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【圧倒的クサメロ】クサメタルの名曲まとめ

いわゆるメロディックスピードメタルやパワーメタルといったジャンルを聴き始めた方であれば、作品や曲を表現する際に「クサメロ」や「クサい」といった独特の文言を目する機会が多いはずです。

もちろん匂いについて語っているのではなく、日本人好みの哀愁を帯びた美旋律やファンタジックな世界観、あまりにも仰々しくドラマチックな楽曲構成などを指して「クサい」と表現し、そういった要素を持つヘビーメタルを日本独自のジャンルとして「クサメタル」と呼ぶのですね。

今回は世界的に名の知れたバンドからマニアだけに愛されるB級バンドまで、世界中のクサメタルと呼ぶにふさわしい名曲を一挙ご紹介します!

【圧倒的クサメロ】クサメタルの名曲まとめ

San SebastianSonata Arctica

Sonata Arctica – San Sebastian (lyrics)
San SebastianSonata Arctica

日本では「ソナタ」の略称で呼ばれることも多い、フィンランド出身のパワーメタルバンド、ソナタ・アークティカの楽曲。

2ndアルバム『Silence』に収録されている楽曲で、オープニングからいきなりトップスピードで押しまくるドラムのツーバスやメロディアスなギターがテンションを上げてくれますよね。

エモーショナルなメロディー、クラシカルなシンセサウンド、テクニカルなギタープレイなど、メタル好きであれば期待してしまう要素が詰め込まれたアレンジと言えるのではないでしょうか。

疾走感の中に響く美しいコーラスワークもドラマチックな、クサメロをこれでもかと楽しめるナンバーです。

Prelude to OblivionViper

度重なるメンバーの交代や活動休止期間を経て、さまざまな音楽性を取り込みながら活動してきたブラジル出身のメタルバンド、ヴァイパーの楽曲。

2ndアルバム『Theatre of Fate』に収録されている楽曲で、ハイトーンボーカルをフィーチャーしたドラマチックなオープニングは、まさにメロディック路線のメタルバンドに期待する高揚感を生み出していますよね。

ハイスピードなビートに乗せた哀愁のあるギターソロや重厚感のあるバッキングなど、ライブでもオーディエンスを盛り上げてくれるのではないでしょうか。

アグレッシブでありながらもクラシカルな、聴いているだけでテンションが上がるメタルチューンです。

Maid Of OrleansDark Moor

男性ボーカルや女性ボーカルなど、さまざまなメンバー遍歴を持つシンフォニックパワーメタルバンド、ダーク・ムーアの楽曲。

2ndアルバム『The Hall of the Olden Dreams』に収録されている楽曲で、印象的かつ哀愁のあるギターリフとクラシカルなストリングスサウンドのコントラストが秀逸ですよね。

女性ボーカルならではの繊細さとアグレッシブでありながらも幻想的なアンサンブルとの融合は、男性ボーカルのメタルバンドとはまた違った美しさを感じられるのではないでしょうか。

激しいだけではないエモーショナルな歌声が耳に残る、メタルファン以外のリスナーにもおすすめのナンバーです。

The TriumphSkylark

デビュー当時、ネオクラシカル系のメロディックスピードメタルバンドとして高い評価を受けたイタリア出身の2人組メタルバンド、スカイラークの楽曲。

アルバム『Divine Gates part I -Gate Of Hell-』に収録されている楽曲で、荘厳なコーラスワークとともに幕を開ける9分の大作です。

ハイスピードなドラムのビートの中にも存在感を放つピアノの旋律や目まぐるしく展開するアレンジなど、そのシンフォニックなアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。

楽曲がクライマックスに近づくにつれドラマチックに変化していく楽曲構成も秀逸な、最後まで飽きさせない仕掛けがちりばめられたナンバーです。

Destiny CallsNocturnal Rites

デスメタルバンドとして活動を開始しながらも、現在では正統派のメタルバンドとして知られているスウェーデン出身のパワーメタルバンド、ノクターナル・ライツの楽曲。

日本において高い人気を誇る3rdアルバム『The Sacred Talisman』に収録されている楽曲で、キャッチーなギターリフで幕を開けるイントロが印象的なナンバーです。

疾走感のあるポップなメロディーは、あまりメタルになじみのないリスナーの方にも聴きやすいのではないでしょうか。

哀愁を感じさせるテクニカルなギターソロなど、アンサンブルの面でも聴きごたえのあるメタルチューンです。