読もう!ボカロ系小説まとめ【メディアミックス作品】
たくさんのヒットソングが生まれてきたボカロシーン。
思い浮かべてもらうとわかるかと思います、ラブソングやミステリー要素のある曲など、さまざまな世界観の楽曲がありますよね。
そして中には、曲を原作として小説化された作品も。
ということで今回この記事ではボカロ系小説、ボカロノベルをまとめてご紹介していこうと思います!
そのストーリーを通して、ボカロ曲の新しい魅力に出会えるかもしれませんよ!
ぜひ最後までチェックしていってください!
読もう!ボカロ系小説まとめ【メディアミックス作品】(1〜10)
悪ノ娘 黄のクロアテュールmothy

悪ノP名義でも知られるmothyさんが展開した『七つの大罪シリーズ』。
「中世物語」というテーマを基軸にした世界観が、ファンの心をつかみました。
2010年『悪ノ娘 黄のクロアテュール』の発売から、楽曲に沿った小説シリーズが展開。
関連作だけで15冊ありますので、かなり読み応えがあると思います。
王女リリアンヌと召使いアレンの関係性や国の行く末にハラハラドキドキ。
ボカロ系小説の中ではトップクラスの大作です!
六兆年と一夜物語kemu

迫力のあるミクスチャーロックサウンドが、あなたの心に深々と刺さってはいませんか。
ボカロP、kemuさんによる『六兆年と一夜物語』は2012年にリリースされた楽曲。
勢いのある曲調と切ない物語が見えてくる歌詞が特徴です。
西本紘奈さんが手がけた小説版は、2015年に発売。
曲の世界観をしっかりと落とし込んだ内容です。
ネタバレになるのであまり触れないでおきますが、歌詞を考察したことのある方ならその答え合わせができるかも。
ロミオとシンデレラdoriko

ボカロシーン初期を彩った名作『ロミオとシンデレラ』。
恋に一途、乙女心がつづられた歌詞が多くの人の心をわしづかみに。
ストリングスが鳴り響くダイナミックなサウンドも魅力の楽曲です。
『初恋のシーズン』でも知られる西本紘奈さんによって書かれた小説版は、2016年に発表。
高校生の未紅を主人公に展開されていく青春ラブストーリーです。
ということで、中高生の方が読めばとくに響くかも。
甘酸っぱさで胸をいっぱいにしちゃいましょう!
読もう!ボカロ系小説まとめ【メディアミックス作品】(11〜20)
弱虫モンブランDECO*27

『ヴァンパイア』や『サラマンダー』など数々のヒット曲を生み出してきた、DECO*27さん。
2010年にリリースされた『弱虫モンブラン』も代表曲の一つで、ミドルテンポなミクスチャーロックサウンドと「自分の弱さ」を赤裸々に吐き出す歌詞が支持を得ました。
小説は2016年に上下巻で発刊。
『恋衣神社で待ちあわせ』でも知られる櫻川さなぎさんが書かれています。
事故で記憶喪失した主人公つぐみが、自分に何が起こったのか真相を求め奔走するストーリーです。
愛×愛ホイッスルPolyphonicBranch

ぽりふぉことPolyphonicBranchさんが手がけたアッパーなラブソング『愛×愛ホイッスル』。
にぎやかなサウンドアレンジとテンション高めなメロディーが楽しい、笑顔になれるデュエットソングです。
そんな同曲が2015年に小説になって登場。
『うたの☆プリンスさまっ♪ 恋の・トラブルトラベルっ!?』なども手がけた石倉リサさんによる著書です。
内容は、好きな人が自分に迫ってくれる不思議なホイッスルを手に入れた主人公、羊を中心に展開する学園ラブストーリー。
嘘つき魔女と灰色の虹そらる

歌い手やゲーム配信者として活躍している、そらるさん。
昔から活動されている方なので、ご存じの方は多いのではないでしょうか。
そらる×まふまふ名義で発表、かつボカロデビュー作にあたる『嘘つき魔女と灰色の虹』を、ご自身の手で小説化されています。
「色」を失った世界で暮らす主人公ルーマと森で暮らす魔女イリアの交流を通して物語は進行。
ファンタジーな世界観がファンの心をつかみました。
「絵本のようで読みやすい」と評判ですよ。
シリョクケンサ ―僕が歩んできた道―40mP

アコースティックギターとマレット、ピアノの音色が耳に残る。
切ないボカロ曲『シリョクケンサ』。
40mPさんによる楽曲で、2011年に発表されました。
そしてその小説版『シリョクケンサ ―僕が歩んできた道―』は2015年発売。
主人公、鈴木翔平の高校生活が描かれています。
漫画版の前日譚にあたるので、そちらを読んでからだとさらに楽しめるかもしれません。
ちなみに著者であるシャノさんは、40mPさんの奥様です。