海外の名門アシッドジャズバンド。イギリス発祥の名曲たち
1980年代のイギリスで誕生したアシッドジャズ。
ジャズとファンク、ソウルなどが絶妙にブレンドされたこの音楽は、クリス・バングスさんやエディ・ピラーさんらによって確立されました。
ダンスフロアを揺らすグルーヴィーなビート、洗練された旋律、そして心地よいクロスオーバーサウンドは、人種や文化の垣根を超えて多くのリスナーを魅了してきました。
インコグニートやジャミロクワイなど、イギリス発の実力派アーティストたちが生み出した珠玉の名曲の数々をご紹介します。
海外の名門アシッドジャズバンド。イギリス発祥の名曲たち(11〜20)
Sands Of TimeMonday Michiru

マンデイ満ちるさんは、日系アメリカ人の女性シンガーソングライターで、日本のclubb jazzやacid Jazzシーンを代表する歌姫の一人です。
Send Of Timeは、2008年リリースのアメリカにおいてネットのみで販売されたNexusのアルバムからの楽曲です。
Long Time GoneGalliano

ガリアーノは、ロブギャラガーを中心とするAcidJazzムーブメント初期に登場したアシッドジャズの代表格です。
トーキンラウドよりリリースされたAcid Jazz黄金期のアルバム「The Plot Thickens」1994年からのシングル曲で、ファンキーな生音がベースのソウルなクラブジャズなグループです。
L.O.V.E. and You and IJazzanova

ジャザノヴァは、1990年代半ばにドイツのベルリンで結成された3人のDJと3人のプロデューサー/トラックメーカーからのユニットです。
ドイツからのNu-Jazzと呼ばれるジャズとテクノの親和性が高まった硬質なJazzが誕生し、DJとしてもclub jazz アーティストとしても評価が高いグループです。
house,techno, club jazzのボーダーレス化が進み、future jazz,crossover musicといったように多様化していきます。
L.O.V.E. and You and Iは、2002年のIn Betweenというアルバムからの楽曲です。
Jazz dance at east villagePaul Murphy

ポールマーフィーさんは、イギリスのイーストロンドン生まれのDJで、1981年にロンドンのElectric Ballroom wag clubでJazz Roomというイベントをスタートし、ジャイルスピーターソン、ノーマンジェイ、マッドリブなどに大きな影響を与えてきたジャズの伝道師です。
ほとんどのdance jazz classicを発見し、この人なしにdance jazzやacid jazz、club jazzはなかったと言えるDJです。
1986年頃にポールマーフィーが始めたパーティーにはモッズがたくさん集まっていたようです。
AnarchyintheUKSnowboy

スノーボーイさんは、イギリス出身のラテン系ミュージシャン(Afro cuban jazz)で、DJ、プロデューサー、パーカッション奏者やバンドリーダーとしても活躍しています。
UKが世界に誇るNo.1コンゲーロ兼DJで、アシッドジャズの惣明期よりシーンを牽引する第一人者です。
Out of hereCorduroy

コーデュロイは、イギリスのアシッドジャズの4ピースバンドで、1990年代のAcid Jazzムーブメントに一世を風靡したグループです。
Out of hereは、1994年にリリースされたアルバムです。
アシッドジャズの中でも、硬派な職人的なバンドとしての評判であり、かつて日本では渋谷系のTrattoriaのレーベルからリリースされていました。
海外の名門アシッドジャズバンド。イギリス発祥の名曲たち(21〜30)
Koop Island BluesKoop

スウェーデン発の才能が生み出す洗練されたサウンド。
クープは1995年にマグヌス・ジンマークさんとオスカー・シモンソンさんによって結成された電子ジャズデュオです。
彼らの音楽はジャズやスウィング、カリブ音楽を現代的にアレンジした「スウィングトロニカ」と呼ばれるスタイル。
2001年のアルバム『Waltz for Koop』はスウェーデン・グラミー賞を受賞し、2006年の『Koop Islands』はゴールドディスクを獲得しました。
数千ものサンプルを組み合わせる緻密な制作手法は、一つのアルバム完成に4〜5年を要するほど。
優雅なメロディと洗練されたリズムを求める方に、このアシッドジャズの隠れた宝石をぜひお勧めします。