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洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲

最近はSNSの普及により、若い世代の方でもジャズに触れる機会が増えました。

ジャズを聴いていくなかで、甘いスローなジャズに魅力を感じたという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、ジャズバラードの名曲をピックアップいたしました。

知る人ぞ知る作品から、誰もが一度は耳にするスタンダードジャズまで、幅広く名曲を取りそろえましたので、ジャズマニアの方もそうでない方も楽しめる記事に仕上がっております。

制作までの詳しい経緯なども説明しているので、これからジャズを学びたいという方は、ぜひレビューの方にも注目してみてください。

洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲(1〜20)

OshúnDayme Arocena

Dayme Arocena, « Oshún » | Live Néo Géo
OshúnDayme Arocena

キューバの新星、ダイメ・アロセナさんの名作『Oshún』。

2019年のアルバム『Trilogía』に収録された本作は、アフロキューバンジャズのエッセンスをヨルバ民謡と絡めたスロージャズで、彼女の唯一無二の音楽性が味わえます。

ヨルバ信仰の象徴である、女神オシュンへの賛美を込めた歌詞は、リスナーの心にピュアな愛と豊穣のメッセージを届けることでしょう。

そんな本作は、感性を揺さぶるメロディーがたまらない、非常に味わい深い一曲です。

本当にセンスの良いジャズを探している方は、ぜひチェックしてみてください!

Just The Way You AreBilly Joel

Billy Joel – Just The Way You Are (from Old Grey Whistle Test)
Just The Way You AreBilly Joel

相手のありのままを受け入れる愛の本質を歌い上げた珠玉のラブバラードです。

ビリー・ジョエルさんが妻への誕生日プレゼントとして捧げた本作は、優しさに満ちた心温まるメロディーと、相手を思いやる真摯な想いを綴った歌詞が見事に調和しています。

ジャズサックス奏者フィル・ウッズさんによる印象的なソロも魅力の一つです。

1977年9月にリリースされたアルバム『The Stranger』からのシングルカットとして、全米チャート3位を記録。

1979年にはグラミー賞最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞をダブル受賞しました。

本作は大切な人への変わらぬ愛を伝えたい時や、心に寄り添う音楽を求めている時にぴったりの一曲です。

洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲(21〜40)

In a sentimental moodDuke Ellington & John Coltrane

Duke Ellington & John Coltrane – In a sentimental mood
In a sentimental moodDuke Ellington & John Coltrane

1962年、アメリカジャズ界の重鎮デューク・エリントンさんと革新的なサックス奏者ジョン・コルトレーンさんが奏でた美しいコラボレーション。

愛する人への想いを星空に例えた詩的な世界観と、エリントンさんの優雅なピアノ、コルトレーンさんの柔らかなサックスが織りなす極上のハーモニーが、心に深く染み入ります。

1935年の誕生秘話も興味深く、友人同士のいさかいを和らげるために即興で生まれたメロディーは、今やジャズ史に輝く名曲となりました。

2005年の映画『Prime』でも印象的に使用され、穏やかな春の午後のカフェで静かに聴きたい一曲です。

心が温かくなるような、そんな癒しの時間を与えてくれることでしょう。

It Might As Well Be SpringFrank Sinatra

春の到来を待ちわびる心情を見事に描いた名曲。

春でもないのに春のような感情を味わう主人公の心情が、豊かな表現力で歌い上げられています。

1945年のミュージカル映画『State Fair』のために作られ、フランク・シナトラさんの複数のアルバムに収録されています。

アルバム『Sinatra and Strings』(1962年)や『It Might as Well Be Swing』(1964年)などで聴くことができます。

本作は、春の夜長に聴きたくなる一曲。

疲れたときや心が落ち着かないときに聴いて、癒しを得てみてはいかがでしょうか。

フランク・シナトラさんの魅力が詰まった楽曲を、ぜひお楽しみください。

おわりに

今回はスタンダードジャズだけではなく、現代ジャズもご紹介していったわけですが、お気に入りの楽曲は見つかりましたか?

個人的にジャズは、イタリア、キューバあたりが非常に発展していると思いますので、よりディープなジャズに触れたいという方は、ぜひワールドワイドな視点でジャズを漁ってみてくださいね!

ラグミュージックでは他にもジャズを特集した記事がございます。

ぜひそちらもチェックしてみてください。