海外の人気ラッパー。おすすめの洋楽ラッパー
洋楽のオススメのラッパーを紹介!
1980年から世界中に広まっていった、ヒップホップ。
ブロンクスが発祥と言われていますが、実は似たようなヒップホップっぽい曲は、すでに建国歴の長いヨーロッパでもあったんですよね。
今回は、そんな長い歴史を持つヒップホップのなかで、高いスキルやセンスを持つラッパーをピックアップしてみました!
USやUKだけでなく、スペインやフランスなど、世界中の国からチョイスしたので、ハイセンスな楽曲をディグっている方は必見です!
海外の人気ラッパー。おすすめの洋楽ラッパー(1〜20)
Straight Outta ComptonN.W.A

1980年代後半、アメリカのロサンゼルス郊外コンプトンから台頭したN.W.Aは、ギャングスタ・ラップという新しいジャンルを確立したパイオニアです。
ストリートの現実を容赦なく描写する彼らの楽曲は、当時のメディアや政府から批判を浴びながらも、多くの若者たちの心を掴みました。
1987年にRuthless Recordsからデビューを飾り、アルバム『Straight Outta Compton』は商業的にも大きな成功を収めました。
イージー・Eさん、ドクター・ドレーさん、アイス・キューブさんなど、後にソロで大成功を収めるメンバーを輩出し、2016年にはロックの殿堂入りも果たしています。
社会批判的な歌詞と革新的なサウンドで、現代のヒップホップシーンの礎を築いたN.W.Aの音楽は、リアルな表現に共感を覚える音楽ファンにお勧めです。
When Thugs CryBizzy Bone

ボーンサグズ・アンド・ハーモニーのメンバーとして有名なラッパー、ビジー・ボーンさん。
幼少期に拉致され監禁されたあげく、家族は死んだと知らされ、そこから暴力や性的暴行を何度も受けた残酷な過去を持ちます。
そういった経歴もあり、リリックの説得力はすさまじく、また、ラピッドファイアと言われるスタイルで人気を博しています。
そんな彼の代表曲である『When Thugs Cry』は彼の異次元と言っても過言ではない、スキルを味わえる非常にハイセンスな作品です。
Overnight CelebrityTwista

シカゴ出身のラッパー、トゥイスタさん。
早口ラップの代表的なラッパーとして知られていますね。
1992年に「世界一の早口」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されたのですが、ラッパーとしての知名度に強く影響することはありませんでした。
その後、2004年にカニエ・ウェストさんのプロデュースによって日の目を見るようになり、現在の早口ラップの代表的ラッパーとして知られるようになりました。
こちらの『Overnight Celebrity』はそんな彼の早口ラップをたっぷりと味わえる楽曲です。
ぜひチェックしてみてください。
MétèqueJoeyStarr

フランスを代表するレジェンドラッパー、ジョーイ・スターさん。
ラッパーらしいといえばそれまでなんですが、何かとスキャンダルの多いラッパーで、人格的にはいろいろ残念な部分が多いものの、楽曲の良さは確かで、フランスの多くのヘッズからリスペクトのまなざしを受けています。
そんな彼の楽曲のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『Métèque』です。
もう、とにかく発声やフロウなど、全ての部分でスキルが高い!
フレンチラップは世界でも1位2位を争うほど、高いと言われていますが、それも納得ができるすばらしい楽曲なので、ぜひチェックしてみてください。
Me Myself and IDe La Soul

ユーモアと知性を兼ね備えた独創的なサウンドで、90年代のヒップホップシーンに新風を巻き起こしたデ・ラ・ソウル。
1988年にニューヨーク州ロングアイランドで結成された3人組は、ジャズやサイケデリックな要素を取り入れた斬新なスタイルで注目を集めました。
アルバム『3 Feet High and Rising』でデビューを飾り、その後も『De La Soul Is Dead』『Buhloone Mindstate』など、革新的な作品を世に送り出しています。
2006年にはゴリラズとのコラボレーション作品でグラミー賞を受賞。
2010年には米国議会図書館の国家録音登録簿に選定され、その音楽的価値が公に認められました。
2023年3月からはストリーミング配信も開始され、ジャンルの垣根を超えた実験的なサウンドとポジティブなメッセージを求める音楽ファンにぴったりの存在といえるでしょう。