RAG MusicJazz
素敵なジャズ

海外の名門アシッドジャズバンド。イギリス発祥の名曲たち

1980年代のイギリスで誕生したアシッドジャズ。

ジャズとファンク、ソウルなどが絶妙にブレンドされたこの音楽は、クリス・バングスさんやエディ・ピラーさんらによって確立されました。

ダンスフロアを揺らすグルーヴィーなビート、洗練された旋律、そして心地よいクロスオーバーサウンドは、人種や文化の垣根を超えて多くのリスナーを魅了してきました。

インコグニートやジャミロクワイなど、イギリス発の実力派アーティストたちが生み出した珠玉の名曲の数々をご紹介します。

海外の名門アシッドジャズバンド。イギリス発祥の名曲たち(21〜30)

There’s Nothing Like ThisOmar

OMAR(オマー)は、90年代のスティービーワンダーとも呼ばれていた、UKアシッドジャズ界の実力派シンガーソングライターです。

1990年に父親が設立したインディーレーベルから自主制作したファーストアルバム「There’s Nothing Like This」をリリース、UKソウルチャートで9週間トップとなり、1991年にトーキングラウドから再発され、ソウルやアシッドジャズ界で世界にその名を轟かせました。

RighteousThe Quiet Boys

The Quiet Boys(ザクワイエットボーイズ)は、Chris Bangsによるプロジェクトで、Acid Jazzレーベルからのアシッドジャズバンドです。

RighteousはBosh!という彼らのセカンドアルバムからの楽曲で、1995年にリリースされています。

be someoneChris Bangs

Chris Bangs(クリスバングス)は、Acid JazzのDJであり、Acid Jazzという名前の発案者でもあります。

1988年にイギリスのMiddlesex州のブレントフォードのWaterman Arts Centerで行われたSpecial Branchというイベントにおいて、アート無礼キーのThe Feastをプレイした際にDJブースの背後にACIDの文字が点滅するのを見てAcid Jazzのアイデアが浮かんだそうです。

DJの選曲をFunk→Jazz Funk→Funky Fusion→Fusionをかけるスタイルを取るようになり、これがアシッドジャズのベースとなったそうで、フロアにはどんな人種も関係なく、CrossOverな雰囲気にするということ理想だったとのこと。

CantaloopUS3

Us3 – Cantaloop (Flip Fantasia) ft. Rahsaan, Gerard Presencer
CantaloopUS3

US3(アズスリー)は、1991年にロンドンで結成されたジャズラップグループで、ヒップホップジャズというジャンルを確立させました。

ブルーノートレコードの音源を自由にサンプリングすることを公式に認められており、1993年リリースされたCantaloop(Flip Fantasia)は、ハービーハンコックのアルバム「Empyrean Isles」の「Cantaloupe Island」をサンプリングしたものでヒットしました。

Night FlightSTR4TA

ブリット・ファンクを現代に甦らせる音楽的魔術師たち。

ストラータさんは、DJ界の重鎮ジャイルス・ピーターソンさんとインコグニートのリーダー「ブルーイ」ことジャン=ポール・モーニックさんが、2021年3月に結成した英国発のジャズファンクプロジェクトです。

デビューアルバム『Aspects』から、『We Like It』がSpotifyで100万回以上の再生を記録し、『Rhythm In Your Mind』はJazz FMのプレイリストに12週間以上掲載される人気ぶり。

2022年11月に発表した二作目『STR4TASFEAR』では、エマ・ジーン・サックレイさんやオマーさんといった実力派ボーカリストを迎え、さらに進化した音世界を築きました。

伝統的なジャズとファンクに現代的センスを融合させたグルーヴ感あふれる彼らの音楽は、80年代のダンスミュージックに親しんだ方も、新鮮なサウンドを求める若いリスナーにもぴったりです。

Apparently Nothin’Young Disciples

Apparently Nothin’ – Young Disciples (1991)
Apparently Nothin’Young Disciples

Young Disciples(ヤングディサイプルズ)は、カーリーアンダーソン、DJフェミ、マルコによる全盛期を彩った3人組で、Apprently Nothin’は、Talking Loudレーベルから1991年に発売されたAcidJazzの名盤「Road to Freedom」からの楽曲です。

JussaraZuco 103

ブラジルのリズムと電子音楽が溶け合う音楽世界を創り出す、ズコ103。

1999年にオランダ・アムステルダムで結成された3人組は、ブラジル人ボーカリストのリリアン・ヴィエイラさんを中心に、独自のジャンル「ブラジレクトロ」を確立しました。

デビューアルバム『Outro Lado』から、サンバやボサノヴァにドラムンベース、ジャズ要素を織り交ぜた斬新なサウンドで注目を集めています。

2000年の「ハイネケン・クロスオーバー賞」受賞を皮切りに、BBC Radio 3の「ワールドミュージックアワード」ノミネートなど、国際的な評価も高いグループです。

レゲエの伝説リー・スクラッチ・ペリーさんとの共演など、ジャンルの垣根を超えた活動も魅力。

伝統と革新が融合したグルーヴ感あふれる音楽は、ワールドミュージックやジャズに興味のある方に強くおすすめします。