2000年代の洋楽ロックシーンは、インディーロックやガレージロックの復活、エモやポストハードコアの台頭など、新たな音楽の潮流が生まれた激動の時代でした。
イギリスやアメリカを中心に、個性的なサウンドとスタイルを持ったバンドが次々と登場し、音楽シーンに新しい風を吹き込みました。
そんな2000年代に活躍したロックバンドたちは、どのようなデビュー曲でシーンに登場したのでしょうか?
今でも色褪せることのない、彼らの原点となった楽曲の数々を紹介します。
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2000年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲(1〜10)
Hard To ExplainThe Strokes

2000年代初頭のガレージロック・リバイバルを牽引したバンドとして知られるザ・ストロークスのデビューシングル。
気だるく抑制されたボーカルと、まるで精密機械のようにタイトなビートが織りなすクールな質感が印象的ですよね。
シンプルながらも巧妙に絡み合う2本のギターからは、バンドが影響を受けた70年代のニューヨーク・パンクの空気を感じられます。
この楽曲は2001年6月に公開され、歴史的名盤『Is This It』に収録。
NME誌が「2000年代の10大曲」で第3位に選出したことでも、その存在感の大きさがうかがえます。
言葉にしがたい焦燥感やもどかしさを描いた世界観が光る、都会の夜にぴったりのロックナンバーです。
I Bet You Look Good On The DancefloorArctic Monkeys

2000年代半ば以降のUKロックシーンにおいて最大の出来事といえば、やはりアークティック・モンキーズのデビューが挙げられるでしょう。
10代の若さでインターネットも活用した草の根の活動で人気を博し、満を持して2005年に放たれたデビューシングル『I Bet You Look Good On The Dancefloor』はいきなりの全英一位を獲得。
踊れるポストパンクリバイバルをけん引して多くのバンドがこぞって彼らのスタイルを引用したことからも、その偉大さが伝わるはず。
改めて聴くと、シンプルな作りで圧倒的にキャッチーなメロディと同じくらい覚えやすいフック満載のリフは天才的としか言えませんよね。
まさに2000年代を代表するロックナンバーと言えるでしょう!
Brothers & SistersColdplay

2000年代のロック・シーンを語る上で欠かせない存在、コールドプレイ。
彼らがスタジアムを揺るがす前の、まさに黎明期を捉えたのがインディーズ時代の一作です。
1999年4月にわずか4日間で制作された本作は、後の壮大さとは異なる、荒削りで繊細なオルタナティヴ・ロックの魅力が凝縮されていますよね。
タイトルが示す仲間との連帯、そして古い慣習を打ち破り新たな一歩を踏み出そうとする若々しい決意が、ひしひしと伝わってきます。
この楽曲はUKチャートで92位を記録し、彼らの物語のまさに序章となりました。
後の名盤『Parachutes』へと繋がる才能の片鱗が随所に光っており、原点ならではのナイーブな雰囲気が残っているというのもポイントです!
Let’s Shake HandsThe White Stripes

ギターとドラムスだけというロックバンドとしては最小の編成で、2000年代のガレージロック・リバイバルをけん引したザ・ホワイト・ストライプス。
彼らが1998年3月に最初の公式音源として世に出した本作は、バンドの初期衝動が真空パックされたようなガレージパンク・ナンバーなのですね。
ジャック・ホワイトさんの荒々しいギターリフとメグ・ホワイトさんのタイトなドラムが一体となり、理屈抜きのカッコよさを放っています。
握手を交わそうと呼びかけるシンプルな内容は、リスナーへの挨拶であり、古い常識に縛られないという宣戦布告のようにも聞こえますよね。
ライブ映像作品『Under Great White Northern Lights』などでその熱演を確認できる、何かの始まりに聴きたい一曲です。
What A WasterThe Libertines

2002年発表のシングル。
97年に結成されたロンドン出身の4人組ロックバンド。
ガレージロック・リバイバル・ムーブメントを代表するバンドの1つである彼らのデビューシングルです。
少しレトロな音色が響き渡るギターサウンドと力強いロックサウンドがうまく組み合わせたメロディがクールです。
PressureParamore

2000年代のポップパンクシーンを代表するバンドというだけではなく、2020年代の女性アーティストたちへの絶大な影響も見逃せないパラモアが、デビューを飾った楽曲。
2005年発売のデビューアルバム『All We Know Is Falling』に収録されており、若さゆえの焦燥感や周囲からのプレッシャーに抗う感情が描かれています。
疾走感のあるギターリフと性急なビートが生み出すサウンドは、当時16歳だったヘイリー・ウィリアムスさんのエモーショナルなボーカルと相まって、聴く者の感情を揺さぶりますよね。
本作はゲーム『The Sims 2』で架空言語バージョンが使用されたことでも知られています。
3週間という短期間で制作されたアルバムが持つ荒削りな勢いは、どうしようもない閉塞感を打ち破るエネルギーとして機能しているのではないでしょうか。
初期衝動が凝縮された、エモーショナルなポップパンクナンバーです。
Eddie’s GunThe Kooks

2000年代中盤のUKロックシーンに、とびきりポップでキャッチーなサウンドと共に現れたのがザ・クークスです。
デヴィッド・ボウイの曲名から名付けられたという逸話も、彼らの音楽的ルーツを物語っていますよね。
2005年7月にリリースされ、UKチャートで35位を記録した記念すべきデビュー曲は、後のプラチナ・アルバム『Inside In/Inside Out』へとつながる快進撃の第一歩となったのです。
この楽曲の魅力は、軽快なギターが生み出す弾むようなリズム感と、フロントマン、ルーク・プリチャードさんの少し気取ったような歌声が織りなす極上のポップセンス!
それでいて歌詞では男性の切実な悩みをユーモラスに歌い上げてしまうという、一筋縄ではいかない彼らの感性が光ります。
気分を上げたい休日のドライブなどにぴったりな、バンドの初々しい魅力が詰まった名曲ではないでしょうか。



