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ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選

「ピアノ初心者のうちは有名な曲なんて絶対に弾けない!」と思い込んでいませんか?

実は、クラシック作品の中には、ピアノを練習し始めて間もない方でも挑戦しやすい名曲がたくさんあるんです。

そこで本記事では、ピアノ初心者の方にオススメのクラシック作品をピックアップ!

バロックから近現代まで、幅広い時代のピアノ曲や管弦楽作品のピアノ編曲版をご紹介します。

一部分のみ取り出して弾くもよし、テンポを落としてゆっくり弾くもよし、ご自分に合った方法で名曲の演奏を楽しんでみてください!

ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選(21〜30)

組曲『鏡』 第2曲-悲しげな鳥たちMaurice Ravel

Collard plays Ravel ‘Miroirs’ – 2. Oiseaux Tristes – Très lent
組曲『鏡』 第2曲-悲しげな鳥たちMaurice Ravel

芸術家仲間であったピアニストのリカルド・ヴィニェにささげられた、全5曲からなる組曲『Miroirs』。

その第2曲にあたる本作は、1906年1月にヴィニェの演奏で初めて披露されました。

モーリス・ラヴェルが描いた「夏の暑い日、暗い森で迷子になった鳥たち」という情景を題材としており、もの悲しいさえずりが静寂のなかで響き渡る、幻想的な世界に引き込まれるような一曲です。

本作は、繊細なタッチで多彩な音色を表現したい方にぴったり。

ペダルで響きを巧みにコントロールし、情景を豊かに描く練習にもなるので、ラヴェルの絵画的な音楽にじっくりと向き合ってみてくださいね。

インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773J.S.Bach

バッハ / インヴェンション No.2 ハ短調 ( J.S.Bach: Two-Part Invention No.2, in C minor BWV 773 )
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773J.S.Bach

『インヴェンション』の第2番として知られるこのハ短調の作品は、バロック時代の対位法技術が凝縮された魅力的な1曲です。

1723年にまとめられた教育的作品集の一部で、右手と左手が2小節ずれてカノン形式で対話する構造となっています。

短い作品ながら声部の入れ替わりや転調も含まれ、演奏者には各声部の独立性とバランスが求められます。

ハ短調という調性が生み出す内省的で厳格な雰囲気も印象的で、単なる練習曲を超えた芸術性を持っています。

対位法の美しさを学びたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方におすすめです。

技術的な挑戦と音楽的表現力を同時に養える、学習者にとって貴重なレパートリーとなるでしょう。

フランス組曲 第3番 BWV 814 メヌエットJ.S.Bach

『バッハ:フランス組曲 第3番 メヌエット』(Bach, French Suite No.3 Menuet, BWV 814)(ピアノ楽譜)
フランス組曲 第3番 BWV 814 メヌエットJ.S.Bach

優雅で洗練された舞曲の魅力が詰まったこの楽曲は、1722年から1725年の間に作曲された組曲の一部として親しまれています。

三部形式で構成され、流れるような美しい旋律と内省的で繊細な表現が絶妙に対比されており、演奏者は多彩な音楽性を発揮できます。

バロック時代の装飾音やアーティキュレーションの理解が求められるものの、技巧的な難易度は比較的抑えられているため、音楽的な表現力や感性を重視して演奏に取り組みたい方におすすめです。

教育現場でも広く取り上げられており、演奏技術と音楽性の両面を養う重要なレパートリーとして活用されています。

3つの幻想曲あるいはカプリース 作品16 第1曲 イ短調/イ長調 MWV U 70Felix Mendelssohn

1829年夏に書かれた情緒が豊かなピアノ小品です。

アンダンテで始まる内省的な旋律と、アレグロ・ヴィヴァーチェの軽快な部分が印象的な楽曲になっています。

冒頭部分は抒情的で優美な表現が求められ、中間部では躍動感のある華やかなパッセージが展開されます。

古典的な構成と、ロマン派らしい感性が見事に調和した本作は、メロディアスな印象も手伝って、親しみやすく弾きやすい作品となっています。

練習を重ねることで必ず演奏できるようになる楽曲なので、ピアノ愛好者の皆様におすすめです。

ロンド・カプリチオーソ ホ長調 作品14, MWV U 67 第1番 アンダンテFelix Mendelssohn

優雅で抒情的なアンダンテから始まり、軽快で繊細なプレスト部分へと展開するメンデルスゾーンによる作品は、15歳という若さで原形が作られた傑作です。

アンダンテ部分では透明感のある美しい旋律が歌い上げられ、まるで無言歌のような親しみやすさを感じさせます。

プレスト部分では軽やかなパッセージが躍動感に溢れ、まるで精霊たちが踊るかのような雰囲気を醸し出しています。

本作は難易度の面でも取り組みがしやすく、シンプルな構造と美しい旋律は、クラシック音楽にこれから親しもうとする人にぴったりです。

ゆっくりとしたテンポから練習を始めれば、着実な上達を実感できる素晴らしい作品となっています。