【初級~中級向け】ピアノで弾きたい!バッハのおすすめ曲まとめ
「音楽の父」とも呼ばれるヨハン・ゼバスティアン・バッハが活躍したのは、ピアノが普及する前のバロック時代。
つまり、バッハ自身はピアノのための曲を作曲しておらず、現在ピアノで演奏されているバッハ作品のほとんどが、チェンバロ用の楽曲なのです!
複数のメロディラインが重なり合って構成されたバロック時代のポリフォニー音楽は、一見難しいと思われ敬遠されがちですが、実はバッハの作品になかにも比較的難易度が低く取り組みやすい作品が数多く存在します。
そこで本記事では、ピアノ初心者から中級者の方にオススメのバッハ作品をピックアップ!
バッハの音楽が好きな方や、バロック音楽に挑戦してみたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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【初級~中級向け】ピアノで弾きたい!バッハのおすすめ曲まとめ(21〜40)
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 BWV846 前奏曲J.S.Bach

『平均律クラヴィーア曲集』は、24調の楽曲が1巻、2巻それぞれに収録された、鍵盤楽器のための作品集です。
第1巻 第1番の前奏曲は、シャルル・グノーの代表作品『アヴェ・マリア』の伴奏としても有名であり、この曲集のなかでもっとも親しまれている曲といえます。
和音の移り変わりが自然で美しく、非常に穏やかな曲調で、旋律が複雑に入り組んだ作品が多い『平均律クラヴィーア曲集』のなかでも、比較的取り組みやすい1曲!
ゆったりとしたテンポで、横の流れを意識しながら演奏しましょう。
カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992J.S.Bach

鍵盤楽器のために書かれた『カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992』は、ヨハン・セバスティアン・バッハの初期の作品のなかでも非常に有名な曲の1つ。
全6楽章からなり、各楽章には『旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉』などの印象的な副題が付けられています。
全曲通しで10分ほどかかるため、まずは1楽章ずつチャレンジするのがオススメ!
ストーリー性のある魅力的な作品なので、きっと自然に「他の楽章も弾いてみたい!」という思いが湧いてくるはずです!
おわりに
今回はバロック時代を代表する偉大な作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハの作品のなかから、初心者から中級者でも演奏しやすい作品を選んでみました。
古典派やロマン派時代の作曲家によるピアノ曲を好んで弾いている方であれば、バロック時代の楽曲は非常に新鮮に感じられることでしょう。
「音楽の父」であるバッハの音楽を理解することは、すなわち音楽の歴史そのものに触れるということ。
今回ご紹介した作品も参考にしながら、ぜひ一度チャレンジしてみてください!