「クズ」……よく耳にしますが、けっこうなパワーワードですよね。
ひどい裏切りを受けて「あのクズ！」と怒りがこみ上げたり、ふがいない自分に対して「自分はクズだ」と落ち込んだり、日常のなかでこの言葉が頭に浮かぶことがある方は決して少なくないはずです。
本記事では、そんな方々の気持ちに寄り添う「クズソング」をご紹介します。
当事者目線になるもよし、クズな誰かを思って今後のバネにするもよし！
共感できる1曲で、あなたの気持ちを整理してみてください。
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【クズ曲】最低最悪のダメ人間を歌った楽曲＆隠れた名曲を厳選！（1〜10）
最低な君に贈る歌NEW!優里
本気じゃない相手だとわかっているのに、ズルい関係から抜け出せない自分への苛立ちと自己嫌悪を歌った、優里さんの2025年11月の配信作品です。
相手を「最低」と責めながらも、同時に都合の良い立場を受け入れてしまう自分のズルさも見つめる歌詞が胸に刺さります。
本音を隠すための口封じのようなキスや、別れを予感しながら放つ呪いのような言葉が、複雑な恋愛の心理戦をリアルに描き出しています。
ダメな関係だとわかっていても離れられない経験がある方、未練を抱えながら終わりを迎えようとしている方に寄り添ってくれる1曲です。
G行為NEW!RADWIMPS
「まだ本気を出していないだけ」……そう言い訳しながら何も行動できない自分を痛烈に歌った曲です。
RADWIMPSによる楽曲で、2011年リリースのアルバム『絶体絶命』に収録されています。
タイトルの「G」は「自慰」を連想させますが、描かれるのは実力を発揮できない自分を慰め続ける若者の姿。
高速のラップで畳みかけられる歌詞は、虚勢と自己嫌悪が入り混じった複雑な心情を映し出します。
ドラムの早回し処理により長らくライブ封印曲となっていましたが、2023年のツアーでついに初披露されました。
今の自分に言い訳ばかりしてしまう方、現実と理想のギャップに苦しんでいる方の心に突き刺さるはずです。
都合いい関係堂村璃羽
夜の訪れとともに始まる曖昧な関係性を描いた楽曲です。
堂村璃羽さんの繊細な歌声が、愛情の欠如や孤独感、自己嫌悪といった複雑な感情を見事に表現しています。
2021年2月にリリースされた本作では、夜になると相手からの連絡で目覚め、都合のいい関係を続ける様子が歌われており、ひとりになることへの恐れから抜け出せない心情が痛々しいほど伝わってきます。
恋愛に悩む人や、自分の気持ちを整理したい人にオススメの1曲です。
聴くたびに新たな共感点が見つかるかもしれません。
ゴミ人間、俺ヤングスキニー
生々しい恋愛模様を描く曲を多く手掛けているバンド、ヤングスキニー。
彼らのアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』から『ゴミ人間、俺』を紹介します。
アルバム名も曲名もインパクトが強いですね。
そんな本作は、多くの女性をだました男性が過去を振り返り、開き直る様子が歌われています。
まさにクズ曲といった内容なので、まずは聴いてみてくださいね。
ちなみにMVを見ると、タイトルの意味が明らかとなります。
Loveit?biz×ZERA
ダークでセンセーショナルな歌詞が印象的な楽曲。
愛と狂気、美と醜の表裏一体性を描き、聴く者に強烈な印象を与えます。
2023年4月に公開されたミュージックビデオは、カニバリズムをテーマにした高品質なアニメーションで話題を呼び、YouTubeでの再生回数が1,200万回を超える大ヒットとなりました。
ゆがんだ恋愛観や支配的な感情を赤裸々に表現した歌詞は、現代の複雑な人間関係に悩む若者の心に深く刺さります。
恋愛の闇をのぞきたい方や、自身の感情と向き合いたい方にオススメの1曲です。
クズ男とバカ女堂村璃羽
堂村璃羽さんの歌声からにじみ出る切なさに、思わず胸が痛んでしまう1曲。
ヒモ男をいちずに愛してしまった女性の苦しみと、そんな自分を責める後悔の念が生々しく描かれています。
心の奥底では「本当に愛してほしい」という願いを抱えているのに、それを伝えられない歯がゆさ。
でも、そんな一方的な愛に未来はないことを彼女自身よくわかっているのです。
都合のいい女でいることに疲れ果て、いつか訪れるかもしれない幸せを夢見る彼女に、切なくも温かな祈りをささげたくなる作品です。
失恋の痛手から立ち直れない人、報われない恋に苦しむ人に寄り添ってくれる1曲ですが、きっとそこからまた新しい一歩を踏み出すきっかけをくれるはず。
蝸旋jon-YAKITORY feat. Ado
切なさと憂いがにじみ出る曲調のなかに、主人公の苦悩や葛藤が見事に表現されています。
孤独や怒り、自己嫌悪の感情が渦巻く歌詞は、現代社会に生きる人々の心情を鋭く突いています。
jon-YAKITORYさんとAdoさんのコラボレーションによって生まれた本作は、2021年9月にリリースされ、人気ゲーム『LOST JUDGMENT』の主題歌としても起用されました。
自分の居場所を見失い、負のスパイラルに陥っているときに聴いてほしい1曲。
きっと共感できる部分が見つかるはずです。