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【カリスマロックシンガー】清春の魅力と名曲

カリスマ、というとロックでもよく使われる言葉で、日本にもそれに該当する人は数多くいます。

矢沢永吉氷室京介、YOSHIKI、hide、hyde、吉井和哉、布袋寅泰、大槻ケンヂ、尾崎豊忌野清志郎……

挙げるとキリがないのですが、どの方も立ち振る舞いや言動一つ一つに強烈な個性があり、今もなお半ば神格化されるような形で熱狂的なファンと圧倒的な支持があります。

私もそんなカリスマに魅せられた人間の1人です。

さて、そんなカリスマと呼ばれる日本のロックアーティストの中で、今回は90年代のビジュアル系シーンから登場し、今なお絶大な影響力を持つボーカリスト「清春」を紹介できればと思います。

ソロ

ナザリー

2016年のアルバム「SOLOIST」に収録されたナンバーです。

このアルバムは清春というアーティストの今を物語る作品で、アップテンポの曲は少なく、ギラついたロックシンガーという雰囲気はあまりしないです。

かつて自分の歌詞を「歌詞の中に絶対的に相手がいる」と語った清春ですが、歳を重ねるごとにその傾向は強まっている気がします。

非常に不思議な言葉の並べ方をしていて、それがまた魅力につながっている1曲です。

the SUN

イントロのギターが非常に格好いいナンバーで2012年のアルバム「UNDER THE SUN」に収録されています。

今の清春がグラムロック的なことをやるとこうなるのか、と魅せてくれるナンバーで妖艶で大人なロックというものを身をもって示してくれています。

この曲、PVが非常に格好良く、女性のリズム隊はもちろん、ギターはあのLUNA SEAのINORANがPV上で共演しており、そのあまりのオーラに90年代のビジュアル系にどっぷりつかっていた私には本当にたまらない映像に仕上がっています。

清春の活動はロックバンドからより成熟したそろのシンガーへと変わっていきましたが、その活動スタイルは若いファンがどうしても中心のビジュアル系、というジャンルにおいてどのように活動を続けていくのかという1つのモデルケースになっているような気がします。

思えば「ロックとはスリリングでありそれでいて非常にグラマラスなもの」そう私に教えてくれたのは清春の存在が大きかったと思います。

始めて知ったときから今まで清春という存在はカリスマとして私の中に君臨し続けるのでしょう。

ライタープロフィール

ライター

アセイ

中学二年のとき、LUNA SEAの再結成ライブに衝撃を受け、音楽、特に90年代のV系にのめり込む。

同じ音楽が語れる友達も出来ないままその後大学生になり、スタジアムからライブハウスまで様々な場所に通いつめ、現在に至る。

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