4歳児の楽しいサーキット遊び。平均台やマットなどの運動遊び
4歳児になると歩いたり走ったりする速度を自分でコントロールし、スキップやけんけんなど複雑な体の動作もできるようになります。
運動機能が大きく成長するこの時期に、思いっきり体を動かす遊びを取り入れたいと考えている先生方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は4歳児にオススメのサーキット遊びのアイディアを紹介します。
鉄棒や跳び箱、マットなどを活用するものから、動物になりきったり、危険を回避したりしてイメージの世界を楽しみながら体を動かせるものまで、4歳児の発達にぴったりのサーキット遊びのアイディアが大集合!
屋内でも屋外でも楽しめるものばかりなのでぜひ参考にしてみてくださいね。
4歳児の楽しいサーキット遊び。平均台やマットなどの運動遊び(1〜10)
とび箱

いろいろな運動を組み合わせて周回するサーキット運動ですが、同じ仕掛けを作っても個人によって内容を選べるように変えてみてもいいかもしれません。
たとえば跳び箱の場合、上にのって飛び降りる、飛び越えるなどです。
ほかにも自分で編み出したいろいろな技を好きにすることで楽しみが増えますし、人がやっている技を見て自分の知らない技を知ることにもなるでしょう。
新しい技を考えることは脳のトレーニングにもなります。
選択肢を設けることでストレスを感じず運動が楽しめます。
マット遊び

遊具をつなげて、いくつかの運動をしていくサーキット遊びは、変化に富んだ運動をすることによって、飽きずに運動が楽しめます。
こちらでは、マットだけを使ったサーキット遊びを紹介します。
まずは段差の部分にマットを斜めにしておいた、マットの壁のぼりです。
よじ登る力がつきます。
次は跳び箱からマットにジャンプです。
壁のそばにマットを敷き、壁を足で歩く逆立ち歩き、そして傾斜をつけたマットで滑り台など、工夫次第でいろいろな運動ができますよ。
プールスティック渡り
https://www.instagram.com/p/CmLQOZav88j/プールの時期に大活躍のプールスティックは、発泡ポリエチレンでできた軽さとカラフルな見た目が、サーキット遊びにもぴったりですよ。
カッターなどでサクサクと切れるので、使い勝手がよいのもポイントです。
縦半分に切って、カットした面を下に置くと、半円形の上部分をバランスを取りながら歩いて行くのも楽しく、盛り上がります。
やわらかな質感が足裏にも心地よく、「青のところまで行ってみよう」「赤のところからスタートね」など目印になるのもいいですね!
段ボールのキャタピラー

つなぎ合わせた段ボールが、中に入って遊べるキャタピラーに大変身!
大きめの段ボールを用意し、テープでつなぎ合わせるだけで手軽に作れます。
数個用意してリレーやレースを開催するのもオススメですよ!
膝をつきながら進んでいくため、擦ってけがをしてしまわないよう膝が覆われる服を着せてあげるとよいでしょう。
また、中に入っている子供は前が全く見えないので、壁にぶつかったりキャタピラー同士で衝突したりしないよう、しっかり見守ってくださいね。
平均台

バランスを取りながら進んだりポーズを決めたりする運動器具として知られる平均台。
幼稚園の運動会で使用される場合は、アレンジを加えて取り入れるのがオススメです。
正面から平均台を歩いて進むだけでなく、横向きでジャンプする障害物としても使えますよ。
ジャンプする回数を設定しておいて、達成したら先に進めるというもの。
なるべく高さの低い平均台を用意して、安全に取り組めるようにしましょう。
広くないスペースでも取り組める競技なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
けんけんぱ

けんぱは、昔から遊ばれている遊びですが、最近では道路で遊ぶのは危ない、などの理由からしたことがない子供も多いかもしれません。
しかし、この遊びは運動能力を高めるといわれており、足腰の筋力を向上させたり、体幹をきたえたり、片足立ちと両足立ちの判断能力や、リズム感を養ううえでもとってもオススメな運動なんです。
輪をつなげたり書いたりするほか、マス目をチョークで描いたり、運動場なら棒で描いたりして簡単に準備ができますので、ぜひ楽しんでみてください。
マットトンネル

マットとフラフープ3本を使って、楽しいトンネルが作れますよ。
このトンネルは天井がないので、子供があまり怖がらずにチャレンジしやすいです。
底が丸くなっているのでバランスをとる必要があり、体幹をきたえるヒントになります。
また、くぐっている間にフラフープを揺らすとますます楽しくなるというおまけもついています。
あるものだけですぐに作れて、片づけの手間もいらないので、オススメの遊びです。
ぜひ一度試してみてくださいね。






