偉人たちの胸を打つひとこと名言|心に深く刻まれる言葉集
積み重なる歴史の中、生まれてくる名言。
その言葉の奥底には言葉を発した人物の思いがこめられていたり、生き方そのものを表していることも多いですよね。
先人の知恵のようなたくさんのヒントが詰まった言葉に人生を救われるなんて場合もあると思います。
自分には見えない角度や、経験から生まれた貴重な言葉。
そんなステキな言葉の中でも「シンプル」だったり「ひとこと」な名言に着目してピックアップしました!
人物像やその言葉の由来を知ると、きっとより愛着もわいてくると思います!
日々生きる力になりますように!
偉人たちの胸を打つひとこと名言|心に深く刻まれる言葉集(1〜10)
守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない羽生善治

中学生という若さで将棋のプロ棋士となり、その後将棋界のレジェンド的存在となった羽生善治さん。
永世七冠の達成、国民栄誉賞の授与など、数々の栄誉を持つ羽生さんの名言として「守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。
守りたければ攻めなければいけない」というのがあります。
常に将棋に真剣に向き合い、勝負をかけてきた方ならではの体の奥底から湧き上がる闘志のようなものを感じるこの言葉。
確実性を求めて守りに入っても何も進めないままで結局負けになってしまうから、守るためにも攻めていくことが大切なんだと、さまざまなことで戦う全ての人の背中を押すような言葉ですね。
人生で大事なものはたったひとつ。心です。高倉健

『鉄道員』や『幸せの黄色いハンカチ』など、印象的な数々の作品に出演した日本を代表する名優、高倉健さん。
彼の名言として「人生で大事なものはたったひとつ。
心です」というのがあります。
さまざまな役を経験し、さまざまな人生を演じ、人の心に触れてきたからこそ思われたことなのかもしれません。
1人の人間として生きるにも、演技で役の人生を生きるにも、心は必ず大切にしなければいけない。
高倉健さんの俳優魂の一片を感じさせるような言葉です。
憧れるのをやめましょう大谷翔平(野球選手)

2023年のWBC決勝の試合前に、大谷翔平選手がチームメンバーに向けて放った一言です。
対戦相手のアメリカチームにはメジャーリーグで活躍する名選手がたくさん居るが、彼らに憧れるのをやめようと語ったのです。
その言葉の中には、「憧れていては勝てない、今日は勝つことだけに集中しよう」というメッセージが込められていました。
この言葉は、メジャーリーグで活躍している大谷選手だからこそ言えた言葉であり、彼が言ったからこそ説得力を持つ名言ですね。
ハングリーであれ、愚かであれスティーブ・ジョブズ

Appleを創りあげた1人である、スティーブ・ジョブズさん。
彼の有名な名言に「ハングリーであれ、愚かであれ」というものがあります。
英語で表すと「Stay Hungry. Stay Foolish.」です。
ハングリー、つまり貪欲であること、そして愚かであることが大切なんだとしたこちら。
この精神があったからこそ、彼はいくつもの革新的な製品を生み出せたのかもしれません。
いつでも何に対しても貪欲に、そして凝り固まった価値観などに左右されずに何ごとにも取り組み、研究をし続けてきたからこそ、Appleの成功が生まれたのでしょう。
希望とは、我々を成功に導く信仰ですキュリー夫人

放射能を研究し、二度もノーベル賞を受賞した、キュリー夫人の名で知られるマリー・キュリー。
彼女の名言として挙げられるのが「希望とは、我々を成功に導く信仰です」です。
彼女の研究はがんの治療にも役立てられ、現代にもつながっています。
女性の研究者がほとんどおらず、研究することすら大変だった時代でも、彼女はこの信念を持って研究を続けていたのかもしれませんね。
希望をかなえるために、希望を強く持つ、自分や自分のやっていることを信じることが、成功をえるためには大切なことなのだと教えてくれているようですね。
雲の上だと思っていたら勝てませんから、勝負の上では平等ですNEW!藤井聡太

羽生善治さんも日本の将棋界で有名ですよね。
羽生善治さんとの対局でのインタビューで出た名言も、勝負の世界で生きていると感じさせられる言葉です。
「雲の上の人」と羽生さんのことを表現したインタビュアーに対して、名言となった藤井聡太さんらしい返答をされていますね。
たしかに、結果が出ていない状態では自分よりも格上の方でも平等です。
また、戦う前から「自分よりも強い」と思い込んでいては、気持ちで負けてしまうこともあるかもしれません。
目標に向かって頑張っている方に向けた、心のあり方とも思える名言ですね。
せっかく神様がいるのなら一局、お手合わせをお願いしたいNEW!藤井聡太

「将棋の神様がいるとしたら何をお願いしますか?」という質問に対し、藤井聡太さんはこのように答えました。
日々将棋の事をお考えなのがよく分かる言葉ではないでしょうか。
また、さらに将棋に対して理解を深めたい、神様がどう将棋を指すのか知りたいという探究心も感じますね。
藤井聡太さんといえばその実力は言わずもがな。
しかしそこで満足せず、さらなる高みを目指すその姿勢には心を打たれます。
楽をしたくなった時は、ぜひこの言葉を思い出してみてください。
勝つためには最善に近づくことしかないNEW!藤井聡太

藤井聡太さんの実力は確かなものですが、だからと言って毎回勝てるわけではありません。
将棋にかぎらず絶対に勝てる勝負はないですし、一つの悪手で流れがガラッと変わる事もあるでしょう。
勝つためにはどれだけ最善を尽くせるか……それはとても難しい事ですが、どんな状況でも自分の中にある一番を出していく事が大切です。
たとえ間違えたり失敗しても、この言葉を思い出して最後まで諦めずに戦い、ぜひ勝利をつかんでくださいね。
強みは自分では分からないというか、人と比べて意識しないNEW!藤井聡太

藤井聡太さんの将棋をしている姿勢からは、将棋を楽しんでいるイメージがありますよね。
将棋で勝つことにだけ重点をおかずに、自分が将棋で強くなりたい気持ちの方が強いそうです。
周りの人の将棋のうまさを気にするよりも、純粋に楽しむ気持ちで将棋に挑んでいるのかもしれません。
勉強や仕事なども、結果に追われてばかりだとつまらない気持ちになりますよね。
自分がこうしたいという気持ちを持って、努力を重ねてきたことが、彼の強さなのかもしれませんよ。
負けたことが許せないというより、自分の弱さを痛感させられるNEW!藤井聡太

一生懸命頑張ったけれど、よい結果ではなかったこともありますよね。
ついつい、結果だけを見て判断してしまいますが、自分が弱いことも知ることになります。
自分を客観的に見つめて弱さを認めることは、つらくしんどいことです。
ですが対極を通して、自分の将棋の力量を真摯に受け止めてきたからこそ、現在の藤井聡太さんがあるのかもしれませんね。
ちなみに、高校2年生でこの発言をしているそうですよ。
中学生からプロとして将棋で戦ってきたからこその名言です。