洋楽のテンポの速い曲。おすすめの名曲、人気曲
音楽には1分間の拍数を数値化した、「BPM」という単位が存在します。
要は「楽曲のスピード」を表す指標なのですが、BPMが速いからといって、テンポの速い曲とは限りません。
聞き手が人間ですから、曲調や単語の多さによっても感じ方が違ってくるんですよね。
というわけで、今回は……。
テンポが速く感じる洋楽をセレクトしてみました!
BPMが高い楽曲はもちろんのこと、拍数は少ないのに、なぜか速く感じてしまう不思議な曲まで幅広くピックアップしています。
マイナーな曲もランクインしているので、洋楽を普段から聴く方も要チェックの内容です!
それでは、ごゆっくりとお楽しみください。
洋楽のテンポの速い曲。おすすめの名曲、人気曲(61〜70)
Raining BloodSLAYER

いわゆるスラッシュ四天王の中でも、最も邪悪で凶暴な音楽性と世界観が多くの信者を生み続ける、スレイヤー。
彼らの初期傑作『レイン・イン・ブラッド』の表題曲にして、バンドを象徴するナンバーの1つです。
雨音や雷の音が鳴り響く不気味な幕開けから、凄まじいスピードで刻まれるリフが聴く人全てに襲いかかります。
決して闇雲に速いだけではない高度な音楽性も感じ取れる、メタルの歴史に残る屈指の名曲です!
Push The FunkDJ PW

テクノ・ミュージックと一口に言っても、極端にスピードのみを追求したサウンドであったり、リズムのないアンビエントなサウンドなど多種多様ですが、強烈にスピードを味わいたいという方にはオススメの楽曲です。
ハードコア・テクノと呼ばれるジャンルの中でも、特に高速なビートが特徴的なスピードコアを心行くまで楽しめますよ。
Platitudes and Barren WordsChildren of Bodom

クサいメロディをこれでもかと鳴らすギターと派手なキーボードが特徴的な、いわゆる北欧メロディック・デスメタルの代表的な存在。
この楽曲は、2019年に彼らがリリースしたアルバム『ヘックスド』に収録された先行シングルで、いかにも彼ららしい疾走感とメロディ、テクニカルな演奏を十二分に楽しめるナンバーとなっています。
メロデスをあまり聴いたことがない、という方にも聴きやすいはず。
Cryptic CaveGovernment Alpha

90年代初頭から活動を続けているベテランの日本人ノイズ・ミュージシャン、吉田恭淑によるプロジェクト。
ノイズ・ミュージックといっても多種多様で説明が難しい面もありますが、この楽曲に関して言えばハーシュノイズとも呼ばれるジャンルで、リズムやメロディは皆無、ひたすらひずんだノイズが暴力的なまでに襲いかかってきます。
確実に人を選ぶ音ではありますが、一度聴けば知らない世界が見えてくるかもしれません。
おわりに
今回はテンポの速い洋楽をセレクトしてみたわけですが、なかには楽曲のスピードをあらわす「BPM」が低い曲もあったかと思います。
純粋な速さは、大してないのにもかかわらず、なぜかテンポの速い曲に聴こえてしまうという部分が、音楽の不思議な魅力のひとつですね。
ラグミュージックでは、今回の記事のほかにも、さまざまなテーマにしぼった洋楽を紹介しています。
マイナーな曲もピックアップしているので、洋楽に詳しい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!