日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲
「テクノポップ」という音楽ジャンルについて、何となくのイメージはあっても実際にどういった成り立ちだったのか、その定義などを知っている人はかなり音楽に詳しい方でしょう。
実はあのドイツが生んだ伝説的な電子音楽グループ、クラフトワークを紹介するために日本で生まれた造語であって、1970年代後半から1980年代前半にかけてYMOを中心として音楽ジャンルとしてもブームとなった経緯があるのですね。
今回の記事では、そんな日本発とも言えるテクノポップ全盛期に生まれた名曲を集めてみました。
同時代における海外のシンセポップやエレクトロポップの名曲も含めたラインアップとなっておりますので、ぜひご覧ください!
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日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲(1〜10)
shangri-la電気グルーヴ

1997年当時、この楽曲がリリースされた時の衝撃は今もよく覚えています。
街中で流れていましたし、この曲で電気グルーヴの名前を知ったという方は多くいることでしょう。
1997年3月に彼らの通算8枚目となるシングルとしてリリースされた『Shangri-La』は、1990年のデビュー以来カルト的な人気を誇っていた電気グルーヴにとって最大のヒット曲となっただけでなく、1990年代後半を彩った名曲の1つとして愛され続けているキラーチューン。
純然たるテクノポップというわけではありませんが、テクノを基盤としたサウンドにディスコの要素も盛り込まれ、リフレインする歌詞とメロディは彼ら流儀のJ-POPと言えそうな、抜群のキャッチーさとポピュラリティを誇っているのですね。
耳に飛び込んでくる流麗なストリングスによるフレーズは、アルゼンチンのピアニスト兼作曲家、ベブ・シルヴェッティさんの名曲『スプリング・レイン』から引用したものです。
アングラにとどまらない、彼らのとてつもないセンスと才能が爆発した名曲と言えましょう!
Video Killed The Radio StarThe Buggles

サビを聴けば誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、1979年に大ヒットを記録した大名曲です!
『ラジオ・スターの悲劇』という邦題でも知られており、MTVで放送された最初のミュージック・ビデオとして、多くのパロディを生んだ音楽史における重要な楽曲の1つでもあります。
後に音楽プロデューサーとして世界的に大成功するトレヴァー・ホーンさんと、エイジアを結成してやはり大きな成功を収めるジェフ・ダウンズさんによるユニット、バグルスの代表曲にしてニューウェーブ時代を象徴するような名曲ですよね。
キラキラしたシンセ・サウンド、一度聴いたら忘れられない抜群にキャッチーなメロディ、テクノポップやシンセポップといったジャンルをとびこえて、タイムレスな魅力を放つ完ぺきなポップソングのお手本のようなキラーチューンだと言えましょう。
Relâché坂本龍一

細野晴臣さん、高橋幸宏さんのソロ名義の曲を紹介した以上、やはり教授こと坂本龍一さんのソロ曲も取り上げるべきでしょう。
テクノポップ全盛期と言える時代、1981年にリリースされた坂本さんによってはソロ第3作目となるアルバム『左うでの夢』に収録されている『Relâche』を本稿では紹介します。
キング・クリムゾンの活動などで知られる世界的なミュージシャンのエイドリアン・ブリューさんがギターで参加、Mとして『Pop Muzik』を大ヒットさせたロビン・スコットさんもクレジットに名を連ねていることを踏まえて、テクノポップの文脈として語るべき楽曲ながらも独特の雰囲気を持ったインストゥルメンタル曲です。
ループするシンセのリフは不思議な魅力を持っており、突如導入される電話の音もなんだかおもしろい。
ベースとドラムスに細野晴臣さんと高橋幸宏さんが参加して力強いグルーブを生み出しており、実質YMOでありながらあくまで坂本さんの世界となっている、というのも楽しいですよね。
日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲(11〜20)
PATEプラスティックス

80年代の日本の音楽シーンにおける「テクノ御三家」と呼ばれたバンドの1つであり、実質的には5年程度の活動ながら、伝説的なグループとして後続のアーティストに多大なる影響を与えたのがプラスチックスです。
後から加入した日本を代表する音楽プロデューサーにしてミュージシャンの故・佐久間正英さん以外は、イラストレーターの中西俊夫さんやグラフィック・デザイナーの立花ハジメさんといった、音楽とは違ったキャリアを持つ異色のメンバーで構成されたバンドであり、演奏面では素人がほとんどだったからという理由もあって、リズムボックスを導入したことで必然的にテクノポップとしてのサウンドを鳴らすようになるのですね。
海外で人気も高い彼らが発表した楽曲の中でも、アルバム未収録ながら人気の高い『Pate』を紹介しましょう。
1980年にリリースされたシングル曲『good』のB面曲であり、紅一点の佐藤チカさんによる「ピコピコ」と連呼するボーカルもインパクト大、一度は聴いてほしいテクノポップの名曲です!
Enola GayOrchestral Manoeuvres in the Dark

イントロのチープなリズムボックスとチャーミングなシンセの音色だけで、思わず耳を奪われてしまいますね!
その後、生のベース・ラインが重なり合い、ダンサンブルなドラムスといかにもニューウェーブなボーカルとメロディが始まってもう昇天必至です。
こちらの最高にポップでステキな楽曲『Enola Gay』は、イギリスのシンセポップ・デュオのオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークが1980年にリリースしたヒット曲です。
日本では『エノラ・ゲイの悲劇』という邦題で紹介され、テレビ朝日のニュース番組「CNNデイウォッチ」のテーマ曲としても起用されましたね。
まさにテクノポップ・クラシックの1つといっても過言ではない名曲ですが、歌われるメロディは淡々としているテクノポップも多い中で、この楽曲は割合にしっかりと歌い上げつつ、日本人好みの湿り気を帯びた哀愁のメロディである、というのが特徴的ですね。
クラフトワークに影響を受け、実験的な一面も持つ彼らの他の作品もぜひチェックしてみましょう!
El QueDAF

海外には「エレクトロニック・ボディ・ミュージック」と呼ばれるジャンルがあり、その元祖的な存在と言われているのがこちらのDAFです。
無機質なテクノとは違い、電子音を用いながらも生のドラムスを使うなど肉体的なビートを持ち、ハードなサウンドを展開してたDAFは、あの石野卓球さんもフェイバリットに挙げるジャーマン・ニューウェーブの重要な音楽ユニットなのですね。
『愛と黄金』という邦題でも知られる1981年リリースのアルバム『Gold und Liebe』に収録されている『El Que』は、ドイツらしい知性と硬質なミニマリズムを感じさせながらも、あくまで肉体を軸としたダンス・ミュージックであるというのが肝。
なにげにキャッチーさもあるというのがポイントで、頭ではなく体で感じて踊るための音楽ですね。
It’s Gonna Work Out高橋幸宏

日本のテクノポップの元祖とも言えるYMOことイエロー・マジック・オーケストラの一員であり、卓越した腕前を持つ偉大なドラマーであり、日本の音楽史に刻まれた素晴らしい作品を多く生み出したミュージシャン、高橋幸宏さん。
ソロ・アーティストとしても多くの名曲を発表している高橋さんのディスコグラフィの中で、今回はテクノポップ全盛期とも言える1982年にリリースされたアルバム『WHAT, ME WORRY? ボク、大丈夫!!』の収録曲『IT’S GONNA WORK OUT』を紹介します。
作詞にあのピーター・バラカンさんが参加しており、いかにもニューウェーブ~テクノポップ時代ど真ん中、といった趣のピコピコした電子音と無機質なビート、高橋さん自身による端正な歌声とキャッチーなメロディが最高にクールでカッコいいです!
2012年にリリースされた高橋さんのトリビュート・アルバム『RED DIAMOND ~Tribute to Yukihiro Takahashi~』にも取り上げられた楽曲ですから、合わせてチェックしてみましょう。


