洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲
最近はSNSの普及により、若い世代の方でもジャズに触れる機会が増えました。
ジャズを聴いていくなかで、甘いスローなジャズに魅力を感じたという方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、ジャズバラードの名曲をピックアップいたしました。
知る人ぞ知る作品から、誰もが一度は耳にするスタンダードジャズまで、幅広く名曲を取りそろえましたので、ジャズマニアの方もそうでない方も楽しめる記事に仕上がっております。
制作までの詳しい経緯なども説明しているので、これからジャズを学びたいという方は、ぜひレビューの方にも注目してみてください。
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洋楽のジャズバラードの名曲。世界の名曲、人気曲(1〜20)
It Never Entered My MindMiles Davis Quintet

優雅で洗練された演奏と、深い感情表現が織りなす名演。
アメリカを代表するジャズバンド、マイルス・デイヴィス・クインテットが1956年5月に残した珠玉のバラード演奏です。
失恋の痛みと孤独を描いた繊細な物語に、リーダーのミュートトランペットが艶やかな音色で寄り添います。
アルバム『Workin’ with the Miles Davis Quintet』に収録され、1959年12月にリリースされた本作は、映画『ラニー/怒りの銃声』や『プリティ・ブライド』でも使用され、その魅力を広く知らしめました。
静かな夜のひととき、心に染みる優美な旋律に身を委ねてみてはいかがでしょうか。
At LastNatalie Cole

ナタリー・コールさんが2021年に届けた『At Last』は、力強く心に響くジャズバラードの名曲です。
2022年2月4日にリリースされたアルバム『Unforgettable…With Love』に収録された本作の魅力は、ナタリー・コールさんの表現力の深さにあります。
彼女の歌声は、長い待ち望んだ結ばれる瞬間を暗示するかのように、力強くしなやかです。
落ち着いたテンポ、感情を揺さぶる歌詞、そして感動を誘うボーカルパフォーマンス、全てが完璧に調和しており、ジャズバラードを愛するすべての人に、心からオススメできる作品です。
Someone to Watch Over MeLinda Ronstadt

時を超えてなお輝き続けるジャズのスタンダードナンバー、それがリンダ・ロンシュタットさんの『Someone to Watch Over Me』です。
1983年のアルバム『What’s New』に収録された本作は、ジョージ&アイラ・ガーシュウィンの名作を彼女ならではの豊かな感情表現で歌い上げています。
この曲のテーマは、愛の探求と守護の願い。
ロンシュタットさんのパフォーマンスはまさにその心情を鮮やかに描き出し、オーケストラの繊細なアレンジと相まって、切なさと暖かさが共存する絶妙なバラードに仕上がっています。
若さにあふれるSNS時代に生きる方にも、ロンシュタットさんのタイムレスな音楽は心を打つことでしょう。
UnforgettableNat King Cole

ナット・キング・コールさんの極上のジャズバラード、『Unforgettable』。
このアルバムは1952年リリースのコンピレーションで、彼のキャリアを象徴する楽曲が集結しています。
タイトルトラックは愛の深さを、繊細なニュアンスで歌い上げる彼の歌声と、ネルソン・リドルさんによるオーケストラアレンジが見事に融合しています。
1951年に発表されたこの曲は、距離を超えた不朽の愛を美しく表現し、ナットさんの娘であるナタリーさんとのバーチャル・デュエットで再び注目されました。
ジャズの魅力を感じたい方や、心に届くバラードを求める方に、ぜひとも味わっていただきたい逸品です。
OshúnDayme Arocena

キューバの新星、ダイメ・アロセナさんの名作『Oshún』。
2019年のアルバム『Trilogía』に収録された本作は、アフロキューバンジャズのエッセンスをヨルバ民謡と絡めたスロージャズで、彼女の唯一無二の音楽性が味わえます。
ヨルバ信仰の象徴である、女神オシュンへの賛美を込めた歌詞は、リスナーの心にピュアな愛と豊穣のメッセージを届けることでしょう。
そんな本作は、感性を揺さぶるメロディーがたまらない、非常に味わい深い一曲です。
本当にセンスの良いジャズを探している方は、ぜひチェックしてみてください!