ダークでかっこいい洋楽の名曲|マイナー作品も登場!
2010年代後半に差し掛かるにつれて、世界中でダウナーであったり暗い雰囲気の楽曲がヒットするようになりました。
最近で言えば、ビリー・アイリッシュさんがそういった作風を得意としていますね。
今回はそんな暗い楽曲のなかでも、特にダークでかっこいい雰囲気を持った洋楽をピックアップいたしました。
メジャーからマイナーな作品まで、幅広いジャンルからピックアップいたしましたので、洋楽に疎い方はもちろんのこと、詳しい方も楽しめると思います。
それではごゆっくりとお楽しみください。
ダークでかっこいい洋楽の名曲|マイナー作品も登場!(11〜20)
bury a friendBillie Eilish

若い世代から圧倒的な支持を集める女性シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュさん。
ダークでかっこいい楽曲といえば、彼女を思い浮かべる方も多いでしょう。
そんなビリー・アイリッシュさんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『bury a friend』。
『bud guy』と違って、本作はダークな世界観がより強調されています。
また、ビリー・アイリッシュさんのダウナーなボーカルも相まって、かっこいい雰囲気もただよっています。
ぜひチェックしてみてください。
LeavesThe Gathering

オランダのロックバンド、ザ・ギャザリング。
トリップホップ、アンビエント、ゴシックロックなどさまざまなジャンルを得意としているバンドです。
そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいダークでかっこいい作品が、こちらの『Leaves』。
本作は初期の音楽性として知られるゴシックロックの特色が際立つ作品です。
ダークでかっこいいのはもちろんのこと、色気も感じさせるボーカルが圧巻の一言。
ぜひチェックしてみてください。
Bec LauderHard to Get

ここで風変わりな楽曲を紹介したいと思います。
ベック・ラウダーさんの名曲『Hard to Get』は、今回のテーマであるダークでかっこいい雰囲気がただよう作品です。
ただ、本作はよくあるゴシックな曲調とは違い、全体を通してブルースの特色が強調されています。
それに加えてダークな曲調にまとめられているのも特徴ですね。
ブルースがそもそもかっこいいジャンルということもあり、本作はダークかつ渋いかっこよさが際立つ作品です。
ぜひチェックしてみてください。
There’s A Part I Can’t Get BackSunflower Bean

インディーロックシーンの最前線で活躍を続けるサンフラワー・ビーンによる印象的な楽曲が、2025年4月に米国で公開されました。
ニューヨーク出身の彼らが新アルバム『Mortal Primetime』から放つ本作は、セルフプロデュースによる意欲作。
ベーシスト兼ボーカルのジュリア・カミングさんの体験に基づいた赤裸々な告白が、オルタナティブロックとサイケデリアの魅力的な融合によって表現されています。
米国ではRough TradeやLodge Roomなど各地のライブハウスでのツアーも予定されており、益々の活躍が期待される彼らのバンドサウンドを、深い共感を持って受け止めたい方にぜひお薦めしたい作品です。
Killing Me Killing YouSENTENCED

深く沈み込むような悲哀に満ちた歌声に、胸が締め付けられる一曲です。
一度は楽園のようだった二人の関係に忍び寄る破滅の影。
互いを愛しながらも傷つけ合い、すべてが灰になっていく絶望的な状況が、痛々しいほど鮮烈に描かれています。
愛を取り戻したいと願う一方で、この苦しみからの解放を渇望する心の叫びが、聴く者に重く響きますよね。
フィンランドのバンド、センテンストが2000年1月に発表した名盤『Crimson』からの楽曲で、先行シングルは国内チャートで5位を記録。
どうしようもない喪失感にくれる夜に、静かに寄り添ってくれる深遠な魅力にあふれています。
The EndThe Doors

アメリカのロックバンド、ドアーズが1967年1月に発表されたデビューアルバム『The Doors』の最後を飾る、約12分にも及ぶ楽曲です。
ボーカルのジム・モリソンさんの内面世界がそのまま音になったかのような、破滅への衝動がサイケデリックなサウンドの中に描かれています。
人間の深層心理に潜むタブーに触れるその世界はあまりに危険で、聴く者の倫理観をじわじわと侵食していくかのようにも感じられます。
1979年に公開された映画『地獄の黙示録』の冒頭で本作が使用され、戦争の狂気と見事に共鳴しました。
穏やかな序盤から次第に狂気を増していく構成に、人間の内に秘められた闇の深さを見せつけられるようです。
ダークでかっこいい洋楽の名曲|マイナー作品も登場!(21〜30)
LichtgestaltLacrimosa

ドイツのゴシックメタルバンド、ラクリモーサが奏でる、絶望の闇の中で一条の光を求める魂の葛藤を描いた楽曲。
ティロ・ヴォルフさんの苦悩に満ちた歌声とアンネ・ヌルミさんの慈愛あふれる歌声の対比が、荘厳なオーケストラと融合し、聴く者の心を揺さぶります。
本作の、悲壮感と希望が交錯する劇的な世界観は、まさに圧巻ですよね。
この曲は、2005年5月に発売されたアルバム『Lichtgestalt』に収録されており、ドイツのチャートで30位を記録する評価を得ました。
人生の困難に直面し、心が折れそうなときに聴けば、深い悲しみの底から再び立ち上がる勇気をもらえるのではないでしょうか。





