ウィスパーボイスのアーティストを紹介
ウィスパーボイスというのは、息が漏れた声のことで、現在の音楽シーンにおいてトレンドといっても過言ではない発声法です。
難しくはない発生法なので意図的に出すアーティストもいますが、自然の声がウィスパーボイスのアーティストもいます。
今回は天然のウィスパーボイスを味わえるアーティストをチョイスしました。
R&Bやスロウジャムが多くラインナップしているので、ブラック・ミュージックが好きな方にもオススメです。
それではごゆっくりとお楽しみください。
ウィスパーボイスのアーティストを紹介(1〜10)
thank u, nextAriana Grande

キュートなルックスとキャッチーな音楽性で世界中の若い世代から人気を集めているアメリカ出身のシンガー、アリアナ・グランデさん。
日本でも大人気の歌手ですね。
実は彼女、高いオクターブと近い声質から「マライア・キャリーの再来」と言われていました。
高音の高さはもちろんのこと、確かに声質も非常に似ており、低音のフレーズではマライア・キャリーさんと同じくウィスパーボイスになるという特徴を持っています。
ぜひ、2人を聴き比べてみてはいかがでしょうか?
Whenever Wherever WhateverMaxwell

ソウル・ミュージックやR&Bにジャズやスムーズジャズなどをミックスさせた個性的な音楽性で知られる、アメリカ出身のネオソウル・シンガー、マックスウェルさん。
高い音域とハスキーボイスを持っており、高音域では圧倒的なパフォーマンスを見せます。
そんなマックスウェルさんですが、実はウィスパーボイスの持ち主なのです。
低音や中音でウィスパーボイスがかかるアーティストは多いのですが、彼の場合はすべての音域でウィスパーボイスがかかります。
The Sweetest TabooSade

ソウル・ミュージックにスムーズ・ジャズをミックスさせた個性的な音楽性で人気を集めるイギリスのバンド、シャーデー。
1980年代前半から活動をスタートさせ、個性的な音楽性で現在にいたるまで活躍を続けています。
そんなシャーデーのボーカルを務める、シャーデー・アデュさんは低音ボイスの持ち主で、アダルトな雰囲気を演出することに長けています。
中音から高音にさしかかる際にウィスパーボイスになるため、ぜひ注目してみてください。
We Belong TogetherMariah Carey

『All I Want for Christmas Is You』や『Honey』など、多くのヒットソングを生み出し、世界的な人気を集めた女性シンガー、マライア・キャリーさん。
日本でも知名度の高いアーティストですね。
彼女は天然のウィスパーボイスを持っており、低音や中音では常にブレスがもれたボーカルで歌っています。
高音はウィスパーボイスが薄れるのですが、その分、声に芯が通るため、同じ曲でも2つの個性が味わえるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
Back At OneBrian McKnight

トップクラスのR&Bシンガーとして、世界中で支持を集めているブライアン・マックナイトさん。
1980年代後半から活動を開始しており、長年にわたって活躍を続けています。
そんな彼の個性は、なんといってもウィスパーボイス。
天然のウィスパーボイスを持っており、どのフレーズでもブレスがもれた独特のボーカルが味わえます。
また作曲も非常に高く評価されています。
どの楽曲も完成度が高いので、王道のR&Bを聴きたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
Lost CauseBillie Eilish

2019年にリリースした作品、『bad guy』で世界的な大ヒットを記録したシンガー・ソングライターのビリー・アイリッシュさん。
日本でも大ヒットを記録した作品なので、ご存じの方は非常に多いと思います。
彼女の音楽性は非常に個性的で、メッセージ性の強いリリックとダウナーなメロディーを主体としています。
そのため、低音や中音を小声で歌い上げることが多く、その際、自然にウィスパーボイスになっています。
彼女の作品を別の角度から味わいたい方は、そういった部分に注目しながら聴いてみてはいかがでしょうか?
Who SaysJohn Mayer

ジョン・フルシアンテさんやデレク・トラックスさんとともに、「現代の三大ギタリスト」にも選ばれているアメリカ出身のアーティスト、ジョン・メイヤーさん。
シンガー・ソングライターとして活動しているのですが、ギターが非常に上手いためギタリストとしての知名度が高いアーティストです。
ボーカリストとしては基本的にアンニュイに歌い上げるタイプで、低音や中音を小声で歌うときは必ずウィスパーボイスが登場します。
落ち着いた曲が好きな方にオススメのアーティストです。






