ACジャパンのCM。おもしろい演出から心に刺さるメッセージまで
マナーや交通ルールの啓発、さらには地域の魅力を発信するなど、私たちの生活の周りのあらゆる事柄をアピールしているACジャパン。
テレビを見ているとACジャパンのCMってよく目にしますよね。
シリアスな雰囲気のものから柔らかい印象の親しみやすいCM、さらにはユーモアがあっておもしろいCMまでさまざま。
この記事では、これまでに放送されてきたACジャパンのCMを一挙に紹介していきますね。
この機会にぜひ歴代CMもご覧ください。
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ACジャパンのCM。おもしろい演出から心に刺さるメッセージまで(21〜30)
ACジャパン「こどものみかた」篇NEW!

小学生の工作展示のシーンを用いて、親子のコミュニケーション不足の解消を訴求するCMです。
一見何かのオブジェかなと思いきや、光が当たって背景にできた影を見てみると、そこには2人の人が浮かび上がりました。
親は子供たちが思っていることを簡単には把握できず、しっかりとコミュニケーションを取ることで見えてくるものがあるんだというメッセージが感じられますね。
独創的なアイデアが光るこちらのCMは、尚美学園大学の学生による応募作品です。
ACジャパン「命懸けの行列」篇NEW!

「命懸けの行列」篇と題されたこちらのCMでは、「最後尾」と書かれたプラカードを持った男性が映されており、その前になんと8億人もの人が並んでいると紹介されます。
実はこの列に並んでいるのは、今日を生きていくための食料を待っている人たちなんだそう。
日本に暮らしているとなかなか気づけないかもしれませんが、世界にはこれほどたくさんの方が飢餓に苦しんでいるんですね。
CMの終盤では国連WFP協会の活動に協力することでこの現状を少しでもいい方向に導けるんだと語られます。
考えるキッカケになるCMでありながら、非常にキャッチーで印象的なCMですね。
ACジャパン「家族の形が変わっても」篇NEW!

お父さんが突如亡くなってしまった家庭を通して、あしなが育英会のことを紹介するCMです。
CMに登場するのは母親と2人の子供たち。
母親は1人で父と母の2人分の役割を担い、長男は妹の面倒を見て父親のような役割を担うなど、家族が支え合って暮らしている様子が描かれています。
このCMに登場する家族のように、突如家族の形が変わってしまっても子供たちをしっかりと育てていけるようにするためにあしなが育英会があるということがよくわかるCMに仕上がっていますね。
ACジャパン「少し前へ・・・」篇NEW!

ヤングケアラーとして母親を支えていた男の子が大人になり、やがて母親がこの世を去ったあとの様子が描かれています。
この男性は母親が他界してからは喪失感と「自分だけ生きていていいのか」という思いで苦しんでいました。
しかし、ヤングケアラーをサポートする集まりに参加し、胸の内を語ることで周りから温かい言葉をもらいます。
こうして少しずつ自分の人生を生きられるように歩みを進み始めたのです。
ヤングケアラーのサポートを社会全体でしていかなければならないと訴求するCMでした。
ACジャパン「白紙の未来」篇NEW!

今ある仕事の約半分が近い将来にはAIに担われる可能性があるという衝撃的なセリフから始まるこちらのCM。
ここまでだとショッキングで暗い内容のCMなのかと思いきや、CMタイトルは「白紙の未来」篇。
つまり、AIに任せられる仕事が増えた分、今までにはなかった新たな仕事が生まれてくるだろうという希望に満ちたメッセージが語られるCMなんです。
未来がより希望に満ちて楽しみになるようなCMですね。
ACジャパン「私に違う人生があることすら知らなかった」篇NEW!

女の子たちが差別を受け、可能性を奪われている状況を解決するためのNGOであるプラン・インターナショナル・ジャパンを紹介するCMです。
差別を受けている本人は、差別を受けていることやそれによってさまざまな制限を受けていることに気づけないでいるということが語られ、そうした人たちを支援する方法があることが紹介されています。
世界のどこかで困っている誰かを助けられるキッカケの一つになるようなCMですね。
ACジャパン「聞こえてきた声」篇NEW!

マンガのように、イラストと吹き出しで構成されたこちらのCMは、無意識に持っている偏見について考え直そうと啓蒙するCMです。
赤ちゃんの世話をするシーンから始まり、会社の経営者のスピーチ、家族のご飯を用意するシーンなど、さまざまなシーンが続きます。
CMの中ではそれらのシーンがイラストと吹き出しのみで描かれていきますが、CMの最後にそれらのセリフが男女どちらの声でイメージされたかを尋ねられます。
無意識のうちにジェンダーロールを決めつけて、「このセリフは男性のものだ」「こっちは女性のものだ」とイメージしていたかもしれませんね。
そうした偏見について考えるキッカケとなるCMです。





