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洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲

最近はSNSの普及により、若い世代の方でもジャズに触れる機会が増えました。

ジャズを聴いていくなかで、甘いスローなジャズに魅力を感じたという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、ジャズバラードの名曲をピックアップいたしました。

知る人ぞ知る作品から、誰もが一度は耳にするスタンダードジャズまで、幅広く名曲を取りそろえましたので、ジャズマニアの方もそうでない方も楽しめる記事に仕上がっております。

制作までの詳しい経緯なども説明しているので、これからジャズを学びたいという方は、ぜひレビューの方にも注目してみてください。

洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲(6〜10)

Besame MuchoYasek Manzano Quartet & Daime Arocena

ジャズバラードの金字塔『Bésame Mucho』を、ジャセク・マンサーノ・クァルテットさんとダイメ・アロセナさんが独自のノイアーな世界観で解釈した本作は、1940年に15歳の少女が作り出した歌詞を現代風に再構築しています。

情熱と不安が渦巻くこの名曲に加えられた新しい味わいは、誰もが知っているはずのメロディーに新鮮な彩りを与えてくれるでしょう。

1980年生まれのトランペット奏者、ジャセク・マンサーノさんと、キューバの才女ダイメ・アロセナさんのコラボレーションは、単なるカバーを超えた芸術作品といえます。

深い哀愁と愛おしさが共存する本作は、ジャズファンはもちろん、新しいジャズの世界に足を踏み入れたい方にもピッタリですよ。

Fly Me To The Moon (In Other Words)Nat King Cole

アメリカのスタンダード・ジャズシーンで輝き続ける伝説のシンガー、ナット・キング・コールさん。

その温かく柔らかなボーカルは今も多くのリスナーに愛されています。

そんな彼が歌う『Fly Me To The Moon (In Other Words)』は、愛に満ちた歌詞と心地よいメロディーでリスナーの心を魅了。

ナット・キング・コールさんのバージョンは、甘く切ない愛の表現が特徴で、1964年にフランク・シナトラさんが歌ったバージョンも有名です。

愛する人と一緒に宇宙を旅し、永遠のロマンスを歌う本作は、ジャズファンならずとも多くの人々の心に残る名曲です。

ぜひ、穏やかな夜長にお聴きください。

I’m A Fool To Want YouFrank Sinatra

1951年にリリースされたフランク・シナトラさんの『I’m A Fool To Want You』は、彼の人生の中でも最も感情的な表現に富んだ楽曲です。

ボーカルの哀愁に満ちた表現は、リスナーの心を深く打ち、恋愛の痛みと葛藤をリアルに伝えています。

彼の元妻アヴァ・ガードナーさんとの複雑な関係が影響していると言われるこの曲は、報われない愛への切ない願望を歌ったもの。

シナトラさんの大ヒットアルバム『Where Are You?』に収録された本作は、ジャズバラードの傑作として君臨し続けています。

静かな夜、ひとり涙を流しながら聴きたい、そんな一曲ですね。

The Nearness Of YouNorah Jones

ジャズシンガー、ノラ・ジョーンズさんの甘く切ないバラード、『The Nearness Of You』。

この曲は感情を優しいメロディーにのせ、愛する人との至福の瞬間を描いています。

1938年に誕生し、多くのアーティストにカバーされた本作ですが、2002年にリリースされたノラ・ジョーンズさんのアルバム『Come Away with Me』では、彼女独自の解釈が加わり、新しい息吹を吹き込まれています。

わずかなブレスと共に感じる彼女のウィスパーボイスは、リスナーの心に寄り添うでしょう。

RivedertiMario Biondi

Mario Biondi – Rivederti (Sanremo 2018)
RivedertiMario Biondi

イタリア出身で、ジャズの深い響きを持つマリオ・ビオンディさんの温もりある声が光る楽曲、『Rivederti』。

失われた愛とその再燃への渇望を表現した本作は2018年に発表されました。

ビオンディさんの低音ボイスと豊かな表現力は、イタリアの音楽シーンで高い評価を得ました。

アルバム『Brasil』に収録され、サンレモ音楽祭でも演奏された本作は、ビオンディさんの多彩な音楽性が際立つ秀作と言えるでしょう。

一縷の望みをつなぐようなリリックと情感にあふれる歌声は、リスナーの心をなでるようです。