遊びながら九九を覚えられるゲーム
覚えなきゃいけない、でも覚えるのがとても大変な九九。
毎日何度も呪文のように声に出してはいるものの、なかなか覚えられないというお子さんも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お子さんが楽しく九九を覚えられるゲームを紹介します!
パソコンやスマホで遊べるゲームやカードゲーム、体を動かしながら九九を覚えるゲームなど、さまざまなゲームを集めました。
「勉強」と思うとなかなか覚えづらいですが「ゲーム」だと思って取り組めば、楽しく九九の学習に取り組めます!
気になるゲームを見つけたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
遊びながら九九を覚えられるゲーム(1〜10)
かけ算すごろく

すごろくにかけ算を取り入れたその名も「かけ算すごろく」で九九の学習を楽しく行いませんか。
青3枚、赤3枚のカードにそれぞれ数字を書きます。
青赤どちらかのカードを2枚めくってかけ算をした数だけマスを進むことができます。
青に小さい数字、赤に大きい数字を書いてあるので、進むマスの数を調整することもできるかもしれません。
すごろくのシート自体を自分たちで作ってみるのも楽しいですよね!
高学年でも倍数や約数の勉強になるので、ぜひトライしてみてくださいね。
九九ぐるぐる

九九を覚えるゲームの中でも、なかなか独創的で視覚的にもおもしろいゲームがこちらの「九九ぐるぐる」です。
黒板などに円を書いていただいて、上から時計回りに0、1、2……9までの数字を均等に割り振った点を書き込みます。
準備ができたら、任意の段の九九の計算問題を暗唱して一の位から順に線で結んでいきましょう。
例として3の段であれば「3、6、9、2(12の一の位が1のため)……」といった形です。
最後まで線を結んでいくと、その段によってさまざまな模様が完成するのですね。
全ての段で模様を完成させると、同じ模様となる段が存在することが分かるはずです。
ステキな模様の完成を楽しみながら、九九の法則を学べてしまうという優れもののゲームですよ!
九九パンパン

手をたたいたり机をたたいたり、意味もなくリズムを取ってしまう行動ってお子さまだけでなく結構大人でもやってしまいますよね。
皆で手拍子してリズムがぴったり合ったりする気持ち良さは、子どもたちに集中力をもたらします。
そんな効果も狙えるこちらの『九九パンパン』は、先生が掛け算の計算問題を言って、答えの数だけ子どもたちが手をたたくといったもの。
たとえば「5×3」という問題であれば答えは「15」ですが、十の位を拍手で表現して一の位を机などをたたいて表現します。
つまりこの場合であれば拍手を1回、机を5回たたくわけです。
計算を解きながらリズムを取ることで、頭だけではなく体で掛け算が身に付くかもしれません!
ぜひ、親子でも試してみてくださいね。
遊びながら九九を覚えられるゲーム(11〜20)
九九ビンゴ

ビンゴゲームを利用して九九を覚える「九九ビンゴ」を学習に取り入れてみませんか。
まず、九九の答えをビンゴのマスに書き出していきます。
ビンゴのマスの数は3×3や5×5など習熟度合いによって変えることをオススメします。
九九をランダムに読み上げていき、子どもたちは答えを口に出しながら自分が書いた数字があったら〇をつけていきます。
最終的に縦、斜め、横のどれか1列がそろえばビンゴが完成です!
九九をある程度覚えた子どもたちにオススメですので、ぜひ楽しく遊んでみてくださいね。
頭のよくなる九九トランプ ククップカードゲーム

1人でコツコツ勉強するのは苦手……でも仲の良い友だちと一緒にゲーム感覚で楽しむのであれば続けられるかも、そんな方にぴったりの九九のカードゲームがこちらの『頭のよくなる九九トランプ ククップ』です。
題名に偽りなし、まさにトランプのようにカードゲームを通じて九九を学べる内容となっており、それぞれ特徴のある「九九かるた」「九九つなぎ」「九九バトル」「九九大逆転」といった4つのゲームを楽しめます。
細かいルールは動画で紹介していますから参考にしていただききたいのですが、1対1の親子でも複数の子どもたちのグループでも楽しめるのが良いですね。
カードゲームの特性を生かしながら熱中することで自然と九九を学べるように工夫されていますから、大人の皆さまも頭の体操に子どもたちと楽しんでみてはいかがでしょうか。
さんすう計算問題の練習PCゲーム
九九の練習にゲーム感覚で遊べる練習問題を学習に取り入れてみませんか?
順番に九九を覚えるのは基本ですが、順番がバラバラでも答えられるようになれるPCゲームですよ!
1の段から9の段までのほか、学校によっては12の段まで教えてもらう場合があるので、1~12の段を選べるようになっています。
解答を間違えてしまうと、先に進めないのでがんばって正解を導き出しましょう!
正解にかかった時間もカウントしてくれるので、早さを競って遊んでも楽しいですよね。
九九相撲

スマホやタブレットがなくても、ゲーム感覚で九九を学ぶ方法は多く存在します。
こちらの『九九相撲』はタイトルにもあるように、相撲のように子どもたちが2人で向き合い、先生やご両親が相に撲でいう行司の役目を務めていただき、本当の相撲のように「はっけよい、のこった」と掛け声を発し、そのタイミングで事前に用意した掛け算の計算問題が書かれたカードを子どもたちに見えるように掲げます。
いち早く正解を答えた子どもの勝ち、というシンプルなものではありますが、工夫次第でトーナメント戦にしてみたり、団体戦を開催してみるなど大いに盛り上がるイベントとして楽しめますよ。
大人の皆さまも、ぜひ子どもたちと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。