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【5歳児向け】2月に読みたい絵本まとめ

2月の行事といえば、みなさんは何を想像するでしょうか。

節分やバレンタインデー、祝日であれば建国記念日でしょうか。

具体的なイベントより前に、寒さや雪景色のイメージが湧いてくる方もいらっしゃるかもですね。

さて今回ご紹介させていただくのは、5歳児さんにオススメな2月にまつわる絵本。

かわいらしい雰囲気の作品や大人も読んでためになるものまで幅広くピックアップしてみました!

ぜひ最後までチェックしていってくださいね!

【5歳児向け】2月に読みたい絵本まとめ

おにはそとせなけいこ

『ねないこだれだ』や『いやだいやだ』の絵本でおなじみの作者、せなけいこさんが手がけた鬼の絵本『おにはそと』。

豆まきの由来をやさしく教えてくれるので、節分の前に読み聞かせるのにもオススメの作品です!

節分の日に豆をまかれて逃げ出した鬼たちでしたが、ちび鬼が取り残されてしまいました。

しかし、ちび鬼は人間の子供たちと仲良く遊び始めるという内容。

作者独特のユーモアあふれるほのぼのとした貼り絵が、鬼の怖さをやわらげ、子供たちにもなじみやすい作品に仕上がっていますね!

保育園や幼稚園の節分のイベントの導入で取り上げるのにもぴったりでしょう。

カエサルくんとカレンダー文:いけがみしゅんいち/絵: せきぐちよしみ

2月ならまだまだ日めくりやカレンダーは新しいですよね。

枚数が多く残っているカレンダーはどこか希望にあふれているようでたくましい存在に思えます。

でもこのカレンダー、今の形になったのはいつごろだと思いますか。

太陽暦とか太陰暦とかは学生のときに勉強したような記憶も……。

カレンダーにはローマ皇帝の気難しさやわがまま、またエジプトに住む王女様との淡い恋話など、いろんなドラマが隠されているんですよ。

2月だけが短いわけ、30日と31日のある月の秘密など、だれかに話したくなるお話が詰まった1冊です!

鬼といりまめ文:谷真介/絵: 赤坂三好

節分の鬼の面、怖い表情やら楽しげな顔やら、鬼って描く人によって違った表情を見せてくれます。

この本『鬼といりまめ』に出てくる赤鬼はどちらかというと愛きょうのある顔。

本を手に取ったとき必ず「この赤は本物の赤色だ」と思うことでしょう。

あらすじは雨が降らなくて困っている農家のお母さん、「雨を降らせてくれたら娘を嫁にあげますよ」と天に向かって言うと鬼がやって来て雨を降らせてくれたのですが……。

ここまで話すと先が読みたくなりますよね。

豆まきしたあとにぜひ読んでくださいね!

あぶくたったさいとうしのぶ

さいとうしのぶさんの『あぶくたった』は、寒い季節にぴったりの絵本です。

わらべうたをテーマにした内容で、親子で一緒に楽しめる作品になっています。

絵本の中にはリズミカルな言葉遊びがちりばめられ、子どもたちの想像力を刺激します。

さいとうさんの温かみのあるイラストは、冬の情景を優しく描き出しています。

節分の季節に読むのもおすすめですよ。

この絵本を通して、子どもたちは日本の伝統的な遊びや歌に触れることができるんです。

読み聞かせの時間が、きっと楽しい思い出になりますよ。

おわりに

たくさんご紹介させていただきましたが、目に留まるものはあったでしょうか。

やっぱりというかなんというか節分、鬼が登場する絵本が多かったかと思います。

長く愛されている名作も、近年発表された新作も、どれもこれも魅力的!