、Yellow Magic Orchestraの2枚目のシングル曲。

1980年6月に発売されたシングルで、数多くのCMやテレビ番組で使用されているナンバーです。

2007年にはキリンビールのCMでメンバーが再集結し、本作を演奏したことでも話題となりました。

近未来的な電子音の楽曲ですが、実は高橋幸宏さんが作曲したメロディにヨナ抜き音階が取り入れられており、どこか日本の祭囃子のような懐かしさを感じさせます。

デジタルなビートと日本的な情緒が見事に融合し、世代を超えて愛される名曲になったと言えるのではないでしょうか。

ジェニーはご機嫌ななめジューシィ・フルーツ

80年代のヒット曲のコンピレーション盤には大抵収録されているキラーチューンであり、テクノポップやテクノ歌謡の名曲として愛され続ける80年代クラシック!

日本を代表する音楽プロデューサー兼作曲家、近田春夫さんが結成した近田春夫&BEEFというバンドを前身に持つジューシィ・フルーツが1981年にリリースしたデビュー曲『ジェニーはご機嫌ななめ』です。

全編リードギターとボーカルを担当する奥野敦子さんによるファルセット・ボイスで歌われ、ピコピコしたシンセの音色を導入したテクノ的な要素をギター・ロックの融合といった、当時としては斬新な音楽性から生まれた抜群にキャッチーでポップな楽曲であり、後続のアーティストたちに定期的にカバーされていますよね。

どちらかといえばギター・ロックの色が強く、奥野さんによるパワフルなギター・ソロもカッコいいとしか言いようがないです!

日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲(21〜30)

O SupermanLaurie Anderson

Laurie Anderson – O Superman (Official Music Video)
O SupermanLaurie Anderson

アメリカが生んだ前衛芸術家であり、映画監督であり、エレクトロ・ミュージックにおけるパイオニア的な存在でもある、ローリー・アンダーソンさん。

あのルー・リードさんの晩年のパートナーとしても知られ、いくつもの顔を持つアンダーソンさんのメジャーなフィールドにおける知名度を飛躍的に高めた楽曲が、今回取り上げている『O Superman』です。

1981年にシングルとしてリリースされたこの楽曲は、同国の伝説的なDJであるジョン・ピールさんなどから熱烈な支持を受け、前衛的な内容であるにもかかわらずイギリスのシングル・チャートで2位を記録。

テクノポップやエレクトロ・ミュージックの歴史における重要なナンバーとして、その名を刻んだ名曲となっています。

ヴォコーダーが効果的に使われ、ポエトリーリーディングとメロディの中間のようなボイス、控えめなシンセの音色がアンビエントな雰囲気を生み出す楽曲であり、キャッチーなポップスを期待してはいけませんが、繰り返し聴くことでこの曲の持つ不思議な魅力に気付けるかも?