洋楽のテンポの速い曲。おすすめの名曲、人気曲
音楽には1分間の拍数を数値化した、「BPM」という単位が存在します。
要は「楽曲のスピード」を表す指標なのですが、BPMが速いからといって、テンポの速い曲とは限りません。
聞き手が人間ですから、曲調や単語の多さによっても感じ方が違ってくるんですよね。
というわけで、今回は……。
テンポが速く感じる洋楽をセレクトしてみました!
BPMが高い楽曲はもちろんのこと、拍数は少ないのに、なぜか速く感じてしまう不思議な曲まで幅広くピックアップしています。
マイナーな曲もランクインしているので、洋楽を普段から聴く方も要チェックの内容です!
それでは、ごゆっくりとお楽しみください。
洋楽のテンポの速い曲。おすすめの名曲、人気曲(21〜30)
Jumpin’ Jack FlashThe Rolling Stones

銃弾が飛び交う嵐の中で生まれ、歯のない老婆に育てられた主人公を描いたブルースロックのパワフルな1曲です。
ザ・ローリング・ストーンズがイギリスを代表するバンドとなったターニングポイントとなった本作は、1968年5月にリリースされ、サイケデリックからブルースロックへの転換点となりました。
キース・リチャーズさんのアコースティックギターによる独創的なサウンドと、ミック・ジャガーさんの力強いボーカルが生み出す激しいリズムとテンポの速さが特徴です。
1986年にはウーピー・ゴールドバーグ主演の映画の主題歌として起用され、2012年にはフジテレビ系列のドラマでも使用されました。
困難を乗り越えながらも、前を向いて力強く生きようとするメッセージが込められた本作は、元気が欲しい時にぜひ聴いてほしい楽曲です。
Sk8er BoiAvril Lavigne

病気を乗りこえ、新作を製作中の彼女。
こちらの作品では、スケーターガール時代の代表曲として知られており、グラミー賞でもパフォーマンスをしています。
疾走感がある曲調のみならず、映画化をウワサされたほどストーリー性の高い歌詞も、注目を集めました。
HappyPharrell Williams

テンポの良さと熱気球のような浮遊感が特徴的な楽曲です。
アメリカのアーティスト、ファレル・ウィリアムスさんがアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のために制作した1曲で、2013年11月にリリースされました。
主人公の恋に落ちた高揚感が、ネオソウルとファンクを融合した軽快なリズムで表現されており、前向きで明るい気持ちがメロディから伝わってきます。
本作は世界規模での大ヒットとなり、米国ではビルボードチャートで10週連続1位を記録。
どんな困難も乗り越えられる強さと、誰もが持つ幸せの価値を伝える本作は、朝の通勤時や気分をリフレッシュしたい時にぴったりの1曲です。
Love BitesHalestorm

1997年にヘイル姉妹によって結成された、アメリカを代表するハードロック・バンド、ヘイルストーム。
ボーカルを務めるリジー・ヘイルさんの歌唱力は圧倒的で、女性ボーカルのハードロック・バンドのなかでは、間違いなく世界で5本の指に入るでしょう。
そんな彼女たちのハイテンポな作品としてオススメしたいのが、こちらの『Love Bites』です。
ミドルテンポで重いサウンドが印象の強いバンドですが、こちらの曲では速いテンポでありながら、しっかりと重さも感じさせる曲調に仕上げられています。
Snitches And Talkers Get Stitches And WalkersFall Out Boy

日本でも根強い人気を誇るバンド、フォール・アウト・ボーイ。
初期はパンキッシュなスピード感を持った楽曲を多く作っていた彼らの中でも、とびきりの疾走感を味わえるナンバーです。
バンドの出世作とも言える、2005年作『フロム・アンダー・ザ・コーク・ツリー』に収録されています。
曲中盤でハーフ・テンポになって緩急をつけるところに、荒削りながらも彼らのセンスが光ってますよ。
Misery BusinessParamore

紅一点ボーカリストHayley Williamsがファッションアイコンとしても絶大な支持を集めている、彼らの大ヒットナンバー。
この作品を期に徐々に人気を集め、幅広い人気を獲得することとなりました。
意地悪な女の子に報復をするというテーマのMVも話題になりました。
BMFSZA

ボサノヴァのリズムと現代的なR&Bがマッチした艶やかな楽曲をアメリカのシンガーソングライター、シザさんが披露しています。
欲望に身を任せ、若い男性の魅力にひかれていく女性の心情を巧みに表現した歌詞が印象的です。
アルバム『SOS Deluxe: LANA』の収録曲として2024年12月に公開され、ビルボードHot 100で29位を記録。
ジャズの名曲『イパネマの娘』を引用するなど、音楽的な深みも感じられる本作は、心地よい浮遊感とともに、抗えない感情の波に揺さぶられる瞬間を見事に切り取っています。
気分転換やリラックスしたいときにおすすめの1曲です。