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4歳児の楽しいサーキット遊び。平均台やマットなどの運動遊び

4歳児になると歩いたり走ったりする速度を自分でコントロールし、スキップやけんけんなど複雑な体の動作もできるようになります。

運動機能が大きく成長するこの時期に、思いっきり体を動かす遊びを取り入れたいと考えている先生方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は4歳児にオススメのサーキット遊びのアイディアを紹介します。

鉄棒や跳び箱、マットなどを活用するものから、動物になりきったり、危険を回避したりしてイメージの世界を楽しみながら体を動かせるものまで、4歳児の発達にぴったりのサーキット遊びのアイディアが大集合!

屋内でも屋外でも楽しめるものばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね。

4歳児の楽しいサーキット遊び。平均台やマットなどの運動遊び(1〜10)

クモの巣くぐり

張りめぐらされた糸の間をすり抜けるクモの巣くぐりです!

鉄棒にこん包用テープなどをランダムに巻き付け、その間をくぐって遊びます。

体のどの部分から入るか、どの糸と糸の間に足を通すかは子供たちの自由。

体の柔らかい子であれば、大人が到底まねできないとんでもない姿勢でくぐりぬけてしまうかもしれませんね。

夢中になるあまり、無理な姿勢をとって体を痛めてしまわないよう、近くで見守ってください。

先生方がお手本を見せる際は、ギックリ腰などにご注意くださいね!

鉄棒

【3〜5歳児】運動能力を鍛えよう回遊サーキット!
鉄棒

鉄棒の技もいろいろあるので、鉄棒で運動するときに前回り1回、などどきめてしまわずいろいろな技を自由に楽しめるようにしましょう。

他の人がしている技を見ることによって、自分の技が広がりますし、新たな技を思いつくこともあるかもしれません。

また、あまり知られていない技で、つばめ、や布団干しなどもありますので、知らない技を保護者の方や先生が折に触れて説明するのもいいかもしれません。

とにかく鉄棒と仲良くなり、いろいろなことをしたいと思うことが大切ではないでしょうか。

トンネル遊び

保育雑誌ひろば2017年12月号「運動あそびの時間だよ!~ワクワク!ドキドキ!!トンネル遊び! Part2」
トンネル遊び

子供たちは体を動かす遊びが大好きですよね。

保育園、幼稚園にあるいろいろなものを使ってトンネル遊びをやってみましょう!

新聞紙をくり抜いたものや跳び箱の枠を使って、縦向きや横向きなど変化をつけてもいいですね。

ヒモやナイロンの袋など、いろいろなものでたくさんのトンネルを作って障害物競走のようにしてみても子供たちが喜びそうです。

4歳児の楽しいサーキット遊び。平均台やマットなどの運動遊び(11〜20)

ジャンプできる?危険ゾーン!

子供たちは、スリルがある遊びが大好きですよね。

サーキット遊びにも、危険区域をつくってスリル満点のストーリー仕立てにしたら、いつもよりさらに盛り上がりますよ。

例えば障害物の間に、サメなどのイラストを配置してみてはいかがでしょうか。

「この島から島へは、ピョンピョンと跳び越えていこうね」「あっ、危ない、サメだ!」などと声をかけると、興奮しつつ大きく体を動かしてくれるはずです。

事前に何かこわいものが出てくる絵本を読んで、そのキャラクターを使ってもいいですね!

型に合わせて進んでジャンプ!

足型イラストを描いた紙を配置すると、裸足で遊ぶ子供たちにとって目を引く、親しみやすいサーキットになりますよ。

左足、右足、と、イラストに合わせて進んでいけば「けんけんぱ遊び」のようになり、運動神経の向上にも役立ちそうです。

最近では「けんけんがうまくできない」という子供も増えているので、あえて片足で進むコマをたくさん作るのもいいですね。

もちろん、クラスに合わせて調整したり、他のアイテムを組み合わせるのも自由。

紙は足が滑らないよう気をつけて貼ってくださいね!

網くぐり

床に張り付く網の中を進んでいく網くぐりは、足腰を鍛えるのにピッタリなサーキット遊びです!

ほふく前進がつらい運動であることは、大人の方なら想像がつくはず。

体重の軽い子供たちの方が上手にできそうな気がしますが、全身運動であることに変わりはありません。

ボールを持ったまま進んだり、ものを引っ張りながら進んだりすれば、自分以外のものが引っかかることにも気を配らなければならないため、より難易度が上がりますよ!

牛乳パックの一本橋

たくさんの牛乳パックを並べて、その上を歩いて遊ぶサーキット遊びです。

牛乳パックは上に乗ってもつぶれないよう、中に牛乳パックを折りたたんで詰めたり砂を詰めるなど工夫してください。

一列に並べて敷き詰めていき、たまには2段重ねにしてコースを作りましょう。

子供たちにはその上を歩いてもらってゴールを目指してもらいます。

まるで迷路やダンジョンにチャレンジしているようなので、子供たちにもきっと喜んでもらえると思います。